2014年10月13日

シューベルト:ピアノ・ソナタ イ短調 D537(第4番)(作品164 遺作)
ピアノ・ソナタ 変ホ長調 D568(第7番)(作品122 遺作)
ピアノ・ソナタ ロ長調 D575(第9番)(作品147 遺作)
ピアノ・ソナタ イ長調 D664(第13番)(作品120 遺作)
ピアノ・ソナタ イ短調 D784(第14番)(作品143 遺作)
ピアノ・ソナタ イ短調 D845(第16番)(作品42)
ピアノ・ソナタ ニ長調 D850(第17番)(作品53「ガシュタイナー」)
ピアノ・ソナタ ト長調 D894(第18番 「幻想」)(作品78)
ピアノ・ソナタ イ長調 D959(第20番)(遺作)
ピアノ・ソナタ ハ短調 D958(第19番)(遺作)
ピアノ・ソナタ 変ロ長調 D960(第21番)(遺作)
ピアノ:ダニエル・バレンボイム
CD:ユニバーサル ミュージック(ドイツ・グラモフォン) UCCG-1667(5枚組)
録音:2013年1月、2014年2月、ベルリン
指揮者でありピアニストでもあるダニエル・バレンボイムの録音開始60周年記念盤。シューベルトの完成した全てのピアノソナタ全11曲、第4、7、9、13、14、16、17、18、19、20、21番をCD5枚に収録。
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2014年10月09日

マーラー:交響曲第7番「夜の歌」
指揮者:グスターボ・ドゥダメル
管弦楽:シモン・ボリバル交響楽団
指揮者のグスターボ・ドゥダメル(1981年生まれ)は、ベネズエラ出身。エル・システマによる音楽教育を受け、10歳でヴァイオリン、12歳のときに地元のユース弦楽合奏団で指揮に取り組む。1996年には同楽団の音楽監督。1999年、シモン・ボリバル・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラの音楽監督に就任。2004年第1回グスタフ・マーラー国際指揮者コンクールで優勝し、世界的に脚光を浴びる。2007年エーテボリ交響楽団の首席指揮者に就任。2009年ロサンジェルス・フィルハーモニックの音楽監督に就任。2010年ベルリン・フィルの「ジルヴェスター・コンサート 2010」を指揮した。2012年第54回グラミー賞で、ロサンジェルス・フィルと共演したブラームス交響曲第4番がベスト・オーケストラ・パフォーマンス賞を受賞。
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2014年10月06日

チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
ショパン:ピアノ協奏曲第1番
ピアノ:インゴルフ・ヴンダー
指揮:ヴラディーミル・アシュケナージ
管弦楽:サンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団
録音:2012年6月1日、サンクトペテルブルク、白夜祭(ライヴ録音)
CD:ユニバーサルミュージック(ドイツ・グラモフォン) UCCG-1666
ピアノのインゴルフ・ヴンダー(1985年生まれ)は、オーストリアのクラーゲンフルト出身。14歳でウィーン・コンツェルトハウスのシューベルト・ザールにピアニストとしてデビュー。ウィーン音楽芸術大学を卒業後、アダム・ハラシェヴィチ に師事。2010年第16回ショパン国際ピアノ・コンクール第2位、コンチェルト賞、幻想ポロネーズ賞を受賞。2011年、ショパン国際コンクール入賞者ガラ・コンサート日本ツアーに参加し。このCDは、現在国際的に活躍するのヴンダー初の協奏曲アルバム。日本でもお馴染みのアシュケナージが指揮するサンクトペテルブルク・フィルの共演者を得て、白夜祭を熱狂に包んだライヴ録音。
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2014年10月02日

シマノフスキ : 交響曲全集(第1番~第4番)
指揮:ワレリー・ゲルギエフ
管弦楽:ロンドン交響楽団
録音 : 2012年9月&10月、バービカン・ホール (ライヴ録音)
CD:キングインターナショナル KKC5389~90
シマノフスキ(1882年―1937年)は、ポーランドの作曲家。4つの交響曲、2つのヴァイオリン協奏曲、2つの弦楽四重奏曲、2つのオペラ、ピアノ曲や歌曲などを残している。シマノフスキは、1904年にワルシャワの音楽学校を卒業した後、当初、後期ロマン派の作風の作品を作曲した。1916年に完成した交響曲第3番「夜の歌」は、印象主義音楽に基づいた第二期の代表作。1918年ポーランドの独立後、一家でワルシャワに移住。以降、シマノフスキはポーランドの民俗音楽に傾倒して行く。1927年ワルシャワ音楽院の院長に就任。しかし、1932年同音楽院を辞任に追い込まれ、自身を独奏者にすることを想定したピアノ独奏を有する交響曲第4番交響曲を作曲。
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2014年9月29日

ベチリ:スピリット・オブ・トラディション
バルトーク:ルーマニア民族舞踊
ショスタコーヴィチ:室内交響曲
指揮:柳澤寿男
管弦楽:バルカン室内管弦楽団
CD:キングレコード KICC‐1145
指揮者の柳澤寿男(1971年生まれ)は、長野県出身。国立音楽大学卒業。1999年に渡仏し、パリ・エコール・ノルマル音楽院オーケストラ指揮科で学ぶ。2001年3月に大阪フィルハーモニー交響楽団を指揮してデビュー。2009年5月、コソボ北部ミトロヴィッツァにて、セルビア人、アルバニア人、マケドニア人からなる楽団員により民族間交流の演奏会を実現した。このコンサートの様子はBSジャパン「戦場に音楽の架け橋を~指揮者柳澤寿男コソボの挑戦」で放送され、第6回日本放送文化大賞グランプリを受賞。コソボ紛争後、コソボフィルハーモニー交響楽団の首席指揮者に就任。また、バルカン室内管弦楽団を設立し、現在、旧ユーゴスラヴィアを中心に活動を続けている。
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2014年9月25日

