クラシック音楽 新譜CD情報


2014年6月09日

★山根弥生子 ブラームスを弾く Vol.2


ブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲とフーガop.24
シューマンの主題による変奏曲op.9
創作主題による変奏曲op.21-1
スケルツォop.4

ピアノ:山根弥生子

CD:ALM RECORDS/コジマ録音 ALCD‐9139

ピアノの山根弥生子は、1953年にパリ国立音楽院を卒業。ラザール・レビィに師事。その後、チューリッヒ、ベルリン、モスクワで研鑚する。1958年、マリア・カナルス国際コンクール第1位。1960年に日本デビューを果たす。以後、現在まで国内外で演奏活動を展開。洗足学園大学教授。2013年に日本人初となるベートーヴェン全ピアノ独奏作品の録音を完成させた。このCDは、ブラームスの第2弾で、変奏曲を中心とした大作プログラム。

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2014年6月05日

★野平一郎の「展覧会の絵」~ロシア作品愛奏曲選~


ルリエ:大気のかたち
モンロフ:ピアノソナタロ短調OP4
スクリャービン:ピアノソナタ弟9番
ムソルグスキー:展覧会の絵

ピアノ:野平一郎

CD:ナミ・レコード WWCC-7753

ピアノの野平 一郎(1953年生まれ)は、東京都出身の作曲家兼ピアニスト。東京芸術大学音楽学部卒業、東京芸術大学大学院音楽研究科修士課程修了。パリ国立高等音楽院卒業。 第35回サントリー音楽賞(2004年)、第55回芸術選奨文部大臣賞(2005年)、紫綬褒章(2012年)など、これまで数多くの賞を受賞している。現在、東京芸術大学音楽学部教授、静岡音楽館AOI音楽監督。

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2014年6月02日

★2014年結成20年を迎えるクァルテット・エクセルシオのボロディンとドヴォルザークの弦楽四重奏曲


ボロディン:弦楽四重奏曲弟2番
ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲弟12番「アメリカ」
「糸杉」より  第1曲 分かっているとも、あまい望みを持って
         第11曲 地上を静かなまどろみが支配し

弦楽四重奏:クァルテット・エクセルシオ

        第1ヴァイオリン:西野ゆか
        第2ヴァイオリン:山田百子
        ヴィオラ:吉田有希子
        チェロ:大友肇

録音:2013年10月、富士見市民文化会館キラリ

CD:ナミ・レコード WWCC-7751

 2014年結成20年を迎えるクァルテット・エクセルシオは、年間70回以上の公演を行う、日本では数少ない常設の弦楽四重奏団。東京、京都、札幌での定期演奏会では、ベートーヴェンを軸に展開させてきた。2008年からは「20世紀日本と世界」と銘打ったシリーズを開始し、国内外の近・現代作品を新たなアプローチで発信している。2008年、第19回新日鉄音楽賞「フレッシュアーティスト賞」受賞。

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2014年5月29日

★小林研一郎&ロンドン・フィルのチャイコフスキー交響曲全集第3弾 交響曲第2番「小ロシア」


チャイコフスキー:交響曲第2番「小ロシア」
弦楽セレナード

指揮:小林研一郎

管弦楽:ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団

CD:オクタヴィアレコード OVCL00536

録音:2014年1月9日~10日、2013年3月2日、ロンドン、アビー・ロード・スタジオ

小林研一郎は、これまでアムステルダム・フィルハーモニー管弦楽団首席指揮者、ハンガリー国立交響楽団音楽総監督・常任指揮者、日本フィルハーモニー交響楽団常任指揮者、音楽監督、名古屋フィルハーモニー交響楽団音楽総監督、音楽監督などを歴任してきた。このCDは、小林研一郎とロンドン・フィルのチャイコフスキー交響曲全集第3弾。

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2014年5月26日

★レヴァイン&キーシン、ライブ・アット・カーネギーホール


ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第4番/ロンド・ア・カプリッチョ「失われた小銭への怒り」
ワーグナー:歌劇「ローエングリン」第1幕への前奏曲
シューベルト:交響曲 第9番「ザ・グレイト」

ピアノ:エフゲニー・キーシン

指揮:ジェイムズ・レヴァイン

管弦楽:メトロポリタン歌劇場管弦楽団

収録:2013年5月19日、ニューヨーク・カーネギー・ホール(ライヴ録音)

CD:ユニバーサル ミュージック UCCG‐1656~7

ジェイムズ・レヴァイン(1943年生まれ)は、アメリカ出身の指揮者。ジュリアード音楽院で学ぶ。1970年フィラデルフィア管弦楽団客演指揮者として指揮者デビューを果たす。1973年から現在までメトロポリタン歌劇場芸術監督を務めている。このほか1999年―2004年ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団首席指揮者、2004年―2011年ボストン交響楽団常任指揮者・音楽監督を歴任。このCDは、2013年5月19日にニューヨークのカーネギー・ホールでの公演で、約2年ぶりとなる指揮活動復帰を果たした際のライヴ録音盤。

