2025年12月01日
シューマン:子供の情景Op.15
第1曲 見知らぬ国と人々について
第2曲 不思議なお話
第3曲 鬼ごっこ
第4曲 ねだる子供
第5曲 十分に幸せ
第6曲 重大な出来事
第7曲 トロイメライ
第8曲 炉端で
第9曲 木馬の騎士
第10曲むきになって
第11曲 こわがらせ
第12曲 眠りに入る子供
第13曲 詩人は語る
ラフマニノフ:前奏曲変ホ長調Op.23の6
前奏曲変ロ長調Op.23の2
前奏曲ニ長調Op.23の4
前奏曲ト短調Op.23の5
パガニーニの主題による狂詩曲Op.43
(リチャードソン編):ヴォカリーズOp.34の14
(グリャズノフ編):イタリアン・ポルカ
ピアノ:中川優芽花
指揮:高橋直史
管弦楽:大阪交響楽団
録音:2024年9月11日、浜離宮朝日ホール/9月5日、ザ・シンフォニーホール(すべてライヴ録音)
このCDは、現在最も活動が注目され将来を嘱望される若手ピアニスト中川優芽花のデビュー・アルバム。ロマン派の巨匠ラフマニノフとシューマンの作品に挑む。収録曲はいずれも2024年に行ったコンサートのライヴ録音。
ピアノの中川優芽花(2001年生まれ)は、ドイツ、デュッセルドルフ出身。デュッセルドルフのロベルト・シューマン音楽大学、ロンドンのパーセル音楽院、ワイマールのフランツ・リスト音楽大学で学ぶ。2019年以降、ロンドンのウィグモア・ホール、デュッセルドルフのトーンハレ(ゾイ・ツォカヌー指揮デュッセルドルフ交響楽団と共演)、ワイマールハレ(マルクス・L・フランク指揮のイエナ・フィルハーモニー管弦楽団と共演)などで演奏。サンクトペテルブルクで開催された第16回「マリインスキー国際ピアノ・フェスティバル」に招待された。2021年、スイスで開催された権威ある「クララ・ハスキル国際ピアノ・コンクール」で優勝、および聴衆賞ほかもあわせて受賞した(日本人の優勝は、坂上博子、河村尚子、藤田真央に次ぎ4人目)。またデュッセルドルフで開催されたロベルト・シューマン国際コンクール」(2019年)、および「イェネー・タカーチ国際コンクール」(2018年)で優勝。2014年にワイマールで開催された「若いピアニストのためのフランツ・リスト国際コンクール」第2位。2022年3月、「クララ・ハスキル国際ピアノ・コンクール」優勝後、初の来日リサイタルで大絶賛を浴びる。以後大阪フィル、名古屋フィル、神奈川フィル、東フィル、読響、兵庫芸術文化センター管、大阪交響楽団、富士山静岡交響楽団、東京都交響楽団、アンサンブル金沢といった国内の主要なオケと共演を重ねる。
