2025年12月11日
アルノルト・シェーンベルク:作品集
<disc 1>
シェーンベルク:浄められた夜 Op.4
室内交響曲第1番 Op.9
<disc 2>
シェーンベルク:オラトリオ「ヤコブの梯子」
ヴォルフガング・コッホ(バリトン/ガブリエル)
ダニエル・ベーレ(テノール/指名された者)
ヴォルフガング・アプリンガー=シュペルハッケ(テノール/扇動的な男)
ヨハネス・マルティン・クレンツレ(バリトン/奮闘する男)
ギュラ・オレント(バリトン/選ばれし者)
シュテファン・リューガマー(テノール/修道士)
ニコラ・ベラー・カルボーネ(ソプラノ/瀕死の男)
ジャスミン・デルフス(ソプラノ/魂・上方1)
リヴ・レッドパス(ソプラノ/魂・遠方1)
合唱:ベルリン放送合唱団
<disc 3>
シェーンベルク:管弦楽のための変奏曲 Op.31
ヴァイオリン協奏曲 Op.36
ヴァイオリン:パトリシア・コパチンスカヤ
<disc 4>Blu-ray[映像]
CD収録曲全曲のコンサート映像(すべてHD映像)
指揮:キリル・ペトレンコ
管弦楽:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
CD:BPHR250511(Berliner Philharmoniker Recordings)4枚組(3CD+Blu-ray Disc)
ベルリン・フィルと首席指揮者キリル・ペトレンコによる待望の新譜”Arnold Schoenberg Edition”がリリースされた。3枚組CDとBlu-rayを収めたハードカバー仕様で、シェーンベルク生誕150周年を記念する特別企画として制作さた。シェーンベルクの創作の全時代を網羅する作品が収録されている。Blu-rayには全作品のコンサート映像を収録。
指揮のキリル・ペトレンコ(1972年生まれ)は、ロシア出身。11歳でピアニストとしてオムスクの交響楽団と演奏してデビューし、18歳の時にオーストリアに転居。フォアアールベルク州立音楽学校で音楽を学び、ピアノを優秀な成績で終えてウィーン国立音楽大学に入学。1995年オペラ指揮者としてデビュー。1997年から1999年まではウィーン・フォルクスオーパーの指揮者。1999年から2002年までマイニンゲン宮廷楽団の音楽監督を務める。2002年からはベルリン・コーミッシェ・オーパーの音楽監督に就任し2007年まで務めた。オペラ指揮者としてのキャリアと並行して、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、クリーヴランド管弦楽団などのオーケストラと共演。2013年よりバイエルン国立歌劇場の音楽監督に就任し、同年からバイロイト音楽祭の新演出による「ニーベルングの指環」の指揮も担当。2019年からサイモン・ラトルの後任としてベルリン・フィルの首席指揮者・芸術監督に就任。ロシア出身者がベルリン・フィルの首席指揮者を務めるのはレオ・ボルヒャルト以来、約70年ぶり。
