2017年12月25日
メンデルスゾーン:ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調(1838年)
ストラヴィンスキー:ディヴェルティメント
グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ 第2番 ト長調 作品13
シベリウス:6つの小品 作品79から(第1曲 「思い出」、第5曲 「牧歌的舞曲」、第6曲 「子守歌」)
ヴァイオリン:チャン・ユジン
小澤佳永(ピアノ)
録音:2017年6月28日~29日、日立システムズホール仙台、宮城県)
CD:オクタヴィア・レコード OVCL‐00641
ヴァイオリンのチャン・ユジンは、11歳で初リサイタル。2004年「ユーディ・メニューイン国際コンクール」第3位。2013年「宗次エンジェル・ヴァイオリンコンクール」優勝。2015年「チャイコフスキー国際コンクール」セミファイナリスト。2016年第6回「仙台国際音楽コンクール」ヴァイオリン部門優勝。韓国国立芸術大学を首席で卒業後、現在、ボストン・ニューイングランド音楽院でミリアム・フリードに師事。
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2017年12月21日
モーツァルト:幻想曲 ハ短調 KV 475
ピアノ・ソナタ第14番 ハ短調 KV 457
ピアノ・ソナタ第13番 変ロ長調 KV 333
ピアノ:メナヘム・プレスラー
録音:2016年10月30、11月2日、パリ
CD:キングインターナショナル(LA DOLCE VOLTA) LDV34
ピアノのメナヘム・プレスラー(1923年生まれ)は、ドイツ、マクデブルク出身。世界的に著名な米国のピアノ三重奏団「ボザール・トリオ」を結成。その演奏活動は半世紀に亘って高い評価を得て、録音活動でも世界的に名高かった。初代メンバーはヴァイオリンのダニエル・ギレとチェロのバーナード・グリーンハウス。2008年9月6日のルツェルン音楽祭でのコンサートをもって解散された。その後、メナヘム・プレスラーは、ピアノ独奏者として世界的な活躍を見せている。イギリスの「レコード・オブ・ザ・イヤー賞」、「グラミー賞」ノミネート4回、1997年「アンサンブル・オブ・ザ・イヤー賞」、「ドイツ批評家賞」など、受賞多数。2011年「ICMA国際クラシック音楽賞」の生涯功労賞および名誉ある「ウィグモア・メダル」を受賞。2012年スペインのソフィア女王より「メニューイン賞」を授与され、またグラモフォン誌の殿堂入りを果たした。
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2017年12月18日
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」
バーンスタイン :「ウエスト・サイド物語」より“シンフォニック・ダンス”
指揮:アンドレア・バッティストーニ
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
CD:日本コロムビア
録音:2017年5月18日、東京オペラシティコンサートホール(春の祭典)/2014年1月31日、サントリーホール(ウエスト・サイド物語)<ライヴ録音>
指揮のアンドレア・バッティストーニ(1987年生れ)はイタリア、ヴェローナ出身。2013年ジェノヴァ・カルロ・フェリーチェ歌劇場の首席客演指揮者就任。2016年東京フィルハーモニー交響楽団首席指揮者に就任。これまで、スカラ座、ベルリン・ドイツ・オペラ、バイエルン国立歌劇場などに出演。これから成長が見込める若手指揮者の一人として世界の注目が集まる。
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2017年12月14日
さくら横ちょう (加藤周一・詩/中田喜直・曲)
月見草の花 (山川清・詩/山本雅之・曲)
誘い (ロッシーニ)
いとしい女よ (ジョルダーニ)
薔薇 (トスティ)
マリンコニーア (ベッリーニ)
激しい希求 (ベッリーニ)
優雅な月よ (ベッリーニ)
約束 (ロッシーニ)
ちいさい秋見つけた (サトウ・ハチロー・詩/中田喜直・曲)
ねむの木の子守歌 (皇太子妃美智子殿下・詩/山本正美・曲)
ソプラノ:中安千晶
ピアノ:御園生 瞳
CD:Belta Record yzbl-1051
