2012年9月17日

ラフマニノフ:ここは何と素晴らしいところ
ドヴォルザーク:わが母の教え給いし歌
カディス:カディスの娘たち
シベリウス:春はいそぎ過ぎゆく
シベリウス:日の出
シベリウス:それは夢か
R.シュトラウス:子守歌作品41-1
マーラー:だれがこの歌を作ったのだろう(「子供の魔法の角笛より)
コルンゴルト:マリエッタの歌(歌劇「死の都」より)
グリーグ:山の娘作品67
カノ:エピローグ(歌劇「月」より)
サン=サーンス:あなたの声に心は開く(歌劇「サムソンとデリラ」より)
カントループ:野原の羊飼いのおとめ/女房もちはかわいそう(「オーヴェルニュの歌」より)
ワイル:私はあなたを愛していない
エターナル・ストーリー
エターナル・ストーリー(トランペット演奏用カラオケ)
エターナル・ストーリー(カラオケ)
トランペット:ティーネ
CD:EMIミュージック・ジャパン TOCE-90231
トランペットのティーネは、ノルウェー、オスロ生まれ。クラシック・ソリスト、アンサンブル・リーダーそしてジャズ・ミュージシャンとして多彩に活躍。7歳からトランペット演奏を始め、若手トランペッターをリードする存在。クラシック・ソリストとして、ウィーン交響楽団、ウィーン室内管弦楽団、チューリヒ室内管弦楽団、シュトゥットガルト室内管弦楽団などと共演。彼女のデビュー・アルバム「トランペット協奏曲集」は、ノルウェーの新聞主催の「Classical Recording of the Year」を獲得。2007年ノーベル賞のオスロでのガラ・コンサートでのオープニングを務める栄誉をにない、世界中でTV放送される。ヨーロッパの数々のフェスティヴァルにも出演し、今シーズンはフランス・デビュー、カーネギー・ホール・デビューが予定されている。
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2012年9月14日

シューベルト:交響曲第3番
交響曲第4番「悲劇的」
指揮:デイヴィッド・ジンマン
管弦楽:チューリヒ・トーンハレ管弦楽団
CD:ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル SICC1555
指揮のデイヴィッド・ジンマンは、1936年アメリカ生まれ。1961年から1964年までモントゥーの助手を務めた。1965年から1977年までオランダ室内管弦楽団の首席指揮者。1974年から1985年までロチェスター・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督。1979年から1982年までロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者を歴任。1985年から1988年までボルチモア交響楽団の音楽監督。1995年からチューリヒ・トーンハレ管弦楽団音楽監督に就任し現在に至る。このCDは、ジンマンが取り組み始めたシューベルト交響曲全集の1枚で、第7番「未完成」、第1番&第2番に続く第3弾は、シューベルトの若書きの大作である交響曲第3番と第4番「悲劇的」。若きシューベルトが渾身の力を込めて描き上げた、対照的な作風を見せるこの2曲から、ジンマンがどのような演奏を見せるのか。いずれもジンマンにとって初録音となるだけに興味深い。
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2012年9月10日

モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番「ジュノーム」/第21番
ピアノ/指揮:内田光子
管弦楽:クリーヴランド管弦楽団
CD:ユニバーサル ミュージック UCCD‐1329
内田光子のピアノ/指揮とクリーヴランド管弦楽団のモーツァルトピアノ協奏曲共演シリーズの第3弾。第1弾は、グラミー賞を受賞して話題となった。内田光子は、静岡県熱海市生まれ、現在英国籍のピアニスト。12歳で渡欧。1961年からオーストリアのウィーン音楽院(現:ウィーン国立音楽大学)で学ぶ。1970年のショパン国際ピアノコンクールで第2位銀賞。1973年のルツェルン音楽祭でのクララ・ハスキル・コンクールで第2位。1971年、ロンドン・デビュー。1972年に拠点をロンドンに移す。1982年、東京とロンドンで開催したモーツァルト「ピアノ・ソナタ連続演奏会」で一躍脚光を浴びる。以後、ルツェルン音楽祭などの世界的音楽祭への参加など世界的な活躍を見せる。2009年、大英帝国勲章第2位、デイムの称号を授与された。
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2012年9月07日

モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番/第21番
ピアノ:田部京子
指揮:下野竜也
管弦楽:紀尾井シンフォニエッタ東京
録音:2012年3月14~15日、上野学園 石橋メモリアルホール
CD:日本コロムビア COGQ-60
ピアノの田部京子は、1984年、高校在学中に第53回日本音楽コンクールに最年少で第1位。 東京藝術大学に進学し、1988年より文化庁在外派遣研究員としてベルリン芸術
大学に留学、同大学、大学院を首席で卒業。ベルリン留学中にシュナーベル・ピアノコンクール第1位など数々の国際コンクールで入賞を果たす。 1997年4月、ニューヨーク・デビュー。2012年は、リサイタルデビュー20周年に当る。今回のモーツァルトのコンチェルトプログラムは、会場は、田部が教鞭を執る上野学園の石橋メモリアルホール。上野学園大学教授。 現在、東京とベルリンを拠点に幅広く活躍している。
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2012年9月06日

