2020年12月24日
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番 「皇帝」
ピアノ協奏曲第2番 (カデンツァ:ロバート・レヴィン)
フォルテピアノ:クリスティアン・ベザイデンホウト
指揮:パブロ・エラス=カサド
管弦楽:フライブルク・バロック・オーケストラ(FBO)
CD:キングインターナショナル KKC6264
フォルテピアノのクリスティアン・ベザイデンホウト(1979年生まれ)は、南アフリカ出身。イーストマン音楽院を最優秀の成績で卒業し、チェンバロ、フォルテピアノ、通奏低音を学びつつ、欧米各地でバロック・オペラ公演の通奏低音奏者として経験を積む。21歳で2001年「ブルージュ国際古楽コンクール」第1位と聴衆賞を受賞。
指揮のパブロ・エラス=カサド(1977年生まれ)は、スペイン、グラナダ出身。2011年ベルリン・フィルにデビュー。2012年ニューヨークのセント・ルークス管弦楽団首席指揮者に就任。シカゴ響、バイエルン放送響、コンセルトヘボウ、ベルリン・フィルなどの名門オーケストラと共演し、メトロポリタン歌劇場、ニューヨーク・フィルでのデビューも果たす。
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2020年12月21日
ベートーヴェン : 交響曲第5番「運命」
ゴセック : 17声の交響曲
指揮:フランソワ=グザヴィエ・ロト
管弦楽:レ・シエクル
CD:キングインターナショナル KKC-6268
指揮のフランソワ=グザヴィエ・ロト(1971年生まれ)はフランス、パリ出身。現在、ヨーロッパでもっとも熱い注目を集める指揮者の一人。当初、フルート奏者として活動。2000年「ドナテルラ・フリック指揮コンクール」第1位となり、ジョン・エリオット・ガーディナーのアシスタントを務め、ロンドン交響楽団などを指揮。2003年に革新的なオーケストラ「レ・シエクル」を創設し、時代楽器とモダン楽器を使い分け、多彩なプログラムを展開している。2011年南西ドイツ放送交響楽団首席指揮者に就任。2015年ケルン市音楽監督に就任。このCDのベートーヴェン : 交響曲第5番「運命」では、2019年のベーレンライター版楽譜を使用し、管楽器はレプリカながら1800年代初頭のドイツ製楽器を用いている。
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2020年12月17日
ベートーヴェン:ゲレルトの詩による6つの歌 作品48
第1曲:願い/第2曲:隣人の愛/第3曲:死について
第4曲:自然における神の栄光/第5曲:神の力と摂理/
第6曲:懺悔の歌
あきらめ WoO.149
希望に寄せて 作品32
遠い国からの歌 WoO.137
五月の歌 作品52の4
愛する男 WoO.139
嘆き WoO.113
希望に寄せて 作品94
アデライーデ 作品46
悲しみの喜び 作品83の1
休息の歌 作品52の3
愛人に寄す WoO.140
連作歌曲《遥かなる恋人に》 作品98
第1曲:丘の上に腰をおろし/第2曲:灰色の霧の中から/
第3曲:天空を行く軽い帆船よ/
第4曲:天空を行くあの雲も/第5曲:五月はもどり/
第6曲:愛する人よ、あなたのために
CD:ユニバーサルミュージック UCCG‐40098
バリトン:マティアス・ゲルネ
ピアノ:ヤン・リシエツキ
バリトンのマティアス ゲルネ(1967年生まれ)は、ドイツ、ワイマール出身。ライプツィヒ音楽大学で学び、ベルリンフィッシャー・ディスカウに師事し、リート歌手としてデビュー。ピアニストのアシュケナージ、内田光子、ブレンデル、エッシェンバッハ、指揮者のアバド、ブーレーズ、ノリントン、ハイティンクなどと共演を重ねる。1997年オペラ「魔笛」のパパゲーノ役でザルツブルク音楽祭にデビュー、聴衆の絶賛を浴びる。’99年カーネギーホールにデビュー。シューベルトの3大歌曲集「白鳥の歌」「美しき水車小屋の娘」「冬の旅」などを得意とする。ドイツ・リート界の第一人者で、シュワルツコプ、フィッシャー・ディスカウの後継者として注目を集める。
