2024年11月11日
エルガー:ヴァイオリン協奏曲 ロ短調 Op.61
カリッシマ(ヴァイオリンとピアノのための)
ヴァイオリン:ヴィルデ・フラング
ピアノ:トーマス・ホッペ
指揮:ロビン・ティチアーティ
管弦楽:ベルリン・ドイツ交響楽団
CD:ワーナーミュージックジャパン 2173240942
ヴァイオリンのヴィルデ・フラング (1986年生れ) は、ノルウェーの首都オスロ出身。オスロのバラット=デューエ音楽院で学び、その後ハンブルク音楽演劇大学、クロンベルク・アカデミーで学ぶ。 10歳でノルウェー放送交響楽団と共演しデビュー。12歳の時にマリス・ヤンソンス指揮オスロ・フィルハーモニー管弦楽団と共演し国際的な注目を集める。以後、フィルハーモニア管弦楽団、バイエルン放送交響楽団、hr交響楽団、チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団、ベルナルト・ハイティンク指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団等と共演。2011年に初来日し、アレクサンダー・リープライヒ指揮NHK交響楽団とシベリウスのヴァイオリン協奏曲を共演し、日本デビューを果たす。ヴィルデ・フラングは、このCDの録音の前に、エルガー:ヴァイオリン協奏曲のコンサートを開催しているが、その演奏に対して「エルガーの並外れた美しさを引き出した素晴らしい演奏」と、高い評価を得ている。
ピアノのトーマス・ホッペは、ドイツ、マインツ出身。1993年に渡米し、ジュリアード音楽院で学ぶ。 2001年、同大学院を卒業後、ピアニスト、伴奏者として活躍。2003年に結成されたアートス・トリオ・ベルリンの創設メンバー。リサイタルのほか、声楽を中心とする室内楽、オーケストラの中でのピアニスト、さらには声楽のコーチとしても活躍。
指揮のロビン・ティチアーティ(1983年生まれ)は、ロンドン出身。15歳で指揮活動を始める。26歳の若さでスコットランド室内管弦楽団の首席指揮者となり、2014年からはイギリスの伝統あるグラインドボーン音楽祭の音楽監督を務める。2017年にはベルリン・ドイツ交響楽団の音楽監督に就任するなど、指揮者としては異例の早熟ぶりを発揮している。