ソプラノの中安千晶は、東京都八王子市出身。国立音楽大学卒業。これは、BS日テレ「BS日本・こころの歌」(毎週月曜日21時)出演の混声合唱団「FORESTA(フォレスタ)」のメンバーの中安千晶のデビューCD。日本の歌とイタリアの歌を収録。フォレスタのプロデューサー一条貴之氏も「彼女にアーティストに最も大切な“華”を感じました。中安千晶の音楽世界・・・お楽しみください」とエールを送る。
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2017年12月11日
モーツァルト:ピアノ・ソナタ ヘ長調 K.280
シューマン:謝肉祭 作品9
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ 第2番 ニ短調 作品14
グリュンフェルト:「ウィーンの夜会」~ヨハン・シュトラウスのワルツ主題による演奏会用パラフレーズ
ピアノ:キム・ヒョンジュン
録音:2017年6月26~27日、日立システムズホール仙台(仙台市青少年文化センター)にてライヴ録音
CD:オクタヴィアレコード OVCT-00138
ピアノのキム・ヒョンジュンは韓国出身。2010年「パデレフスキ国際ピアノコンクール」で2位及び審査委員特別賞を受賞し、ヨーロッパの主要都市で演奏活動を展開。そして2016年に第6回「仙台国際音楽コンクール」で優勝。仙台のコンクールで優勝した後、翌年には日本全国でのリサイタルツアーを行い、日本の聴衆にも高い評価を受けた。現在、ジョンズ・ホプキンス大学ピーボディ音楽院でムン・ヨンヒに師事。
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2017年12月07日
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 op.64
序曲 「フィンガルの洞窟」 op.26
交響曲第5番「宗教改革」 op.107
ヴァイオリン:イザベル・ファウスト
指揮:パブロ・エラス=カサド
管弦楽:フライブルク・バロック・オーケストラ
録音 : 2017年3月19~22日、バルセロナオーディトリウム 第1ホール Paul Casals
CD:キングインターナショナル KKC5788
ヴァイオリンのイザベル・ファウストはドイツ出身。1987年アウグスブルクの「レオポルト・モーツァルト・コンクール」、93年「パガニーニ国際ヴァイオリン・コンクール」で第1位。ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集とバッハの無伴奏集の録音で高い評価を得ている。現在、世界を代表するヴァイオリニストの一人。
指揮のパブロ・エラス=カサド(1977年生れ)はスペイン出身。グラナダ大学で学び、2000年国内の指揮コンクール第2位。02年バイロイトでバレンボイムのアシスタントを務め、05~08年ジローナ市管弦楽団首席指揮者。07年ルツェルン音楽祭指揮者コンクールで「グルッペン」を指揮し優勝。
管弦楽は「ピリオド・オーケストラのベルリン・フィル」とも称されるフライブルク・バロック・オーケストラ
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2017年12月04日
ラフマニノフ:夜のしじま 作品4-3(伊藤悠貴編)
スクリャービン:ロマンス(伊藤悠貴編)
チャイコフスキー:ユモレスク 作品10-2(ゲリンガス編)
ディーリアス:ロマンス
ブリッジ:春の歌
リル:記憶(伊藤悠貴に献呈、世界初録音)
エルガー:愛の挨拶 作品12
アイアランド:聖なる少年(伊藤悠貴編)
シューマン:献呈 作品25-1(伊藤悠貴編)
マーラー:私はこの世に捨てられて(ゲリンガス~伊藤悠貴編)
シュトラウス:あなたは私の心の王冠 作品21-2(伊藤悠貴編)
ポッパー:ハンガリー狂詩曲 作品68
チェロ:伊藤悠貴
ピアノ:ダニエル・キング・スミス、ジェイムズ・リル
録音:2017年4月12日~14日、東京、五反田文化センター
CD:アールアンフィニ(ソニー・ミュージックダイレクト / ミューズエンターテインメント) MECO‐1045