レスピーギ:交響詩「ローマの松」「ローマの噴水」「ローマの祭」
指揮:飯森範親
管弦楽:東京交響楽団
録音:2012年1月7日、サントリーホール(ライヴ録音)
CD:オクタヴィアレコード OVCL‐00467
東京交響楽団のネット動画配信をCD化したもの。飯森範親は、1963年鎌倉市に生まれる。桐朋学園大学指揮科卒業後、ベルリンヘ留学。1989年からバイエルン国立歌劇場にてヴォルフガング・サヴァリッシュの元で修行を積む。1994年に東京交響楽団の専属指揮者となり、2004年より正指揮者に就任。山形交響楽団ミュージック・アドヴァイザー兼常任指揮者経て、2007年より音楽監督に就任している。レスピーギ:交響詩「ローマの松」「ローマの噴水」「ローマの祭」 は、オーケストラの魅力を最大限に引き出した楽曲で「ローマ3部作」として親しまれている。
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2012年9月04日

指揮:グスターボ・ドゥダメル
管弦楽:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:2012年6月、ウィーン、「シェーンブルン宮殿夏の夜のコンサート」
CD:ユニバーサル・ミュージック UCCG1580
チャイコフスキー:歌劇「エフゲニー・オネーギン」からポロネーズ
ムソルグスキー:歌劇「ホヴァンシチナ」からペルシャの奴隷たちの踊り
ボロディン:歌劇「イーゴリ公」からダッタン人の踊り
ドヴュッシー:交響詩「海」(3つの交響的素描)
R.シュトラウス:楽劇「サロメ」から7つのヴェールの踊り
ポンキエッリ:歌劇「ラ・ジョコンダ」から時の踊り
ヒメネス:サルスエラ「ルイス・アロンソの結婚式」から間奏曲(アンコール)
“21世紀の若き巨匠”ロックな指揮者グスターヴォ・ドゥダメルとウィーン・フィルハーモニー管弦楽団が共演した初CD。2012年6月開催のウィーンの一大音楽イベント“シェーンブルン宮殿夏の夜のコンサート”をライヴ録音。テーマは「Dances and Waves」でドゥダメルにぴったりの選曲。ダイナミックかつ情熱的な指揮ぶりで全世界を魅了するグスターボ・ドゥダメル(1981年生まれ)は、ベネズエラ出身の指揮者。2004年、第1回グスタフ・マーラー国際指揮者コンクール優勝により脚光を浴びた。現在、ロサンゼルス・フィルハーモニック音楽監督、エーテボリ交響楽団首席指揮者、ベネズエラ・シモン・ボリバル交響楽団音楽監督というポストを兼任する傍ら、世界一流のオーケストラ、オペラ・ハウスに客演している現在最も注目される若手指揮者。2009年、「タイム」誌の「最も影響力のある世界の100人」に選出。2011年、「グラモフォン」誌の年間最優秀アーティストに選出。2011年度グラミー賞、最優秀オーケストラ・アルバムを受賞。
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2012年8月30日

ボーム:カヴァティーナ
バルモチン:小さなポエム(世界初録音)
ペトリ:トロイメライ(世界初録音)
ヴィエニアフスキ:華麗なるポロネーズ第1番
ウィルヘルミ:アルバムの綴り(世界初録音)
ポンセ:エストレリータ
ヴィエニアフスキ:スケルツォ・タランテラ
サン=サーンス:白鳥
シュレティアン:理想(世界初録音)
パラディス:シシリエンヌ
ワーグナー:天使(世界初録音)
サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン
マスネ:タイスの瞑想曲
ベディンガー:オード・エロティーク(世界初録音)
ボーム:カンツォーナ
ヴァイオリン:佐藤久成
ピアノ:田中良茂
録音:2012年1月5日,11日、2月21日、富士見市民文化会館キラリふじみ(埼玉県)
CD:イヤーズ&イヤーズクラシックス
ヴァイオリン佐藤久成は、東京芸術大学附属音楽高校を経て、東京芸術大学卒業後、ヨーロッパに渡る。ザールラント音楽大学、ブリュッセル王立音楽院、スタウファー音楽院、ベルリン芸術大学で研鑽を積む。日本演奏連盟賞受賞。リッチ、ルガーノ、ルイス・シガル、ベオグラード、ヴィオッティ等の国際コンクールで優勝、入賞。1994年、ベルリン交響楽団定期公演のソリストとしてヨーロッパデビュー。ライフワークとして、数万曲に及ぶ数々の未知の絶版楽譜を世界中で収集、それらの知られざる作曲家や忘れられた作品の発掘に力を注ぎ、紹介・初演・レコーディングを積極的に行う。2002年、カザルスホールにてデビューリサイタルを開催。2010年、YEARS & YEARS CLASSICSより「哀傷のラメント」「トリスタンとイゾルデ」の2枚のソロ・アルバムをリリース。レコード芸術誌「特選盤」、など各誌、各新聞紙上で高い評価を得る。その超個性的ともいわれる、持って生まれたまでの独特の音楽性と奏法、大胆な解釈、千差万別に変化する表情づけと豊かな音色は、熱狂的なファンをもち、現代稀なカリスマ・ヴァイオリニストとして知られている。 このCDは、この世のものとは思えない絶美のロマンティシズムが凝縮された究極のヴァイオリン秘曲・小品集。
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2012年8月28日

