クラシック音楽 新譜CD情報


2020年11月19日

★IL DEVUファン待望の5年ぶりの新アルバム「LOVE CHANGES EVERYTHING」


ildevu

夜明けのうた
いのちの理由


花は咲く
夕焼け
アンパンマンのマーチ
ラヴ・チェンジズ・エブリシング
ユー・アー・ソー・ビューティフル
ポル・ウナ・カベサ
ケ・セラ・セラLOVE CHANGES EVERYTHING

男声合唱/ピアノ:IL DEVU(イル・デーヴ)

CD:日本コロムビア COCQ-85504

 IL DEVU(イル・デーヴ)は、総重量約500kgの重量級クラシック・ボーカル・グループ。メンバーは、普段オペラ歌手として第一線で活躍しているテノールの望月哲也、大槻孝志、バリトンの青山 貴、バスバリトンの山下浩司とピアニストの河原忠之による太メン5人。2013年にデビューアルバム「DEBUT」、1年間の充電期間を経て2ndアルバム「NUKUMORI」そして、5年の時を経て、全国各地のIL DEVUファン待望のアルバム「LOVE CHANGES EVERYTHING」をリリース。

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2020年11月16日

★ルドルフ・ブーフビンダーのベートーヴェン: ピアノ協奏曲第1番/創作主題による6つの変奏曲


ブーフビンダー

ベートーヴェン: ピアノ協奏曲第1番
        創作主題による6つの変奏曲Op.34

ピアノ:ルドルフ・ブーフビンダー

指揮:クリスティアン・ティーレマン

管弦楽:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

録音:2016年12月(ライヴ録音)

CD:ユニバーサルミュージック UCCG40109

 ピアノのルドルフ・ブーフビンダー(1946年生まれ)は、オーストリア出身。5歳でウィーン国立音楽大学に入学して8歳でマスタークラスを履修し、同大学の最年少記録を打ち立てる。9歳で最初の公開演奏会を開いた。1966年「ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール」において特別賞を、1967年「ベートーヴェン・ピアノコンクール」第1位。当初はとりわけ室内楽演奏に携わり、1961年には、ウィーン三重奏団の一員として「ミュンヘン国際音楽コンクール」で第1位となった。1976年ハイドンのピアノ曲全曲録音によって「グランプリ・デュ・ディスク」を受賞。レパートリーは幅広く、古典派やロマン派のほかに、20世紀音楽にまでわたっているが、とりわけベートーヴェンの専門家として名高い。

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2020年11月12日

★広瀬悦子、幻のカルクブレンナー編「第9」に挑戦


広瀬悦子

ベートーヴェン (カルクブレンナー編) : 交響曲第9番「合唱」
                       (全曲+フランス語歌唱)

ピアノ:広瀬悦子

第4楽章指揮:アンドレイ・ペトレンコ

ソプラノ:セシール・アシーユ
メゾソプラノ:コルネリア・オンキオイウ
テノール:サミー・カンプス
バス:ティモテ・ヴァロン

合唱:エカテリンブルグ・フィルハーモニー合唱団

録音: 2020年1月29日-2月1日、ナント市イヴェント・センター

CD : MIRARE MIR-534(キングインターナショナル)

 2020年5月の「ラ・フォルジュルネ音楽祭」で上演され話題を集めるはずだった幻の「第9」のCDの登場。19世紀初頭のカルクブレンナー(1785年~1849年) による編曲で、世界初録音。ピアニスト・作曲家のカルクブレンナー は、1837年にベートーヴェンの交響曲全9曲をピアノ独奏用に編曲し、ベートーヴェン好きのフランス王ルイ・フィリップに献呈した。これらは、リストとは全く異なる超絶技巧で、「第9」の歌唱はフランス語。

 ピアノの広瀬悦子は、名古屋市出身。1994年パリ・エコールノルマル音楽院に入学。1996年に同院を首席で卒業後、パリ国立高等音楽院に入学。1999年に首席卒業とともにダニエル・マーニュ賞を受賞。1999年「マルタ・アルゲリッチ国際コンクール」優勝をはじめ、数々の国際コンクールで優秀な成績を収める。2001年シャルル・デュトワ指揮N響と共演し、日本でのオーケストラ・デビューを果たす。

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2020年11月09日

★辻井伸行 笑顔で会える日のために あなたに寄り添うピアノ作品集


辻井伸行2

辻井伸行:笑顔で会える日のために
ドビュッシー:夢
       月の光
ショパン:ノクターン 第20番 嬰ハ短調 《遺作》
     ノクターン 第8番 変ニ長調 作品27の2
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第14番 嬰ハ短調 作品27の2 《月光》 第1楽章
        ピアノ・ソナタ 第8番 ハ短調 作品13 《悲愴》第2楽章
リスト:愛の夢
    ため息
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲 作品43 第18変奏
久石 譲:The Dream of the Lambs
菅野よう子:RAY OF WATER piano solo main theme
辻井伸行:神様のカルテ =エンディング=

