クラシック音楽 新譜CD情報


バックナンバー 2025年12月25日

2025年12月25日

★カルテット・アロドのハイドン: 弦楽四重奏曲集 Op.76 (全6曲)


ハイドン:弦楽四重奏曲集 Op.76(全6曲)

      弦楽四重奏曲 第75番 ト長調 Op. 76-1, Hob.III:75
      弦楽四重奏曲 第76番 ニ短調 Op. 76-2, Hob.III:76「五度」
      弦楽四重奏曲 第77番 ハ長調 Op. 76-3, Hob.III:77「皇帝」
      弦楽四重奏曲 第78番 変ロ長調 Op. 76-4, Hob.III:78「日の出」
      弦楽四重奏曲 第79番 ニ長調 Op. 76-5, Hob.III:79「ラルゴ」
      弦楽四重奏曲 第80番 変ホ長調 Op. 76-6, Hob.III:80

弦楽四重奏:カルテット・アロド

       ジョルダン・ヴィクトリア(ヴァイオリン)
       アレクサンドル・ヴ(ヴァイオリン)
       タンギー・パリソ(ヴィオラ)
       ジェレミー・ガルバーグ(チェロ)

CD:ワーナーミュージックジャパン 2173.287521(CD2枚組)

 このCDは、バッハからシェーンベルク、現代フランスの作曲家ベンジャマン・アタイールに至るまで、幅広いレパートリーを展開しているカルテット・アロドが、今回、ハイドンの作品76に収められた6つの弦楽四重奏曲を収録。

 フランスの若手カルテット、カルテット・アロドは、パリ国立高等音楽院で学んだ4人が2013年に結成。2014年「FNAPECヨーロッパ・コンクール」第1位、2015年コペンハーゲンで行われた「ニールセン国際室内楽コンクール」では第1位ならびにカール・ニールセン賞および新作演奏賞を受賞。さらに2016年「ミュンヘン国際音楽コンクール」で優勝し、大きな注目を集めた。ジャン・シュレム(ロザムンデ四重奏団・元ヴィオラ奏者)の指導を受け、2014年よりブリュッセルのエリザベート王妃音楽大学においてアルテミス・カルテットの下で研鑽を積んでいるほか、ドビュッシー弦楽四重奏団、エベーヌ弦楽四重奏団、G.タカーチ、東京クヮルテット等の指導も受けている。2016年にはエクサン・プロヴァンス音楽祭アカデミーにおいてジャン=ギアン・ケラスの指導を受けた。2016年度にはブリュッセルのパレ・デ・ボザール、パリのサル・コルトー室内楽センターのシーズン・オープニング公演、ベルリンおよびケルンでのデビュー公演、デンマーク・ツアーなどを行った。フランス・ミュジクやラジオ・クラシックの複数のラジオ番組に定期的に出演。

コメント/トラックバック投稿 »