ピアノのヤン・リシエツキ(1995年生まれ)は、カナダ、カルガリー出身。両親はポーランド人。わずか9歳でオーケストラ・デビューを果たす。2008年、2009年と2年連続でワルシャワのショパンおよびそのヨーロッパ国際音楽祭に招かれ、ショパンの協奏曲第1番と第2番を演奏し、聴衆そして評論家から絶賛を博す。この公演は、ポーランド放送によりラジオ中継され、その内容を収めたCDが、ポーランド国立ショパン協会の自主レーベルとして2010年初頭にリリースされ、2010年「ディアパゾン・ドール賞」を受賞。2013年、クラシック音楽界のオスカーとも呼ばれる「グラモフォン・アワード」において、「ヤング・アーティスト・オブ・ザ・イヤー」を受賞。
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2020年12月14日
ロドリーゴ:「アランフェス協奏曲」
デ・ラ・マーサ:「犠牲」「サパテアード」「ロンディーニャ」「エル・ビート」
タンスマン:ロベール・ド・ヴィゼーの主題による宮廷の音楽
ド・ヴィゼー:テオルボとリュートのための小品 ~ 組曲イ短調
ギター:ティボー・ガルシア
指揮:ベン・グラスバーグ
管弦楽:トゥールーズ・カピトール国立管弦楽団
CD:ワーナーミュージックジャパン 9029.523571
ギターのティボー・ガルシアは、フランス、トゥールーズ出身。7歳でギターを弾き始める。スペイン人の血統を持ち、トゥールーズに学ぶ。ルノー・グラスのクラスで室内音楽の学位と、パウル・フェレのクラスで特待生としてギターの学位取得。16歳でパリ国立高等音楽・舞踏学校(CNSMDP)に入学し、オリヴィエ・シャサンに師事して優秀な成績で学士号を得た。数多くの国際コンクールで入賞を果たす。そして、2013年「セビリアの国際コンテスト」優勝、2014年スペインの「ホセ・トマス国際コンテスト」優勝し、現在、世界で演奏活動を展開している。
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2020年12月10日
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第29番「ハンマークラヴィーア」
ピアノ・ソナタ第21番「ワルトシュタイン」
ピアノ:テオ・フシュヌレ
CD:キング・インターナショナル LDV80
ピアノのテオ・フシュヌレは、1994年生まれ。パリ国立高等音楽院で、プラネス、ジャン=フレデリック・ヌーブルジェらに師事。2013年「ガブリエル・フォーレ国際コンクール」第1位。2018年、トリオ・メシアンのメンバーとして「リヨン国際室内楽コンクール」で第1位および5つの特別賞を受賞。そして2018年「ジュネーヴ国際コンクール」で第1位。
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2020年12月07日
ブラームス:チェロ・ソナタ 第2番 ヘ長調 作品99
メロディーが導くように作品105-1
森に覆われた山の上から作品57-1
死、それは涼しい夜 作品96-1
子守歌 作品49-4
チェロ:佐藤晴真
ピアノ:大伏啓太
CD:ユニバーサル ミュージック UCCG-1879
チェロの佐藤晴真(1998年生まれ)は、名古屋市出身。第 83 回「日本音楽コンクール」チェロ部門第 1 位および徳永 賞・黒柳賞、第 13 回「ドメニコ・ガブリエリ・チェロコンクール」第 1 位、2018 年「ルトスワフスキ国際チェロ・コンクー ル」第 1 位および特別賞を受賞。そして、2019年、長い伝統と権威を誇る「ミュンヘン国際音楽コンクール」チェロ部門において日本人として初めて優勝して、一躍国際的に注目を集める。このCDは、世界へと羽ばたいた逸材チェリスト佐藤晴真のデビュー盤。
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2020年12月03日
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ(全曲)
パルティータ第1番 ロ短調 BWV 1002
パルティータ第2番 ニ短調 BWV 1004
パルティータ第3番 ホ長調 BWV 1006
ヴァイオリン:神尾真由子
CD:ソニーミュージック SICC19051