ピアノ:辻井伸行

ヴァシリー・ペトレンコ 指揮 ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団
久石 譲 指揮 東京交響楽団
岩村 力 指揮 新日本フィルハーモニー交響楽団

CD : avex CLASSICS

 ピアノの辻井伸行(1988年生まれ)は、東京都出身。2005年第15回「ショパン国際ピアノコンクール」で「ポーランド批評家賞」を受賞。2009年「ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール」で優勝(日本人として初)。2009年文化庁長官表彰(国際芸術部門)、2010年第11回「ホテルオークラ音楽賞」及び第1回「岩谷時子賞」、2013年「日本ショパン協会賞」受賞。2013年イギリス最大の音楽祭「BBCプロムス」に出演し「歴史的成功」と称賛された。作曲家としても注目されており、映画「神様のカルテ」で第21回「日本映画批評家大賞」受賞。

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2020年11月05日

★スペイン出身の新進気鋭の指揮者 パブロ・エラス=カサド指揮フライブルク・バロック・オーケストラの「第九」


カサド

ベートーヴェン : 交響曲第9番
        合唱幻想曲

指揮:パブロ・エラス=カサド

管弦楽:フライブルク・バロック・オーケストラ

ソプラノ:クリスティアーネ・カルク
アルト:ゾフィー・ハルムセン
テノール:ヴェルナー・ギューラ
バス:フロリアン・ベッシュ

合唱: チューリヒ・ジング・アカデミー

フォルテピアノ:クリスティアン・ベザイデンホウト (合唱幻想曲)

CD:キングインターナショナル KKC-6234~5(2枚組)

 指揮のパブロ・エラス=カサド(1977年生まれ)は、スペイン、グラナダ出身。2009年の「サントリー音楽祭」で来日。2011年ベルリン・フィルにデビュー。2012年ニューヨークのセント・ルークス管弦楽団首席指揮者に就任。シカゴ響、バイエルン放送響、コンセルトヘボウ、ベルリン・フィルなどの名門オーケストラと共演し、メトロポリタン歌劇場、ニューヨーク・フィルでのデビューも果たす。2020年12月23日(水)7:00pm/25日(金)7:00pm/26日(土)3:00pm、NHKホールでベートーヴェン「第9」演奏会(ソプラノ:髙橋絵理、メゾ・ソプラノ:加納悦⼦、テノール:宮⾥直樹、バリトン:⾕⼝ 伸、合唱:新国⽴劇場合唱団)の指揮で来日。

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2020年11月02日

★安田謙一郎とその門下生によるチェロ四重奏団「チェロ・クァルテット K」


kチェロクァルテット

バッハ:シャコンヌ
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
バーバー:弦楽のためのアダージョ
クズネツォフ:組曲作品13
バッハ:G線上のアリア

チェロ四重奏:チェロ・クァルテット K

         安田 謙一郎(1st cello)
         藤村 俊介(2nd cello)
         宮坂 拡志(3rd cello)
         木越 洋(4th cello)

CD:マイスター・ミュージック MM-4081

 安田謙一郎(1944年生まれ)は、1965年第34回「日本音楽コンクール」でチェロ部門第1位とともに大賞を獲得。1966年第3回「チャイコフスキー国際コンクール」でチェロ部門第3位に入賞。1969年から1973年まで、ピエール・フルニエのアシスタントを務めた。1986年安田弦楽四重奏団を結成。これまでにチェロを斎藤秀雄、ガスパール・カサド、ピエール・フルニエに師事。国内外でチェリスト・作曲家として活躍する安田謙一郎を筆頭に、その門下が集ったのが「チェロ・クァルテットK」。

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2020年10月29日

★名ソプラノ 松本美和子 新アルバム”ひとすじに”


松本美和子

いとしい女から遠く離れて(サルティ)
ああ愛らしく美しい瞳(作者不明)
いとしい人が来る時(パイジエッロ)
あなたと一緒に!(トスティ)
バラの香りが流れ ≪二つの小さな夜想曲≫より第1曲(トスティ)
そうなってほしい(トスティ)
ラウラに寄す夕べの想い(モーツァルト)
間奏曲 ≪リーダークライス≫ Op.39より第2曲(シューマン)
私のバラ ≪6つの詩とレクイエム≫ Op.90より第2曲(シューマン)
からたちの花Ⅱ(山田耕筰)
秋の空 ≪八木重吉による五つの歌≫より第1曲(畑中良輔)
雨 ≪八木重吉による五つの歌≫より第4曲(畑中良輔)
君の上にはただ花ばかり ≪夢のたたかい≫より第1曲(モンポウ)
美女のまなざし ≪昔風なスペイン歌曲集≫より(グラナドス)
月の光(フォーレ)
愛の歌(フォーレ)
セー≪アラゴンの2つの詩≫より第1曲(プーランク)
夢のあとに(フォーレ)

