クラシック音楽 新譜CD情報


2025年9月25日

★デビュー40周年記念 小山実稚恵の最新ベスト盤

バッハ:ゴルトベルク変奏曲~I.アリア
ショパン:ワルツ イ短調(2024年公表作品)
チャイコフスキー:秋の歌(「四季」~10月)
ショパン:マズルカ第29番変イ長調 作品41-4
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻第4番 I.前奏曲
シューマン:夕べに
ブラームス:間奏曲嬰ハ短調 作品117-3
シューベルト:即興曲変イ長調 作品90-4
シューマン:予言の鳥
シューマン/リスト:献呈

CD:ソニーミュージック SICC 39140

ピアノ: 小山実稚恵

 10月12日(日)東京サントリーホールにてデビュー40周年公演を行う小山実稚恵。チャイコフスキー国際コンクール、ショパン国際ピアノコンクールの二大コンクールの双方に入賞以来、第一線で活躍を続けている。1987年「ショパン:ピアノ・ソナタ第3番&アンダンテ・スピアナートと華麗なるポロネーズ」でLP/CDデビュー以来、33枚のアルバムをリリースし、幅広いレパートリーで知られる。近年では初のバッハ・アルバム「ゴルトベルク変奏曲」やベートーヴェン後期ソナタ・アルバムでの深化するピアニズムが高い評価を得ている。そんな小山が2025年6月23日に新たに録音したショパンとチャイコフスキーの3曲を収めた最新ベスト盤。10月12日にはチャイコフスキーとラフマニノフの協奏曲第2番を演奏する。

 ピアノの小山実稚恵は、宮城県仙台市出身。東京芸術大学卒。1982年「チャイコフスキー国際コンクール」第3位、1985年「ショパン国際ピアノコンクール」第4位(女性では最高位)と、二大国際コンクールの両方に入賞した日本人で唯一のピアニスト。また「ショパン国際ピアノコンクール」など数々の国際コンクールの審査員を務める。東日本大震災以降、被災地でも演奏を行い、仙台では被災地活動の一環として自ら企画立案した「こどもの夢ひろば“ボレロ”」を毎年開催。2005年「文化庁芸術祭」音楽部門大賞、2005年第7回「ホテルオークラ音楽賞」、2013年第43回「東燃ゼネラル音楽賞」洋楽部門本賞、2015年第35回 NHK交響楽団「有馬賞」、2015年「文化庁芸術祭音楽部門優秀賞」、第28回「ミュージック・ペンクラブ音楽賞」、2016年度「芸術選奨音楽部門文部科学大臣賞」、2018年度「大阪市市民表彰」をそれぞれ受賞。2017年度「紫綬褒章」受章。

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