チェロの伊藤悠貴(1989年生れ)は、1996年、桐朋学園子供のための音楽教室でチェロを学ぶ。2004年に渡英。ロンドンでアレクサンダー・ボヤルスキーに師事、また名チェリストダヴィド・ゲリンガスの弟子となる。2015年、王立音楽大学を最優秀弦楽器奏者賞を得て全課程を首席で卒業。16歳でロンドンにてコンチェルト・デビュー。2008年第77回「日本音楽コンクール」チェロ部門第2位および岩谷賞(聴衆賞)受賞。2010年第17回「ブラームス国際コンクール」および2011年第3回「ウィンザー国際弦楽コンクール」において日本人チェロ奏者として初優勝、それをきっかけにロンドンを拠点に本格的に音楽活動を開始。2013年よりロンドンのナイツブリッジ・フィルハーモニー管弦楽団芸術監督・首席指揮者を務める。現在、ロンドン在住。
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2017年11月30日
ショパン:ノクターン集
第1番 変ロ短調 作品9の1
第2番 変ホ長調 作品9の2
第3番 ロ長調 作品9の3
第4番 ヘ長調 作品15の1
第5番 嬰ヘ長調 作品15の2
第6番 ト短調 作品15の3
第8番 変ニ長調 作品27の2
第9番 ロ長調 作品32の1
第11番 ト短調 作品37の1
第13番 ハ短調 作品48の1
第14番 嬰ヘ短調 作品48の2
第15番 ヘ短調 作品55の1
第19番 ホ短調 作品72の1
第20番 嬰ハ短調 遺作
第21番 ハ短調 遺作
ピアノ:ファジル・サイ
録音:2016年3月、ザルツブルク、モーツァルテウム大ホール
CD:avex CLASSICS AVCL‐25944
ファジル・サイは、今までショパンのノクターンは日本ではほとんど演奏することもなく、録音は皆無であった。このCDは、その沈黙を破って登場したオール・ショパンのノクターン集。
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2017年11月27日
おんがく(まど・みちお/木下牧子)
秋桜 (さだまさし)
六騎 (北原白秋/山田耕筰)
サルビア (堀内幸枝/中田喜直)
赤とんぼ (三木露風/山田耕筰)
夢みたものは (立原道造/木下牧子)
しぐれに寄する抒情 (佐藤春夫/大中恩)
たあんきぽーんき (山村暮鳥/中田喜直)
鉾をおさめて(中山晋平/時雨音羽)
ちいさい秋みつけた(中田喜直/サトウハチロー)
九十九里浜(北見志保子/平井康三郎)
雪のふるまちを(内村直也/中田喜直)
このみち(金子みすゞ/伊藤康英)
さとうきび畑(寺島尚彦)
ほおずき(萩原朔太郎/三善晃)
旅立ちの日に(小嶋登/坂本浩美)
テノール:福井 敬
ピアノ:谷池重紬子
録音:2017年8月、相模湖交流センター多目的ホール
CD:ディスク クラシカ ジャパン DCJA-21040
テノールの福井 敬(1962年生れ)は、岩手県水沢市(現・奥州市)出身。国立音楽大学声楽科・同大学大学院を修了。文化庁派遣芸術家在外研修員等によりイタリアに留学。1989年「イタリア声楽コンコルソ」ミラノ大賞(1位)、1992年「ジロー・オペラ賞」新人賞、1993年「五島記念文化賞」オペラ新人賞、1994年芸術選奨新人賞、2003年「エクソンモービル音楽賞」、2015年芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。国立音楽大学教授。このCDは、「悲しくなったとき~日本を歌う」「この道~故郷を歌う」に続く、3年ぶりの日本歌曲第3弾。タイトルとなった耕筰・白秋の秘曲「六騎(ろっきゅう)」などに加え、山口百恵「秋桜(コスモス)」や、卒業式の定番「旅立ちの日に」も収めてある。
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2017年11月23日
ポポーフ:交響曲第1番
指揮:飯森範親
交響楽:東京交響楽団
CD:オクタヴィアレコード OVCL-00626
ガヴリイル・ポポーフ(1904年―1972年)は、旧ソビエト連邦の作曲家。ブゾーニや新ウィーン楽派の影響のもとに作曲家として活動に入り、当時、ショスタコーヴィチにも匹敵すると高い評価を受けた。しかし、この交響曲第1番は、1935年の初演直後に演奏禁止処分を受け、これまで長く忘れていた。その後、ポポーフは旧ソ連政府と衝突するが、当局の指示に従い、より伝統的な音楽語法で日常生活の描写や共産党の英雄を賛美する作品を作曲する。旧ソビエトの芸術政策によって、不遇の時代を生きた作曲家のポポーフであるが、近年、彼の音楽が再評価され、全世界でその名が知られつつある。このCDは、日本初演のライヴ・レコーディング盤。
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