ソプラノ:松本美和子

ピアノ:椎野伸一

CD:日本アコースティックレコーズ NARD-5073

 ソプラノの松本美和子は、1972年ローマ国立歌劇場で「カルメン」のミカエラでデビュー以降、ウィーン国立歌劇場、バイエルン国立歌劇場など、世界各国の主要オペラ劇場に出演。1991年10月、ウィーン楽友協会にて、日本人としては初めての楽友協会主催による歌曲の夕べに出演。1996年4月には、トスティ生誕150周年記念コンサートを紀尾井ホールで開催し、トスティ100曲を歌いあげて大きな話題をよんだ。1990年「新日鐵音楽賞」特別賞、1998年「モービル音楽賞」を受賞。2006年紫綬褒章受章、2012年旭日小綬章を受章。

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2020年10月26日

★古楽器アンサンブル「アルモニオーサ」のヴィヴァルディ : ヴァイオリン協奏曲集「ラ・ストラヴァガンツァ」 Op.4


ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集

ヴィヴァルディ : ヴァイオリン協奏曲集「ラ・ストラヴァガンツァ」 Op.4

<CD1>

  第1番 変ロ長調 RV383a
  第2番 ホ短調 RV279
  第3番 ト長調 RV301
  第4番 イ短調 RV357
  第5番 イ長調 RV347
  第6番 ト短調 RV316a

<CD2>

  第7番 ハ長調 RV185
  第8番 ニ短調 RV249
  第9番 ヘ長調 RV284
  第10番 ハ短調 RV196
  第11番 ニ長調 RV204
  第12番 ト長調 RV298

ヴァイオリン独奏/指揮:フランチェスコ・チェッラート

古楽器アンサンブル:アルモニオーサ

チェンバロ:ミケーレ・バルキ

CD:キングインターナショナル KKC6255~6

 「アルモニオーサ」はフランチェスコとステファノのチェッラート兄弟らが中心となって2012年に結成されたイタリアの古楽器アンサンブル。卓越したチェンバロ奏者、ミケーレ・バルキが在籍している。「ラ・ストラヴァガンツァ」とは、ヴィヴァルディが作曲した12曲から構成されるヴァイオリン協奏曲集のタイトルであり、「奇妙」や「狂態」などを意味する。「ラ・ストラヴァガンツァ」 Op.4は、「調和の霊感」に続いて出版された一連の協奏曲集で、主に独奏ヴァイオリンが活躍し、高度な演奏技術を要求されるものとして知られる。

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2020年10月19日

★上岡敏之指揮新日本フィルハーモニー交響楽団のドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」他(ライヴ録音)


上岡敏之

ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
コダーイ:ガランタ舞曲
バーバー:弦楽のためのアダージョ

指揮:上岡敏之

管弦楽:新日本フィルハーモニー交響楽団

録音:2019年3月、すみだトリフォニーホール(ライヴ録音)

CD : オクタヴィア・レコード OVCL00732

 指揮の上岡敏之(1960年生れ)は東京都出身。1979年東京藝術大学に入学、在学中の1982年に安宅賞受賞。1984年ハンブルク音楽大学に留学。キール劇場で専属指揮者を務めた後、エッセンの市立アールト劇場第一専属指揮者、ヘッセン州立歌劇場音楽監督、北西ドイツ・フィルハーモニー管弦楽団首席指揮者に就任。2004年ヴッパータール交響楽団首席指揮者、2009年ザールラント州立劇場音楽総監督に就任。2016年新日本フィルハーモニー交響楽団音楽監督に就任。

 このCDは、すみだトリフォニーホール主催による公演「すみだ平和祈念音楽祭2019」(2019年3月)の平和への想いが込められた、郷愁あふれるコンサートのライヴ録音。

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2020年10月15日

★ラン・ランのバッハ:ゴルトベルク変奏曲


ランラン

バッハ:ゴルトベルク変奏曲

      アリア

      第1変奏~第30変奏

      アリア

ピアノ:ラン・ラン

CD:ユニバーサルミュージック 481-8971

 ピアノのラン・ラン(1982年生れ)は、中国遼寧省瀋陽出身。5歳で「瀋陽ピアノ・コンクール」に優勝して最初のリサイタルを開く。1997年に渡米し、フィラデルフィアのカーティス音楽院でゲイリー・グラフマンに師事。2002年「シュレースヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭」でレナード・バーンスタイン賞を受賞。2004年サイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルと共演し、国際的にテレビ放映された。2008年北京五輪開会式で演奏。

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