2020年10月12日
モーツァルト : ミサ曲 ハ短調 【ヘルムート・エーダー版 (1985)】
(1)キリエ
(2)グローリア (i. 天のいと高きところには、神に栄光/ ii. 我らは主をほめ/
iii. 主の大いなる栄光のゆえに/ iv. 神なる主/
v. 世の罪を除きたもう主よ/ vi. 主のみ聖なり/
vii. イエス・キリストよ/ viii. 聖霊とともに)
(3)クレド (i. 我は信ず、唯一の神/ ii. 聖霊によりて)
(4)サンクトゥス
(5)ベネディクトゥス
指揮:マルク・ミンコフスキ
管弦楽:レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル・グルノーブル(グルノーブル・ルーヴル宮音楽隊)
独唱:ソプラノ:アナ・マリア・ラビン
アンブロワジーヌ・ブレ
テノール:スタニスラス・ドゥ・バルビラック
バス:ノーマン・パツケ
合唱:コンスタンス・マルタ=ベイ、レア・フルテ、ソフィー・ガルビシュ (ソプラノ)
オーウェン・ウィレッツ、マリー=アンドレ・ブシャール=ルシュー (アルト)
フランソワ・パルダイルエ、リサンドロ・ネシス (テノール)
アントワーヌ・フーロン、シドニー・フィエロ (バス)
録音: 2018年12月、フランス、MC2 (グルノーブル文化会館)(ライヴ録音)
CD:キングインターナショナル KCC6218
指揮のマルク・ミンコフスキ(1962年生まれ)は、フランス、パリ出身。当初バロックファゴット奏者として様々な古楽器の合奏団に参加。1982年にグルノーブル・ルーヴル宮音楽隊(レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル・グルノーブル)を設立。バロック・オペラを中心に活動し、その後各地の歌劇場やオーケストラに招かれる。レパートリーはバロック音楽が中心だが、古典派やロマン派の音楽も積極的に取り組んでおり、レパートリーは広い。2012年よりザルツブルク・モーツァルト週間の芸術監督、2016年よりボルドー国立歌劇場総監督を務める。2018年オーケストラ・アンサンブル金沢芸術監督に就任。
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2020年10月08日
ジョン・ウィリアムズ:ネヴァーランドへの飛行(『フック』から)
『未知との遭遇』から抜粋
悪魔のダンス(『イーストウィックの魔女たち』から)
地上の冒険(『E.T.』から)
『ジュラシック・パーク』のテーマ
ダートムア、1912年(『戦火の馬』から)
鮫狩り – 檻の用意!(『ジョーズ』から)
マリオンのテーマ(『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』から)
メイン・タイトル(『スター・ウォーズ/新たなる希望』から)
レベリオン・イズ・リボーン(『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』から)
ルークとレイア(『スター・ウォーズ/ジェダイの帰還』から)
帝国のマーチ(『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』から)
レイダース・マーチ(『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』から)
ヴァイオリン:アンネ=ゾフィー・ムター
指揮:ジョン・ウィリアムズ
管弦楽:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:2020年1月、ウィーン(ライヴ録音)
CD:ユニバーサルミュージック UCCG-40107
ジョン・ウィリアムズは、50年以上にわたりハリウッド映画音楽のトップランナーとして君臨し、これまでグラミー賞受賞25回、アカデミー賞受賞5回、エミー賞5回、ゴールデン・グローブ賞受賞4回など数多くの賞を受賞している。このCDは、ジョン・ウィリアムズが、自身の代表作を振ったウィーン・フィルへの指揮デビュー公演(2020年1月18、19日)のライヴ録音盤。
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2020年10月05日
<Disc 1>
ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ 第16番 ト長調 op.31の1
ピアノ・ソナタ 第17番 ニ短調 op.31の2
ピアノ・ソナタ 第18番 変ホ長調 op.31の3
<Disc 2>
ベートーヴェン: 創作主題による6つの変奏曲 ヘ長調 op.34
創作主題による15の変奏とフーガ op.35「エロイカ変奏曲」
フォルテピアノ:アンドレアス・シュタイアー
CD:キング・インターナショナル KKC-6166
チェンバロ奏者・フォルテピアノ奏者んのアンドレアス・シュタイアー(1955年生まれ)は、ドイツ、ゲッティンゲン出身。ハノーファー音楽大学で学ぶ。卒業後、アムステルダムでトン・コープマンに師事。1983年から1986年まで、「ムジカ・アンティクヮ・ケルン」の一員として活動。1986年からレ・ザデューの客演フォルテピアノ奏者として、室内楽演奏やリートの伴奏者として活躍を始める。1987年から1996年までバーゼル・スコラ・カントルムのチェンバロ講師を務めた。2002年「ドイツ・レコード批評家賞」を受賞。
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2020年10月01日
バルトーク:弦楽四重奏曲第1番Sz.40
弦楽四重奏曲第2番Sz.67
弦楽四重奏曲第3番Sz.85
「ミクロコスモス」より4曲 (シェルイ編)
弦楽四重奏曲第4番Sz.91
弦楽四重奏曲第5番Sz.102 (第4楽章なし)
弦楽四重奏曲第6番Sz.114
弦楽四重奏:巌本真理弦楽四重奏団
巌本真理 (第1ヴァイオリン)
友田啓明 (第2ヴァイオリン)
菅沼準二 (ヴィオラ)
黒沼俊夫 (チェロ)
録音: 1966年10月6日、日本都市センターホール、10月14日、杉並公会堂 (ライヴ録音)
CD:キングインターナショナル KKC-2522~3
ヴァイオリンの巖本真理(1926年―1979年)は、日本人の父とアメリカ人の母の間に東京・西巣鴨に生まれる。自宅でヴァイオリンの英才教育を受け、1937年「日本音楽コンクール」で一位となり、天才少女と呼ばれる。1939年第1回独奏会を開く。20歳で東京音楽学校教授となるが1950年に辞職して渡米する。帰国後、演奏活動を再開し、1959年「芸術選奨文部大臣賞」「芸術祭奨励賞」、1964年「民放祭最優秀賞」、1965年「毎日芸術賞」を受賞。1966年「巌本真理弦楽四重奏団」を結成し、1970年「レコード・アカデミー賞」、1971年に再度「芸術選奨賞」、1974年「モービル音楽賞」を受賞。そして日本初の室内楽定期演奏会94回の偉業を達成した。
このCDアルバムは、ニッポン放送に保存されている巌本真理弦楽四重奏団の録音を今回2枚でCD化したもの。ニッポン放送において1955年から2005年まで続き、音楽ファンから支持を受けていた「新日鉄コンサート」(1970年まではフジセイテツ・コンサート) 。この番組の看板アーチストであったのが巌本真理弦楽四重奏団。
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2020年9月28日
<CD1>交響曲第1番 ハ短調 WAB 101
使用稿: 第1稿 (リンツ稿)・ノヴァーク版/ 録音: 1998年2月28日
<CD2>交響曲第2番 ハ短調 WAB 102
使用稿: 第2稿 ノヴァーク版/ 録音: 1997年1月13日
<CD3>交響曲第3番 ニ短調 WAB 103
使用稿: 第3稿 ノヴァーク版/ 録音: 1996年2月26日
<CD4>交響曲第4番 変ホ長調『ロマンティック』 WAB 104
使用稿: 1878・80 年稿 ノヴァーク版/ 録音: 1997年2月24日
<CD5>交響曲第5番 変ロ長調 WAB 105
使用稿: 原典版・ノヴァーク版/ 録音: 1998年1月27日
<CD6>交響曲第6番 イ長調 WAB 106
使用稿: ノヴァーク版/ 録音: 1997年3月18日
<CD7>交響曲第7番 ホ長調 WAB 107
使用稿: ノヴァーク版・第2版/ 録音: 1996年1月29日
<CD8>交響曲第8番 ハ短調 WAB 108 (第1・2楽章)
<CD9> 交響曲第8番 ハ短調 WAB 108 (第3・4楽章)
