2023年12月07日
モーツァルト:クラリネット五重奏曲 イ長調 K.581
キュフナー(伝ウェーバー)(レオナルド・コール編):序奏、主題と変奏 変ロ長調
モーツァルト:オーボエ四重奏曲 へ長調 K.370
モーツァルト:アダージョ ハ長調 K.580a~イングリッシュ・ホルンとヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための
クラリネット:ザビーネ・マイヤー
オーボエ&イングリッシュホルン:ハンスイェルク・シェレンベルガー
弦楽四重奏:フィルハーモニア・カルテット・ベルリン
エドゥアルト・ジェンコフスキー(ヴァイオリン)
ワルター・ショーレフィールド(ヴァイオリン)、
土屋邦雄(ヴィオラ)
ヤン・ディーセルホルスト(チェロ)
録音:1982年6月25,27日/1981年9月20日-23日、旧西ベルリン、ジーメンス・ヴィラ
CD:COLUMBIA X TOWER RECORDS TWSA1154
このCDは、カラヤンに見いだされた名手によるモーツァルトの2大名曲の復刻盤。名手ザビーネ・マイヤーの日本デビュー盤とBPO首席奏者を務めたシェレンベルガーのDENON録音盤から2曲をカップリング。現在も世界屈指の奏者として活躍するクラリネットのマイヤーとオーボエのシェレンベルガーがその評価を決定的なものとした名演。日本コロムビアが独自に開発したORTマスタリング技術によりハイレゾ化を行い、初SACD化。音場・音質が鮮やかに向上している。CD層も今回のマスタリング音源を使用。
クラリネットのザビーネ・マイヤー(1960年生まれ)は、ドイツ、バイエルン州出身。父親からクラリネットの手ほどきを受ける。1971年、シュトゥットガルト音楽大学で学び、1979年にボンのドイツ音楽コンクールで第2位に入賞。1981年にバイエルン放送交響楽団に入団。その後、ソロ奏者の道を歩む。
オーボエのハンスイェルク・シェレンベルガー(1948年生まれ)は、ドイツ、ミュンヘン出身。1967年ミュンヘン国立音楽大学に入学。1971年ケルン放送交響楽団副首席奏者に就任。1980年ベルリン・フィルの首席オーボエ奏者に就任。ベルリン・フィル退団後は、自らレコード会社「カンパネラ・ムジカ」を興し、多くのレコーディングを行なっている。