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2014年5月22日

★堀米ゆず子が女流指揮者、チェリストと共演したブラームス : ヴァイオリン協奏曲集


ブラームス : ヴァイオリン協奏曲
ヴァイオリンとチェロのための協奏曲

ヴァイオリン:堀米ゆず子

チェロ:ヴィヴィアヌ・スパノゲ

指揮:ジョアン・ファレッタ

管弦楽:チェコ・フィルハーモニー管弦楽団

録音 : 2013年8月27&28日、プラハ

CD:キングインターナショナル DOM-291099

ヴァイオリンの堀米ゆず子は、東京都出身。現在、ベルギーの首都ブリュッセルに在住。ブリュッセル王立音楽院客員教授。桐朋学園大学音楽学部を卒業後、1980年、日本人として初めてエリザベート王妃国際コンクールで優勝。以後ベルギーを本拠として国際的な活動を行っている。このCDでは、チェロのヴィヴィアヌ・スパノゲ、指揮のジョアン・ファレッタと、いずれも女流演奏家と共演している。

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2014年5月19日

★ヴィルヘルム・ケンプの来日(1961年)時のライヴ録音盤、ブラームス:ピアノ協奏曲 第1番ほか


モーツァルト:歌劇「魔笛」序曲
ブラームス:ピアノ協奏曲 第1番
ベートーヴェン: 6つのエコセーズ WoO 83

ピアノ:ヴィルヘルム・ケンプ

指揮:上田仁

管弦楽:東京交響楽団

収録:1961年10月、東京厚生年金会館ほか、ライヴ録音

CD:ユニバーサル ミュージック TYGE‐60019

ヴィルヘルム・ケンプ(1895年―1991年)は、ドイツのピアニスト。同時にオルガにストでもあり作曲家でもあった。このCDは、TBSの倉庫で眠っていた貴重な世界の巨匠たちのジャパン・ライヴ音源をリマスター、CD化した「TBS Vintage Classics」シリーズの1枚で、東京放送創立10周年記念番組(1961年放送)と、ヴィルヘルム・ケンプ初来日時に演奏した「6つのエコセーズ」を収録したアルバム。

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2014年5月15日

★今注目のアルカント・カルテットとクラリネットのイェルク・ヴィトマンによるモーツァルト : クラリネット五重奏曲他


モーツァルト : クラリネット五重奏曲
弦楽四重奏曲第15番

弦楽四重奏:アルカント・カルテット
アンティエ・ヴァイトハース (1st Vn)
ダニエル・ゼペック (2nd Vn)
タベア・ツィンマーマン (Vla)
ジャン=ギアン・ケラス (Vc)

クラリネット:イェルク・ヴィトマン

録音 : 2013年1月、ベルリン、テルデックス・スタジオ

CD:キングインターナショナル(仏ハルモニア・ムンディ) KKC5369

アルカント・カルテットは、ヴィオラのタベア・ツィンマーマンとチェロのジャン=ギアン・ケラスを中心に、2002年春に結成。2004年6月にシュトゥットガルトで正式にデビューした。現在、ヨーロッ パの主要コンサートホールで公演を行い、高い評価を得ている。2年連続でアカデミー賞を受賞。クラリネットのイェルク・ヴィトマンは、作曲家としても注目を集めている。ミュンヘンに生まれ。ミュンヘン音楽大学、ジュリアード音楽院で学ぶ。現在、フライブルク音楽大学でクラリネットと作曲の両方の教授を務めている。

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2014年5月12日

★アンスネスのベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番/第4番


ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番/第4番

ピアノ:レイフ・オヴェ・アンスネス

管弦楽:マーラー・チェンバー・オーケストラ

CD:ソニーミュージックジャパン SICC30152

ピアノのレイフ・オヴェ・アンスネス(1970年生まれ)は、ノルウェー出身。ベルゲン・グリーグ音楽院で学び、1987年にオスロでデビュー。1987年フランクフルト・ヒンデミット・コンクールで優勝。1997年ドイツ・レコード批評家賞、2002年グラモフォン・アワード最優秀器楽曲賞などを受賞。現在の北欧を代表する実力派ピアニストの一人。このCDは、2011年に発売された第1弾のピアノ協奏曲第1番と第3番に続く第2弾。

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2014年5月08日

★ジンマン&チューリヒ・トーンハレ管のマーラー:交響曲「大地の歌」


マーラー:交響曲「大地の歌」(現世の愁いをうたう酒歌/秋に寂し/青春について/美しさについて/春に酔う/告別)

ブゾーニ:「悲歌的子守歌」(母親の棺に寄せる男の子守歌)

指揮:デイヴィッド・ジンマン

管弦楽:チューリヒ・トーンハレ管弦楽団

CD:ソニーミュージックジャパン SICC‐10210

デイヴィッド・ジンマン(1936年生まれ)は、アメリカ出身の指揮者。タングルウッド音楽センターで指揮活動をスタートさせる。その後ピエール・モントゥーに師事。オランダ室内管弦楽団首席指揮者、ロチェスター・フィルハーモニー管弦楽団音楽監督、ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団首席指揮者を歴任。さらにその後、ボルチモア交響楽団の音楽監督を務め、同楽団を全米屈指のオーケストラに育て上げる。。1995年にチューリヒ・トーンハレ管弦楽団の音楽監督・首席指揮者に迎えられた。

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