使用稿: 第2稿 ノヴァーク版/ 録音: 1996年3月31日
<CD10>交響曲第9番 ニ短調 WAB 109
使用稿: ノヴァーク版/ 録音: 1998年3月13日
録音:サントリーホール(ライヴ録音)
指揮:若杉弘
管弦楽:NHK交響楽団
CD:ALTUS ALT-431~440(10枚組)
指揮の若杉弘(1935年~2009年)は、東京都出身。慶應義塾大学経済学部へ入学したが、音楽への思いを断ち切れずに慶大を中退し、1956年に東京芸術大学に入学し直した。卒業後すぐにNHK交響楽団指揮研究員となる。1963年東京交響楽団を指揮してコンサートデビュー。 1977年にケルン放送交響楽団首席指揮者に就任。以後は海外に活躍の場を広げ、ベルリン・フィル、ミュンヘン・フィルなどに客演。ドイツにおいてダルムシュタット歌劇場、ドルトムント歌劇場を経てバイエルン国立歌劇場指揮者、ライン・ドイツ・オペラ(デュッセルドルフ/デュースブルク)音楽総監督(GMD)、ドレスデン国立歌劇場およびドレスデン・シュターツカペレ常任指揮者などの要職を歴任。2007年~2010年新国立劇場の芸術監督。1965年に読売日本交響楽団常任指揮者、1986年から1995年まで東京都交響楽団音楽監督(1987年より首席指揮者兼務)、1987年から1991年までチューリヒ・トーンハレ協会の芸術総監督(1988年よりチューリヒ・トーンハレ管弦楽団の首席指揮者兼務)などを務め、1995年からその死までNHK交響楽団正指揮者を務めた。芸術選奨文部大臣賞、日本芸術院賞、朝日賞、毎日芸術賞、サントリー音楽賞、モービル音楽賞、N響有馬賞ほか受賞多数。
このCDアルバムは、2020年、若杉弘の生誕85周年に当たり、彼の遺したライヴ録音から、CD化が望まれていたN響との伝説的ブルックナー・チクルス盤。
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2020年9月24日
<Disc 1>
シベリウス:「樹の組曲」 作品75
故郷にて 作品74-4
ロマンス ハ長調 作品101-1
キャプリス 作品24-3
パルムグレン:「3つの夜想的情景」 作品72
粉雪 作品57-2
ロマンス 作品73-1
カヤーヌス:小さなワルツカスキ:前奏曲 変ト長調 作品7-1
メリカント:ロマンス 作品12
歌 作品92-1
夏の夜のワルツ 作品1
ハンニカイネン:夕べに
クーラ:羊飼いのポルカ
メラルティン:雨 作品52-4
<Disc 2>
シベリウス: 夢想 作品58-1
静かな西風 作品74-2
村の教会 作品103-1
即興曲 作品5-5
ロマンス 変ニ長調 作品24-9
ロマンティックな情景 作品101-5
パルムグレン:5月の夜 作品27-4
夕べの歌 作品47-1
月の光 作品54-3
とんぼ 作品27-3
海 作品17-2
メリカント: 夏の夜の牧歌 作品16-2
牧歌 作品73-1
ゆるやかなワルツ
カスキ: 秋の朝 作品21-2
古い時計台 作品48-2
夜の海辺にて 作品34-1
激流 作品48-1
クーラ:小さなガボット 作品3-3
結婚行進曲 作品3-2
ピアノ:舘野 泉
CD:オクタヴィアレコード OVCT-00177
ピアノの舘野 泉(1936年生れ)は東京都出身。東京藝術大学音楽学部ピアノ科を首席で卒業。1964年よりヘルシンキに在住し、シベリウスをはじめ、フィンランドの近現代作曲家の作品に取り組む。1968年「メシアン・コンクール」第2位。同年より国立シベリウス・アカデミーの教授を務め、1981年以来フィンランド政府より芸術家年金を与えられる。2002年フィンランド、タンペレでのリサイタル中に脳溢血で倒れ、その後遺症として右半身に麻痺が残る。以後、左手のピアニストとして演奏活動を継続。2012年「東燃ゼネラル音楽賞」を受賞。左手のための委嘱作品を充実させることを目的とした「舘野 泉 左手の文庫」を設立。このCDは、長い廃盤期(1988年1月9-13日シベリウス・ホール、ヤルヴェンパー・タロにて収録)を経ての、待望の再発売。
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2020年9月21日
ベートーヴェン:交響曲第7番
レオノーレ序曲第3番
指揮:小澤征爾
管弦楽:サイトウ・キネン・オーケストラ