ヴァイオインの神尾真由子(1986年生れ)は、大阪府豊中市出身。10歳でソリストとしてデビュー。2000年ニューヨークへ留学。「ヤング・コンサート・アーティスツ国際オーディション」で第1位を獲得。2002年日本に戻り、桐朋女子高等学校初の特待生となる。2003年第13回「出光音楽賞」を受賞。2004年「ダヴィッド・オイストラフ国際ヴァイオリン・コンクール」で第1位。2007年第13回「チャイコフスキー国際コンクール」ヴァイオリン部門で優勝(ヴァイオリン部門での日本人の優勝は1990年の諏訪内晶子以来2人目)。
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2020年11月30日
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品61
ロマンス(ヴァイオリンと管弦楽のための)ト長調作品40
ロマンス(ヴァイオリンと管弦楽のための)ヘ長調作品50
ヴァイオリン:五嶋みどり
管弦楽:ルツェルン祝祭弦楽合奏団(リーダー:ダニエル・ドッズ)
CD:ワーナーミュージック・ジャパン WPCS-13834
ヴァイオリンの五嶋 みどりは、大阪府枚方市出身。1982年、母に連れられて渡米、ジュリアード音楽院においディレイ教授の下でヴァイオリンを学ぶ。同年、11歳で、ズービン・メータ指揮のニューヨーク・フィルハーモニックと協演して米国デビューを果たす。当時、日本でも「天才少女デビュー」と話題を集めた。2007年より、日本人として初めて国連ピース・メッセンジャーを務める。「みどり教育財団」を改組した特定非営利活動法人「ミュージック・シェアリング」を運営。
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2020年11月26日
ハープ:山宮るり子
ヴァイオリン:奥村 愛
スメタナ:モルダウ(連作交響詩「わが祖国」より第2曲)
加藤昌則:ケルト・スピリッツ
ボクサ:ロッシーニの歌劇「セビリアの理髪師」より「そっと静かに」に基づくロンド
C.P.E.バッハ:ハープ・ソナタ ト長調 Wq.139
グルック:精霊の踊り(歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」より)
グラナドス:オリエンタル(スペイン舞曲集 作品37より第2番)
ドビュッシー:月の光(ベルガマスク組曲より第3曲)
ラ・プレール:雨に濡れた庭
グランジャニー:ラプソディ 作品10
CD:オクタヴィア・レコード OVCL-00731
ハープの山宮るり子は、新潟県出身。4歳の時からアイリッシュハープ、8歳になって初めてグランドハープに取り組む。中学校1年生の時に、飯森範親指揮・東京交響楽団と共演。2004年第16回「日本ハープコンクール」アドバンス部門第3位。新潟清心女子高等学校卒業後、渡独。ハンブルク音楽演劇大学を首席で卒業後、同大学院にてドイツ国家演奏家資格を最優秀の成績にて取得。在学中の2009年第58回「ミュンヘン国際音楽コンクール」ハープ部門で日本人として初となる2位並びに2つの特別賞を受賞。2011年第7回「リリー・ラスキーヌ国際ハープコンクール」で優勝を飾り、こちらも日本人初の快挙。2012年より、ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団の首席ハーピストを務める。
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2020年11月23日
マーラー:交響曲第1番「巨人」
花の章
指揮:山田和樹
管弦楽:読売日本交響楽団
収録:2020年2月1日~2日、東京芸術劇場(ライヴ録音)
CD:日本コロムビア COCQ-85512
指揮の山田和樹(1979年生れ)は、神奈川県秦野市出身。東京芸術大学音楽学部指揮科卒業。2009年「ブザンソン国際指揮者コンクール」で優勝。2010年から2017年までスイス・ロマンド管弦楽団の首席客演指揮者を務める。2014年東京混声合唱団音楽監督に就任。2016年東京混声合唱団理事長職を兼務。2016年モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団芸術監督兼音楽監督に就任。2018年バーミンガム市交響楽団首席客演指揮者に就任。2018年読売日本交響楽団首席客演指揮者に就任。
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