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番
ピアノソナタ第32番/第14番「月光」
ピアノ:ファジル・サイ
指揮:ジャナンドレア・ノセダ
管弦楽:フランクフルト放送交響楽団
録音:2013年
CD:エイベックス・クラシックス AVCL-25835
ピアノのファジル・サイ(1970年生まれ)は、トルコ出身のピアニスト兼作曲家。アンカラ国立音楽学院でピアノと作曲を学ぶ。17歳でデュッセルドルフのシューマン音楽院に留学。その後、ベルリン音楽院で学び、1994年にニューヨーク・ヤング・コンサート・アーティスト国際オーディションで優勝。作曲家としても、トルコ人の詩人ナーズム・ヒクメットの詩をベースに作曲されオラトリオ「ナーズム」は、2001年アンカラで、トルコ大統領アフメト・ネジデト・セゼル臨席のもと初演されるなど注目を浴びている。このCDは、ファジル・サイ、待望のベートーヴェン・アルバム第2作。
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2014年9月22日

モーツァルト:後期三大交響曲(交響曲第39番/第40番/第41番「ジュピター」)
指揮:ニコラウス・アーノンクール
管弦楽:ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
録音:2012年12月1日&2日(K.550)、2013年10月12日&13日(K.543&K.551) 、ウィーン、ムジ ークフェラインザール(ライヴ録音)
CD:ソニーミュージックジャパン
1991年のヨーロッパ室内管との録音以来ほぼ四半世紀ぶりに録音であり、「ポストホルン&ハフナー交響曲」に続く、アーノンクールのモーツァルト最新録音。ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスは、ウィーンを拠点する古楽器オーケストラ。1953年にニコラウス・アーノンクールとその妻アリス・アーノンクールを中心としたウィーン交響楽団のメンバーによって設立。2013年に創立60年を迎えた老舗の古楽器オーケストラ。
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2014年9月18日

バッハ:ヴァイオリン協奏曲第2番/第1番
ペーテリス・ヴァスクス:ヴァイオリンと弦楽オーケストラのための協奏曲「遠き光」
ヴァイオリン・指揮:ルノー・カピュソン
管弦楽:ヨーロッパ室内管弦楽団, フリシュ(セリーヌ), ボッラーニ(ロレンツァ), グールド(ルーシー)他
CD:ワーナーミュージック・ジャパン
ルノー・カピュソン(1976年生まれ)は、フランス出身のヴァイオリニスト。バロック奏法の影響を受けたモダン楽器のヴァイオリニストであると同時に、フランコ・ベルギー派の伝統も受け継いでいる。ペーテリス・ヴァスクス(1946年生まれ)は、ラトビア出身の現代作曲家。ヴァスクスのスタイルは、初期は「偶然性の音楽」、その後、ラトビア民謡の要素も含むようになっていった。1997年に作曲したヴァイオリンと弦楽オーケストラのための協奏曲「遠き光」では、「ラトビア・グランド・ミュージック・アワード」を受賞している。
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2014年9月15日

シューマン : 交響曲全集(第1番~第4番)
管弦楽:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:サー・サイモン・ラトル
録音 : 2013年2月14~16日 (第3番) / 2月20~22日 (第2番) / 10月31日~11月2日 (第1&第4番)、ベルリン・フィルハーモニー
CD:キング・インターナショナル KKC-9083(2CD+1Blu-ray)
これは、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の自主レーベルの第1弾(レーベル名 「ベルリン・フィル・レコーディングス」)。96kHz/24bit高品位音声トラックが収録されたブルーレイ・ディスク・オーディオ、ハイビジョン映像を収録したブルーレイ・ディスク・ビデオの両方のコンテンツが含まれたブルーレイ・ディスクが1枚とCD2枚組が含まれている。さらに、全曲の192kHz/24bitハイレゾ音源をダウンロードできるコードを封入。また、デジタル・コンサートホールの7日間チケットも添付され、ベルリン・フィルの演奏を、多面的に体験できる。また、CD及びブルーレイ・オーディオ、ダウンロードの音源は、コンサート映像の音とは異なり、音のみで入念にマスタリングした音質となっている。また、このシューマンの交響曲全集をLPにてリリースを予定している。
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2014年9月11日

ブラームス:ピアノ協奏曲第1番
マウリツィオ・ポリーニ(ピアノ)
指揮:クリスティアン・ティーレマン
管弦楽:シュターツカペレ・ドレスデン
録音:2011年6月 ドレスデン、ゼンパーオーパー(ライヴ)
CD:ユニバーサルミュージック UCCG-1556(ドイツ・グラモフォン<日本盤のみSHM仕様>)
ポリーニ2年振りのニュー・アルバムは、DGに3度目となるブラームスの第1協奏曲(1回目は1979年ベーム指揮VPO、2回目は1997年アバド指揮BPOとのライヴ)。今回は、ドイツ音楽の正統的継承者に名実ともに相応しくなったティーレマンが、2012年から首席指揮者就任が決まっているシュターツカペレ・ドレスデンを指揮しているというのも大きな魅力。ポリーニとシュターツカペレの25年ぶりの共演のライヴ録音。
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