クラシック音楽 新譜CD情報


バックナンバー 2025年12月04日

2025年12月04日

★アレクサンドル・タローのピアノによるシャンソン作品集


フランシス・プーランク:即興曲第15番:エディット・ピアノへのオマージュ
ディノ・オリヴィエリ:待ちましょう
アルカディ・ブラクリアノフ/シャルル・トレネ:あなたは馬を忘れた
ユベール・ジロー:パリの空の下
ジャン・ヴィエネール:シャルル・トレネの2つのシャンソンー第2曲:詩人の魂
ジェラール・ジュアネスト:マティルド
セルジュ・ゲンスブール:リラ駅の切符切り
レオ・フェレ:オーパス X
ミシェル・エメ:恋は何のために
ジョルジュ・ブラッサンス:通りすがりの女たち
ノルベルト・グランズバーグ:(タロー編)パダン、パダン
ジャック・ブレル:行かないで
ローラン・ブトナ:アンシ・ソワ・ジュ(我、かくあらしめる)
ミシェル・フーガン:美しい物語
クロード・ヌガロ:娘、セシルよ!
イヴ・デュティユ:モンソー公園で
ミシェル・ベルジェ:もちろん
アリス・ドナ/セルジュ・ラマ:「恋に病んで」による即興曲
レオ・フェレ:ピアノ・コンチェルトのアンダンテのテーマ
フランシス・プーランク:愛の小径 FP106(『レオカディア』より)
ジャン・ヴィエネール:シャルル・トレネの2つのシャンソンー第1曲:若かりし頃
マルグリット・モノー:『愛の賛歌』による即興曲
ジェラール・ペソン:深い眠り(バルバラの「小さなカンタータ」より)
バルバラ:我が麗しき恋物語
アレクシス・ワイセンベルク:偶然など存在しない、あるのは出会いだけだ
シャルル・アズナブール:ラ・ボエーム
ウィリアム・シェラー:ラ・バヴァロワーズ
レオ・フェレ:フランソワのテーマ
ミシェル・ジョナス:ピアノとピアニスト

ピアノ:アレクサンドル・タロー

指揮:ピエール・デュムソー指揮

管弦楽:ボルドー・アキテーヌ管弦楽団

テオルボ:トーマス・ダンフォード

CD:ワーナーミュージック WPCS-13878

 このCDは、アレクサンドル・タローのピアノによるシャンソン作品集。フランスを代表するピアニスト、アレクサンドル・タローが愛奏する、ピアノによるシャンソン作品。「パリの空の下」「パダン、パダン」「愛の小径」「愛の賛歌」「ラ・ボエーム」など名曲の数々がピアノ・ソロ、及びオーケストラとの共演で繰り広げられる。2024年の日本公演でのアンコールとしても喝采を浴びた。

 ピアノのアレクサンドル・タロー(1968年生まれ)は、フランス、パリ出身。現代フランスを代表するピアニストの一人。パリ国立高等音楽院卒業。1989年「ARDミュンヘン国際音楽コンクール」第2位となり、以来国際的な演奏活動を展開。CD録音にも力を入れ、特にラモーの「新クラヴサン組曲」は非常に高い評価を得ているほか、ラヴェルのピアノ作品全集は、2003年「アカデミー・シャルル・クロ・グランプリ ディアパソン金賞」を受賞。ラ・ロック・ダンテロン国際ピアノフェスティバル、BBCプロムス、ルフトハンザ・バロック音楽祭など多くの音楽祭に出演。クープラン、バッハ、スカルラッティからモーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、ショパン、ブラームス、さらにラフマニノフや20世紀の著名フランス人作曲家にいたる幅広いレパートリーを録音したソロ・アルバムは25枚を超え、そのほとんどが主要音楽専門誌の賞に輝いている。また、演劇制作者、ダンサーなどクラシック音楽以外のジャンルの音楽家たちとのコラボレーションを通じて、多彩な芸術的試みにも挑んでいる。2021年、フランスの音楽大賞「ヴィクトワール・ド・ラ・ミュジーク・クラシック」より、「インターナショナル・ソリスト・オブ・ザ・イヤー賞」受賞。2022年には映画音楽を特集した「シネマ」と題するCDをリリースし、2023年は4手プロジェクトに挑むなど、視野の広い活動を精力的に展開している。

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