2015年4月09日

ブラームス:セレナード第1番&第2番
指揮:リッカルド・シャイー
管弦楽:ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
録音:2014年5月22~24、29&30日、ライプツィヒ、ゲヴァントハウス
CD:ユニバーサル ミュージック UCCD-1416
指揮のリッカルド・シャイー(1953年生まれ)は、イタリア出身。これまでベルリン・ドイツ交響楽団首席指揮者、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団首席指揮者などを歴任し、2005年からライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団楽長を務めている。1984年に初来日して以降、しばしば日本で演奏活動を行っている。
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2015年4月06日

シェーンベルク:ブレットル・リーダー(キャバレー・ソング)より
ガラテーア(F.ヴェーデキント)
分をわきまえた愛人(H.ザルス)
ギガルレッテ(O.J.ビアバウム)
4つの歌曲 作品2
期待(R.デーメル)
君の金色の櫛を僕におくれ(R.デーメル)
高揚(R.デーメル)
森の日差し(J.シュラーフ)
ヴェーベルン:「第7の環」による5つの歌曲 作品3(S.ゲオルゲ)
これがあの歌だ
風の中で
小川の岸辺で
朝露の中に
葉の落ちた木が枝を伸ばす
ベルク:4つの歌曲 作品2
眠るんだ、眠るんだ(F.ヘッベル)
眠り込んだまま私は(A.モンベルト)
私は最強の巨人を倒した(A.モンベルト)
大気は暖かい(A.モンベルト)
シェーンベルク:シュテファン・ゲオルゲの「架空庭園の書」より15の歌曲 作品15
密生した木の葉に覆われた場所では
この楽園の中では林が
初めて私が貴方の領地に足を踏み入れた時
私の口元がこわばり、そして燃えるので
私に言って、どの小道を
私はいかなる仕事も手に付かない
不安と希望が交錯し私の心を締め付ける
今日貴方の肉体に触れなければ
幸せとはかくも厳しくつれないもの
美しい花壇を私は待ち焦がれながら眺める
私たちが花で飾られた入口の陰で
深い褥の中で聖なる憩いのあいだ
貴方は岸辺の柳に身をもたせ
木の葉についてばかり語るのを止めよ
私たちは夕暮れによくそのあずまやに行ったものだ
ソプラノ:長島剛子
ピアノ:梅本実
録音:2014年8月29日、9月5日、彩の国さいたま芸術劇場
CD:コジマ録音 ALCD‐9147
ソプラノの長島剛子は、札幌出身。国立音楽大学声楽科卒業。同大学院修士課程独歌曲専攻修了。ドイツ・デットモルト北西音楽大学卒業。その後ケルン音楽大学マスタークラスで研鑽を積む。1998年に「長島剛子・梅本実 リートデュオ」を結成。2001年にスタートした「世紀末から20世紀へ」のリサイタルシリーズは昨秋で13回を数え、その間、知られざる作曲家を含め、のべ33人の近現代作曲家の作品を取り上げた。1998年札幌市民芸術祭大賞、平成14年度文化庁芸術祭優秀賞を受賞。現在、国立音楽大学准教授。
ピアノの梅本実は、長崎出身。東京藝術大学を経て、同大学院修士課程器楽科ピアノ専攻修了。ドイツ・デットモルト北西音楽大学卒業。さらに引き続きハンブルクにて研鑽を積む。帰国後東京、札幌、福岡各地でソロリサイタル開催。札幌交響楽団、九州交響楽団と共演。またドイツ歌曲の共演ピアニストとして各地で幅広い活動を続けている。文部省在外研修員としてドイツ・カールスルーエ音楽大学で学ぶ。2001年第29回札幌文化奨励賞、平成14年度文化庁芸術祭優秀賞受賞。 現在、国立音楽大学准教授。
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2015年4月02日

モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番「トルコ風」
ヴュータン:ヴァイオリン協奏曲第4番
ヴァイオリン:ヒラリー・ハーン
指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
管弦楽:ドイツ・カンマー・フィルハーモニー・ブレーメン
CD:ユニバーサルミュージック UCCG1694
ヴァイオリンのヒラリー・ハーンはアメリカ・バージニア州レキシントン出身。1991年、11歳の時に初リサイタル開きデビュー。その後、クリーヴランド管弦楽団、ピッツバーグ交響楽団、フィラデルフィア管弦楽団、ニューヨーク・フィルハーモニックなどと協演。1995年にはドイツで、ロリン・マゼール指揮のバイエルン放送交響楽団と協演し、海外デビューを果たす。1997年、デビューアルバムである「バッハ:無伴奏ソナタ・パルティータ集」が話題を集める。1999年、カーティス音楽学校を卒業。2001年のネヴィル・マリナー指揮のアカデミー室内管弦楽団との協奏曲の録音により、2003年、グラミー賞を受賞。現在、世界中で活発な演奏活動を展開している。
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2015年3月30日

ピアノ:グリゴリー・ソコロフ
<ディスク:1>
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第2番
ピアノ・ソナタ第12番
<ディスク:2>
ショパン:24の前奏曲
詩曲 作品69の1 (アンコール)
マズルカ 第47番 イ短調 作品68の2 遺作 (アンコール)
詩曲 作品69の2 (アンコール)
マズルカ 第41番 嬰ハ短調 作品63の3 (アンコール)
未開人~「新クラヴサン組曲」から~ (アンコール)
主イエス・キリスト、われ汝を呼ぶ BWV639~オルガン小曲集から コラール前奏曲~ (アンコール)
CD:ユニバーサルミュージック UCCG1695~6
グリゴリー・ソコロフ(1950年生まれ)は、ロシア出身ののピアニスト。1966年、16歳で第3回チャイコフスキー国際コンクールで優勝。長年にわたり演奏活動は、旧ソ連の国内に限定され、“幻のピアニスト”と呼ばれていたが、1980年代後半から国際的な演奏活動を活発化させ、現在高い評価を受けている。このCDは、2008年の「ザルツブルク・リサイタル」のライヴ録音盤。
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2015年3月26日

ベートーヴェン : 交響曲 第2番/第8番
指揮:サー・ジョン・エリオット・ガーディナー
管弦楽:オルケストル・レボリューショネル・エ・ロマンティーク
録音 : 2013年11月30日、ロンドン、カドガン・ホール (ライヴ録音)
CD:キングインターナショナル KKC5419
指揮のガーディナー(1943年生まれ)は、イギリス出身。1968年モンテヴェルディ管弦楽団を結成し、その後イングリッシュ・バロック・ソロイスツに発展させ、1977年にデビュー公演を果たす。1990年ロマン派音楽のレパートリー開拓を目指して、オルケストル・レヴォリューショネール・エ・ロマンティークを新たに結成。これまでに、ベートーヴェンとシューマンの交響曲全集やベルリオーズの主要な管弦楽作品、ヴェルディの「レクイエム」と歌劇「ファルスタッフ」などを録音。1998年にはエリザベス2世よりナイトに叙任される。このCDは、1991年から1994年にかけて録音された前作から約20年経て録音されたもの。
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2015年3月23日

カテーナ:アヴェ・マリア
カテーナ:天は止めた(古いナポリのクリスマス歌曲による)
カンペッティ:マリア、その甘い名前
フランク:3声のミサ曲 イ長調 Op.12より「天使のパン」
カポッチ:イエスの優しい御心が
バルトルッチ:アヴェ・マリア
ヴェルディ:レクィエムより「私は嘆く」
カッチーニ:アヴェ・マリア
カテーナ:おお 天上の小さな乙女よ
モーツァルト:アヴェ・ヴェルム・コルプス K.618
ニーダーマイヤー:主よ、憐みを!
シューベルト:アヴェ・マリア
伝承曲:私はマリアの名を呼ぼう
ペロージ:おお 私の美しい希望よ
ペロージ:主よ、お聴きください
シューベルト:セレナーデ
カポッチ:サルヴェ・レジナ
シューベルト:アヴェ・マリア(ロング・ヴァージョン)
テノール:ヴィットリオ・グリゴーロ
指揮・オルガン:ファビオ・チェローニ
管弦楽:ローマ・シンフォニエッタ管弦楽団
合唱:システィーナ礼拝堂合唱団
CD:ソニーミュージックジャパン SICC‐1775
テノールのヴィットリオ・グリゴーロは、トスカーナのアレッツォ生まれで、ローマで育った。13歳でローマ歌劇場でパヴァロッティと共演し、23歳の時、当時最年少のテノール歌手としてミラノ・スカラ座にデビュー。2010年、英国ロイヤル・オペラハウスの「マノン」に出演し、絶賛を博す。今、世界で最も注目を集めているテノールの一人。
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2015年3月19日

バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲
ヴァイオリン協奏曲第1番/第2番
ブランデンブルク協奏曲第5番
ソロ・ヴァイオリン:フェデリコ・グリエルモ
合奏:新イタリア合奏団
フェデリコ・グリエルモ、ミリアム・ダル・ドン、ロベルト・ロレッジアン、マリオ・フォレーナ他
CD:マイスター・ミュージック MM-3043
新イタリア合奏団は1970年代に一世を風靡した「ローマ合奏団」の流れを汲み、イ・ムジチと並ぶバロック音楽のエキスパートとして知られた「イタリア合奏団」が前身の老舗合奏団。現在のメンバーは、イタリアの著名オーケストラのコンサートマスターやソロ首席奏者の経験者、国際コンクールの入賞者、有名なイタリアの室内楽グループ(ローマ合奏団、キジアーノ六重奏団)の元メンバーなどによって構成されている。レパートリーは弦楽六重奏から交響曲まで、指揮者を置かず、ソロもメンバーが交替で担当して演奏している。
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2015年3月16日

ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第1番&第2番
ピアノ:アレクサンダー・ロマノフスキー
CD:ユニバーサル ミュージック UCCD1414
ピアノのアレクサンダー・ロマノフスキー(1984年生まれ)は、ウクライナ出身。、ロンドンの王立音楽大学で学ぶ。2001年に17歳でブゾーニ国際ピアノ・コンクール優勝。2009年ロンドンのヤング・コンサート・アーティスツ・トラストの公演に選出された。1997年にイタリアに引っ越し、イタリア国内のほか、米国、日本などで演奏活動を展開している。
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2015年3月12日

<モーツァルト : ヴァイオリン協奏曲集 第1集>
モーツァルト : ヴァイオリン協奏曲第1番/第3番/第4番/ヴァイオリンと管弦楽のためのロンドK.373/同アダージョK.261
ヴァイオリン:フランク・ペーター・ツィンマーマン
指揮:ラドスラフ・スルク
管弦楽:バイエルン放送室内管弦楽団
録音 : 2014年3月6~8日、ミュンヘン、ヘルクレスザール
CD:キングインターナショナル KKC-5422
ヴァイオリンのフランク・ペーター・ツィンマーマン(1965年生まれ)は、ドイツ・デュースブルク出身。現在、世界を代表するヴァイオリニストの一人に数えられている。ツィンマーマンの最初のモーツァルト : ヴァイオリン協奏曲全曲録音は1986年で、今回は約28年ぶりの全曲録音開始となる。
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2015年3月09日

ストラヴィンスキー:春の祭典(1913年初稿/パウル・ザッハー財団所蔵の自筆譜)
指揮:デイヴィッド・ジンマン
管弦楽:チューリヒ・トーンハレ管弦楽団
デイヴィッド・ジンマン(1936年生まれ)は、アメリカの指揮者。ミネソタ大学に学ぶ。1985年~1988年ボルチモア交響楽団の音楽監督として、同楽団をアメリカ屈指のオーケストラへと育て上げた。1979年~1982年|ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団首席指揮者1995年~2014年チューリヒ・トーンハレ管弦楽団音楽監督。このCDは、2013年6月に行われた「ストラヴィンスキー『春の祭典』初演100年記念演奏会」のライヴ録音盤。1913年の初稿を世界初録音。
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