クラシック音楽 新譜CD情報


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2022年1月13日

★シギスヴァルト・クイケン率いるラ・プティット・バンドのモーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジークト/ディヴェルティメント


モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジークト長調K.525
         (第1楽章と第2楽章の間に「4つのメヌエットより第3番ト長調K.601-3」を演奏)
       ディヴェルティメントニ長調K.136
       ディヴェルティメント変ロ長調K.137
       ディヴェルティメントヘ長調K.138

演奏:ラ・プティット・バンド

     シギスヴァルト・クイケン (ヴァイオリン)
     アン・クノップ (ヴァイオリン)
     マルレーン・ティアーズ (ヴィオラ)
     ジェシー・ソロウェイ (コントラバス)

CD:キングインターナショナル KKC-6427

録音 : 2021年1月25-28日 / コルトレイク

 ヴァイオリンのシギスヴァルト・クイケン(1944年生まれ)は、ベルギー出身の古楽器演奏家。ブルッヘ(ブリュージュ)とブリュッセルの音楽院でヴァイオリンを学んだ。現在、バロック・ヴァイオリン奏者、バロック・ヴィオラ奏者、指揮者として活動している。ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者ならびにバロック・チェロ奏者の兄ヴィーラントや、フラウト・トラヴェルソ奏者ならびにリコーダー奏者の弟バルトルトとともに「クイケン三兄弟」のひとりとして知られ、クイケン兄弟はいずれも、チェンバロ奏者グスタフ・レオンハルトとの精力的な活動でも名高い。1964年から1972年までブリュッセルのアラリウス・アンサンブルの一員だったが、1972年に「ラ・プティット・バンド」を結成。1971年よりデン・ハーグ王立音楽院およびブリュッセル王立音楽院にてバロック・ヴァイオリンを指導。1986年にクイケン弦楽四重奏団を結成。近年はバロック音楽や古典派音楽のみならず、ロマン派音楽や印象主義音楽にも裾野を広げ、指揮者や室内楽奏者として演奏活動や録音を続けている。2007年ルーヴェン・カトリック大学より名誉博士号を授与された。

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