クラシック音楽 新譜CD情報


2014年4月21日

★弱冠20代半ばのイタリア人指揮者アンドレア・バッティストーニの日本でのライヴ録音盤


レスピーギ:交響詩「ローマの祭り」「ローマの噴水」「ローマの松」

指揮:アンドレア・バッティストーニ

管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

録音:2013年5月31日、サントリーホール(ライヴ録音)

CD:日本コロムビア COGQ-68(SACDハイブリッド)

弱冠20代半ばというイタリアの指揮者アンドレア・バッティストーニが東京フィルと初協演した公演のライヴ録音盤。バッティストーニは、2012年の二期会公演「ナブッコ」で一躍日本でも脚光を浴び、今回のこの東京フィル定演への招聘につながった。現在、ミラノ・スカラ座をはじめとするイタリア各地の主要オペラハウスでキャリアを積んでいる。

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2014年4月17日

★フライブルク・バロック・オーケストラによるバッハのヴァイオリン協奏曲集


バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲
ヴァイオリン協奏曲第2番
ヴァイオリン協奏曲第1番
3つのヴァイオリンのための協奏曲

ヴァイオリン:ぺトラ・ミュレヤンス/ゴットフリード・フォン・デア・ゴルツ/アンヌ・カタリーナ・シュライバー
指揮: ぺトラ・ミュレヤンス, ゴットフリード・フォン・デア・ゴルツ

管弦楽:フライブルク・バロック・オーケストラ

録音 : 2012年4月、フライブルク パウルス・ザール

CD:キングインターナショナル(harmonia mundi France)

フライブルク・バロック・オーケストラは、1987年に設立された、ドイツのフライブルク・イム・ブライスガウに本拠を置く古楽器オーケストラ。設立当初より1997年までトーマス・ヘンゲルブロックが芸術監督を務め、現在は、音楽監督兼コンサートマスターをゴットフリート・フォン・デア・ゴルツとペトラ・ミュレヤンスが務め、常任の指揮者はいない。楽団の運営は楽団員たちの協議で決める、自主的な団体として活動している。

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2014年4月14日

★テノールのヨナス・カウフマンが歌うシューベルト:歌曲集「冬の旅」


シューベルト:歌曲集「冬の旅」

テノール:ヨナス・カウフマン

CD:ソニーミュージックジャパン SICC30151

ピアノ:ヘルムート・ドイチュ

テノールのヨナス・カウフマンは、ミュンヘン音楽大学で学び、1994年ザールブリュッケン州立劇場でプロデビュー。2009年バイエルン州立歌劇場で<ローエングリン>タイトルロールを歌い、絶賛を博す。2010年バイロイト音楽祭のデビューを果たす。シューベルト:歌曲集「冬の旅」は、もともとはテノールの音域のために書かれた。

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2014年4月10日

★ミネソタ管弦楽団の音楽監督を10年間務めたオスモ・ヴァンスカのシベリウス : 交響曲 第1番/第4番


シベリウス : 交響曲 第1番/第4番

指揮:オスモ・ヴァンスカ

管弦楽:ミネソタ管弦楽団

CD:キング・インターナショナル(BIS) KKC5359(SACDハイブリッド盤)

録音 : 2012年5月、6月、ミネアポリス オーケストラ・ホール

オスモ・ヴァンスカ(1953年生まれ)は、フィンランド出身の指揮者。クラリネット奏者としてヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団で活動していたが、ブザンソン国際指揮者コンクールで優勝し、以後、指揮者としての活動を本格的に開始。アイスランド交響楽団およびBBCスコティッシュ交響楽団の首席指揮者、2003年~2013年ミネソタ管弦楽団の音楽監督を務めた。このCDは、第1集(第2番&第5番)に続くヴァンスカの新シベリウス交響曲シリーズ第2弾。

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2014年4月07日

★アルゲリッチ&アバドの2013年3月のルツェルン音楽祭におけるライブ録音盤


モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番/第25番

ピアノ:マルタ・アルゲリッチ

指揮:クラウディオ・アバド

管弦楽:ルツェルン音楽祭管弦楽団

CD:ユニバーサルミュージック(ドイツ・グラモフォン) UCCG1649(ライブ録音)

イタリア人指揮者のクラウディオ・アバド(1933年―2014年)は、2014年1月に死去した。
ウィーン国立歌劇場音楽監督、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団芸術監督と世界のクラシック音楽の頂点に立った指揮者であった。このCDは、2013年3月に行われたルツェルン音楽祭のライヴ録音盤。

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2014年4月03日

★アーノンクールのモーツァルト:ポストホルン・セレナード/交響曲第35番「ハフナー」


モーツァルト:ポストホルン・セレナード
交響曲第35番「ハフナー」

指揮:アーノンクール

管弦楽:コンツェントゥス・ムジクス

録音:2012年(ライヴ録音)

CD:ソニーミュージック SICC30127

ニコラウス・アーノンクール(1929年生まれ )は、オーストリアの指揮者。ウィーン国立音楽院でチェロを専攻し、卒業後1952年から1969年までウィーン交響楽団にチェロ奏者。1953年に古楽器オーケストラ「ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス」を立ち上げる。1960年代から同楽団が本格的活動を開始。バッハやヘンデルの作品に意欲的に取り組み、1982年エラスムス賞を受賞。1980年代からは古楽オーケストラにとどまらずモダン・オーケストラも指揮するようになり、現在に至っている。

