2023年9月25日
ヴァインベルク:チェロ協奏曲 ハ短調 Op.43
アンリ・デュティユー:チェロ協奏曲「遥かなる遠い国へ」
チェロ:エドガー・モロー
指揮:アンドリス・ポガ
管弦楽:ケルンWDR交響楽団
CD:ワーナーミュージック・ジャパン 5419.748933
チェロのエドガー・モロー(1994年生まれ)は、フランス、パリ出身。4歳でチェロを始め、11歳でコンチェルト・デビュー。パリ国立高等音楽院でフィリップ・ミュレールに、ドイツ・クロンベルク・アカデミーではフランス・ヘルメルソンに師事。さらに、ゲイリー・ホフマン、リン・ハレル、ダヴィド・ゲリンガスのマスタークラスを受講。2009年「ロストロポーヴィチ国際チェロ・コンクール」”最も将来性のある若手奏者賞”受賞、2011年「チャイコフスキー国際コンクール」第2位および現代作品最優秀演奏家賞受賞、2014年「ヤング・コンサート・アーティスツ国際オーディション」第1位。フランス版グラミー賞とも言える「ヴィクトワール・ドゥ・ラ・ミュジク」では2013年と15年にそれぞれ新人賞と最優秀ソリスト賞を受賞。さらに2016年ドイツの「エコー賞」クラシック部門では新人賞を受賞した。2014年ワーナー・クラシックスからアルバム「プレイ」でCDデビュー。
指揮のアンドリス・ポーガは、ラトビア出身。ヤーセプス・ヴィートリス・ラトビア音楽院の指揮科を卒業。ウィーン国立音楽大学でウロシュ・ラヨヴィッチに指揮を師事。2007年以降、母国のラトビア国立交響楽団からは定期的に招かれ、ベートーヴェン、ブラームス、マーラーの交響曲、ウェーバー、リヒャルト・シュトラウス、ヒンデミット、メシアン、ベルク等、数々のコンサートで指揮。またコンソナンス室内管弦楽団を創立、ラトビア、ドイツ、フィンランド、スペインなどへツアーも行っている。2007年から2010年リガ・プロフェッショナル・シンフォニック・バンドの音楽監督兼首席指揮者を務めた。2007年「ラトビア音楽大賞」を受賞、2010年モンペリエの「エフゲニー・スヴェトラーノフ国際指揮コンクール」で優勝。2013年から母国ラトビア国立交響楽団の音楽監督を務めている。2021/22年シーズンよりノルウェーのスタヴァンゲル交響楽団首席指揮者に就任。