花の街 ちんちん千鳥
この道 からたちの花
さくら さくら 中国地方の子守歌
浜千鳥 椰子の実
夏の思い出 ちいさい秋みつけた
雪の降る町を 冬景色
ペチカ 朧月夜
春の小川 七つの子
春よ来い 叱られて
早春賦 故郷
赤い靴 夕焼小焼
赤とんぼ 紅葉
里の秋 冬の夜
浜辺の歌 かなりや
待ちぼうけ 月の沙漠
荒城の月 城ヶ島の雨
水色のワルツ 宵待草
ヴァイオリン:小林武史
ピアノ:野平一郎
録音:2012年3月21日、品川区立文化センター
CD:ナミ・レコード WWCC-7703
ヴァイオリンの小林 武史(1931年生まれ)は、1949年第18回毎日音楽コンクール第1位。1955年東京交響楽団のコンサートマスターに就任。以後、チェコスロヴァキア国立ブルノー・フィルハーモニー、オーストリア・リンツ州立ブルックナー交響楽団、読売日本交響楽団等のコンサートマスターを歴任。 1988年度文化庁芸術祭賞受賞。 1996年度文化庁芸術祭大賞受賞。 国際交流基金文化使節としても活躍。 現在、コレギウム・ムジクム東京主宰、宮城・中新田バッハホール音楽院院長。
ピアノの野平一郎(1953年生まれ)は、東京芸術大学音楽学部作曲科卒業後、同大学院修了。パリ国立高等音楽院卒業。2004年第35回サントリー音楽賞、2005年第55回芸術選奨文部大臣賞、2012年紫綬褒章など多くの賞を受賞。作曲家・演奏家として活動し、現在、東京芸術大学音楽学部教授、静岡音楽館AOI音楽監督。
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2012年8月27日

ピアノ:斎藤雅広
ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 作品36
シューマン:交響的練習曲 作品13
ショパン:ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 作品58
英雄ポロネーズ 変イ長調 作品53
録音:1979年3月23日、東京・イイノ・ホール、ライヴ録音(モノラル:アナログ録音で、カセット音源からの復刻)
CD:ナミ・レコード WWCC-7699
ピアニストとして貫き通してきた斎藤雅広、このCDの「音楽史に残る歴史的録音」(真嶋雄大氏評)により恐るべき手腕が蘇る。斎藤雅広は、1958年生まれのピアニスト兼作曲家。東京藝術大学音楽学部卒業、同大学院修了。1977年、第46回日本音楽コンクールで優勝。以後、リサイタル、室内楽、国内外主要オーケストラとの共演を行う。NHKテレビなどマスコミを通しても多くのファンを持つ。作曲家・編曲家としても活動し、これまで20冊に及ぶ編曲の楽譜が出版されている。室内楽演奏のほか、歌曲伴奏でも高い評価を得ている。このCDは、1979年3月23日、東京・イイノ・ホールで行われた若き日の斎藤雅広のリサイタルの模様をライヴ録音したもの。
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2012年8月24日

三善晃:唱歌の四季
高田三郎:水のいのち
上田真樹:夢の意味
石井歓:風紋
指揮:飯森範親
管弦楽:東京交響楽団
独唱:奥山陽子(ソプラノ)/秋島光一(テノール)/千葉弘樹(テノール)/徳永祐一(バリトン)
合唱:東京混声合唱団
CD:オクタヴィア・レコード OVCL00464
日本の合唱名曲をオーケストラと合唱で豊かに響かせる好評のシリーズ第2弾「歌い継がれる日本の美しい合唱名曲集」。三善晃(1933年生まれ)は、て東京大学文学部仏文科在学中に、フランス政府給費学生としてパリ国立高等音楽院に留学。1974年から1995年まで桐朋学園大学の学長。高田三郎(1913年―2000年)は、1939年東京音楽学校(現東京藝術大学)の本科作曲部を卒業。1992年、「典礼聖歌の作曲を通して日本の風土への典礼の浸透に尽力した」として、バチカンより聖シルベストロ教皇騎士団勲章を授与される。上田真樹(1976年生まれ)は、東京藝術大学音楽学部作曲科卒業、同大学大学院音楽研究科音楽学(ソルフェージュ)博士課程修了。第12回奏楽堂日本歌曲コンクール作曲部門第2位入賞。石井歓(1921年―2009年)は、武蔵野音楽大学本科ピアノ科を卒業後、池内友次郎に師事。1952年、西ドイツに留学し、ミュンヘン国立音楽大学作曲科・指揮科を修了。全日本合唱連盟理事長(第5代)を歴任。
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