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2014年3月31日

★桐山建志のヒンデミット:ヴァイオリン&ヴィオラ・ソナタ集


<ディスク:1>

ヒンデミット:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ調 作品11-1
無伴奏ヴィオラ・ソナタ 作品11-5
ヴィオラ・ソナタ 作品11-4
<ディスク:2>
ヒンデミット:ヴィオラ・ダ・モーレ 小ソナタ 作品25-2
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ト短調 作品11-6
ヴァイオリン・ソナタ ニ調 作品11-2

ヴァイオリン、ヴィオラそしてヴィオラ・ダ・モーレ:桐山建志

ピアノ:小倉貴久子

CD:マイスター・ミュージック MM‐2173~4

桐山建志が、ヴァイオリン、ヴィオラそしてヴィオラ・ダ・モーレのソナタを(3種類の楽器を持ち替えて)収録した、ライヴ録音盤。また、小倉貴久子が今回のために特別に用意された、100年前のピアノ、ベヒシュタインで伴奏する。

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2014年3月27日

★杉谷昭子のピアノ小品集シリーズ第3弾


歌曲集「ミルテの花」より 「献呈」S.566
セレナーデ
オペラ「アルルの女」より 「フェデリーコの嘆き」
オペラ「トスカ」より 「星は光りぬ」
オペラ「ジャンニ・スキッキ」より 「私のお父さん」
オペラ「タイス」より 「タイスの瞑想曲」
ノクターン ホ短調 op.72-1 「遺作」
ワルツ 変ニ長調 op.64-1 「小犬」
ワルツ 嬰ハ短調 op.64-2
アラベスク 第1番
「ツィゴイナー歌曲集」より 「我が母の教え給えし歌」
「アルゼンチン舞曲」より 第2曲 「粋な娘の踊り」
禁じられた遊び
鳥の歌 (パブロ・カザルスに感動して)
ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハのためのピアノ小品集より 前奏曲 ロ短調 BWV 855a

ピアノ:杉谷昭子

CD:アスタエンタテインメント POCE‐3443

ピアノの杉谷昭子は、東京芸術大学卒業後、1976年ケルン音楽大学大学院修了。デュッセルドルフでデビューする。1972年マリア・カナルス国際コンクール2位、1973年ヴィオッティ国際コンクール銀賞などを受賞。クララ・シューマン国際ピアノコンクール(デュッセルドルフ)の審査員を務めるなど、ピアノ教育家としても活躍。平成17年度和歌山文化賞受賞。このCDは、杉谷昭子のピアノ小品集シリーズ第3弾。“Amore(愛)”をテーマに、様々な“愛”の形を凝縮。

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2014年3月25日

★ユリア・フィッシャーの生誕170年サラサーテ・アルバム


サラサーテ:スペイン舞曲集第4集

第7曲:ヴィト
第8曲:ハバネラ
ホタ・アラゴネーサ(アラゴンのホタ)
セレナータ・アンダルーサ(アンダルシアのセレナード)
ナイチンゲールの歌
サラサーテ:スペイン舞曲集第1集
第1曲:マラゲーニャ
第2曲:ハバネラ
第3曲:ロマンサ・アンダルーサ(アンダルシアのロマンス)
第4曲:ホタ・ナバーラ(ナバラのホタ)
サラサーテ:スペイン舞曲集第3集
第5曲:プラジェラ(祈り)
第6曲:サパテアード
バスク奇想曲
ツィゴイネルワイゼン

ヴァイオリン:ユリア・フィッシャー

ピアノ:ミラナ・チェルニャフスカ

録音:2013年7月16-18日、グリュンヴァルト、アウグスト・エファーディングザール

CD:ユニバーサルミュージック(デッカ) UCCD-1392

ユリア・フィッシャーは、ドイツのヴァイオリニスト、ピアニスト。レオポルト・モーツァルト音楽院とミュンヘン音楽大学で学ぶ。 1995年ユーディ・メニューイン国際コンクールで第1位。このCDは、ピアニストとしても活躍する異色のヴァイオリニスト、ユリア・フィッシャーの最新録音。2014年に生誕170年を迎えるサラサーテに焦点をあて、ふだんあまり聴かれない作品も収録している。

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2014年3月24日

★日本の大家 工藤重典とウィーン・フィルの首席奏者 ワルター・アウアーによるフルート・デュオ作品集


J.C.F. バッハ:2本のフルートのためのソナタ ハ長調
テレマン:ソナタ ヘ短調
バッハ:トリオ・ソナタ ト短調
ドップラー:夢遊病の女~アデリーナ・パッティの思い出によるパラフレーズ
ユーグ:ヴェルディの「仮面舞踏会」の主題による大協奏幻想曲
モーツァルト:ドイツ風舞曲第9番

フルート:工藤重典/ワルター・アウアー

録音:2013年9月、浜離宮朝日ホール(ライヴ録音)

CD:マイスター・ミュージック MM‐2172

日本の大家 工藤重典とウィーン・フィルの首席奏者 ワルター・アウアーが組んだフルート・デュオ作品。工藤重典(1954年生まれ)は、1979年フランス国立リール管弦楽団に入団し、首席フルート奏者となる。1979年パリ音楽院修了。1987年にリール管弦楽団を退団し、活動の比重をソロへ移すと共に、パリ・エコール・ノルマル音楽院教授就任。1978年第2回パリ国際フルートコンクール第1位、フランス独奏家協議会賞、1980年第1回ジャン=ピエール・ランパル国際フルートコンクール第1位、フランス共和国大統領賞。ワルター・アウアーは、ランパルと名声を二分した名匠オーレル・ニコレの薫陶も受けた、ウィーン・フィルの首席奏者。

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