録音:2016年8月、2017年8月、キッセイ文化ホール(長野県松本文化会館)<ライヴ録音>
CD:ユニバーサル ミュージック UCCD-40018
長野県松本市で毎夏開催される「セイジ・オザワ松本フェスティバル(OMF)」の2016年(通算25回目の開催)の演奏会でのベートーヴェン交響曲第7番は、サイトウ・キネン・オーケストラと1993年以来23年ぶりの再演/再録音。カップリングは2017年OMFでのレオノーレ序曲第3番を収録。こちらも1998年のSKF(サイトウ・キネン・フェスティバル松本)から19年振りの再演/再録音。
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2020年9月17日
ルトスワフスキ : チェロ協奏曲 (1970)
デュティユー : チェロ協奏曲「遥かな遠い国へ」 (1970)
チェロ:ヨハネス・モーザー
指揮:トマス・スナゴー
管弦楽:ベルリン放送交響楽団
CD:キングインターナショナル KKC6050
チェロのヨハネス・モーザー(1979年生まれ)は、ドイツ、ミュンヘン出身。ベルリンのアイスラー音楽院で学ぶ。2000年「ダヴィドフ・コンクール」、2001年「メンデルスゾーン・コンクール」で第1位を獲得した後、2002年「チャイコフスキー・コンクール」で最高位受賞(1位なしの2位)、以来、一躍注目を集め、世界的指揮者のもとでの共演など活躍している。このCDは、ロストロポーヴィチのために作曲された、ルトスワフスキ(1913年―1994年)とデュティユー(1916年―2013年)のチェロ協奏曲を収録。
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2020年9月14日
シューベルト : 八重奏曲 ヘ長調 D.803
弦楽四重奏:モディリアーニ弦楽四重奏団
クラリネット:ザビーネ・マイヤー
ホルン:ブルーノ・シュナイダー
ファゴット:ダグ・イェンセン
コントラバス:クヌート・エリック・サンドクイスト
CD:キングインターナショナル KKC6230
モディリアーニ弦楽四重奏団は、フランスの弦楽カルテット。パリ国立高等音楽・舞踊学校に在校していた4人の学生により2003年にパリで結成された。結成当初のメンバーは、第1ヴァイオリン、フィリップ・ベルナール、第2ヴァイオリン、ロイク・リオ、ヴィオラ、ロラン・マルフェング、チェロ、フランソワ・キエフェルであったが、2016年、第1ヴァイオリンのフィリップ・ベルナールの代わりに、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団のスーパーソリストであったアモリ・コエトーが加入。2006年ニューヨークの「ヤング・コンサート・アーティスツ・オーディションズ」で優勝。2008年アカデミー・シャルル=クロスが、モディリアーニ弦楽四重奏団によるハイドンの弦楽四重奏曲集の録音に対してディスク・グランプリ賞を授与。2009年批評家協会から新人賞を受賞。
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2020年9月10日
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲第1番~第4番「四季」
(ヴァイオリン協奏曲集「和声と創意の試み」Op.8 より)
ピアソラ (ペーター・フォン・ヴィーンハルト編曲):「ブエノスアイレスの四季」
ヴァイオリン:アラベラ・美歩・シュタインバッハー
管弦楽:ミュンヘン室内管弦楽団 (コンサートマスター:ジェラルダス・ビドヴァ)
CD:キングインターナショナル KKC-6215
ヴァイオリンのアラベラ・美歩・シュタインバッハーは、ドイツ、ミュンヘン出身。ミュンヘン音楽大学で学んだほか、ドロシー・ディレイやイヴリー・ギトリスに師事。2000年にハノーファーで開催された「ヨーゼフ・ヨアヒム・ヴァイオリン・コンクール」で入賞。2004年にはチョン・キョンファのキャンセルにより急遽パリでネヴィル・マリナー指揮するフランス国立放送フィルへのデビューが決まり、そこで演奏したベートーヴェンのコンチェルトの演奏により一躍、注目を集めるようになった。
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