2013年10月10日

ハイドン:弦楽四重奏曲「ヴェネツィアの競艇」
弦楽四重奏曲「五度」
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲Hess 34(ピアノ・ソナタ第9番 ホ長調 作品14-1の作曲者による編曲)
弦楽四重奏:ロータス・カルテット
録音:2012年11月28日、12月5日、品川区立文化センター
CD:ナミ・レコード WWCC-7731
ロータス・カルテットは、結成20年を越えた、世界的に活躍している数少ない日本の弦楽四重奏団で、ドイツに本拠地を置いている。東京クヮルテットが解散した現在、ロータス・カルテットの世界での活躍に期待が集まる。現在のメンバーは、第1ヴァイオリン:小林 幸子、第2ヴァイオリン:マティアス・ノインドルフ、ヴィオラ:山碕智子、チェロ:齋藤千尋。
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2013年10月08日

歌劇「マクベス」
第1幕:シェーナとカヴァティーナ (マクベス夫人) 勝利の日にその女どもに出会った/おいでなさいませ!急いで! /さあ、皆して立ち上がるのです、地獄の使者たちよ
第2幕:アリア (マクベス夫人) 明るさが弱まり
第4幕:夢遊病のグラン・シェーナ (マクベス夫人) 汚れがあるわ、ここにまだ
歌劇「ジョヴァンナ・ダルコ」
第1幕:シェーナとロマンツァ (ジョヴァンナ) ここは!ここは……この場には開けているわ/予言を告げた森よ
歌劇「シチリアの晩鐘」
第4幕:大二重唱から (エレナ) アルリーゴ!ああ、貴方は語っておられるのですよ
第5幕:シチリアーナ (エレナ、合唱) ありがとう、最愛の友人の皆さん
歌劇「ドン・カルロ」
第5幕:シェーナとアリア(エリザベッタ)この世のむなしさを…フランス、乙女だった私の日々に
歌劇「イル・トロヴァトーレ」
第4幕:シェーナとアリア (レオノーラ、マンリーコ、合唱) 行ってくださいな、私をおいて/バラ色の愛の翼に乗り/ 憐れみを…あの声、あの荘厳な死者への祈りは/あなたはご覧になることでしょう
ソプラノ:アンナ・ネトレプコ
指揮:ジャナンドレア・ノセダ
楽団:トリノ王立歌劇場管弦楽団
テノール:ローランド・ビリャソン
合唱:トリノ王立歌劇場合唱団
録音年:2012年7月、12月、トリノ王立歌劇場
CD:ユニバーサル・ミュージック(ドイツ・グラモフォン ) UCCG-1635(国内盤のみSHM-CD)
このCDは、ヴェルディ生誕200年とネトレプコのドイツ・グラモフォン・デビュー10周年を記念するヴェルディ・アルバム。ロシア出身のソプラノ歌手のアンナ・ネトレプコは、現代を代表するオペラ歌手の一人。サンクトペテルブルク音楽院で声楽を学び、1993年、モスクワのグリンカ声楽コンクールで第1位。1994年、サンクトペテルブルクのマリインスキー劇場の「フィガロの結婚」スザンナ役でデビュー。2005年、ロシア国家賞を受賞。2006年にオーストリア市民権を得て、現在、ウィーン在住。
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2013年10月07日

ヒンデミット:ウェーバーの主題による交響的変容
ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲
指揮:山田和樹
管弦楽:仙台フィルハーモニー管弦楽団
ピアノ:ヴァディム・ホロデンコ(ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲 )
CD: オクタヴィアレコード OVCL00497(ライヴ録音)
山田和樹は、2012年のシーズンから、仙台フィルハーモニー管弦楽団のミュージックパートナーに就任したが、そのお披露目となった演奏会を収録したCD。山田和樹(1979年生まれ)は、東京芸術大学音楽学部指揮科を2001年に卒業。2009年ブザンソン国際指揮者コンクールに優勝。 2010年NHK交響楽団副指揮者、 2010年オーケストラ・アンサンブル金沢ミュージックパートナー、2012年スイス・ロマンド管弦楽団首席客演指揮者 、2012年日本フィルハーモニー交響楽団正指揮者、そして2012年仙台フィルハーモニー管弦楽団のミュージックパートナーに就任した。ピアノのヴァディム・ホロデンコは、2013年のヴァン・クライバーン国際コンクールの優勝者。
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2013年10月04日

パウル・ヒンデミット:ヴァイオリン協奏曲
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ op.31の2
ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 /ホ調 /ハ調
ヴァイオリン:フランク・ペーター・ツィンマーマン
ピアノ:エンリコ・パーチェ
指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
管弦楽:フランクフルト放送交響楽団
CD:キング・インターナショナル KKC5320(SACDハイブリッド)
没後50周年のドイツ出身の作曲家パウル・ヒンデミット(1895年―1963年)。第一次世界大戦後、ロマン派からの脱却を目指し、新即物主義を推進。生涯に600曲以上を作曲。1934年には、代表作のオペラ「画家マチス」を作曲するが、ドイツ人でありながらナチスの意に沿う保守的作品を作曲しなかったため、「退廃音楽」であるとの烙印を押され、弾圧を受ける。これがヒンデミット事件。ヴァイオリンのために書かれたヒンデミットの数々の名作をドイツ正統派ヴァイオリストツィンマーマンが録音。
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2013年10月03日

ドビュッシー:2つのアラベスク(第1番/第2番)
ベルガマスク組曲(前奏曲/メヌエット/月の光/パスピエ)
版画(パゴダ/グラナダの夕暮れ/雨の庭)
喜びの島
夢
CD:エイベックス・クラシックス AVCL‐25794
辻井伸行の1年ぶりとなるアルバム。このCDは、2012年~13年の日本ツアーで披露され、さらに世界の聴衆の前で披露してきたドビュッシーの作品だけを録音したもの。
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2013年10月01日

モーツァルト:「ああ、お母さん、あなたに申しましょう」による12の変奏曲
デュポールのメヌエットの主題による9つの変奏曲
グルックの「メッカの巡礼たち」のアリエッタ「愚民の思うには」による10の変奏曲
ピアノ・ソナタ第11番「トルコ行進曲付き」
ピアノ:諸戸詩乃
録音:2013年2月、スタジオ・バウムガルテン(ウィーン)
CD:カメラータ・トウキョウ CMCD-28288
ピアノの諸戸詩乃は、1993年、名古屋生まれ。2003年よりウィーン在住。15歳の時、飛び級でウィーン国立音楽演劇大学ピアノ科入学。2006年、2007年のウィーン芸術週間ではシューベルティアーデに招待され演奏を行う。2006年からは、イタリア・ボローニャにおいても度々ソロ・リサイタルを開いている。日本でも2007年6月、ロイヤルチェンバーオーケストラ第64回定期演奏会において、ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番を共演し、高い評価を得る。また2005年には、フィリップ・アントルモンに認められて、NHK番組スーパーピアノレッスン・モーツァルト編に出演。2008年、2009年には、草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァルに参加し、遠山慶子のマスタークラスを受講。その推挙により、クラス代表としてステューデント・コンサートに出演。
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2013年9月30日

ブルックナー : 交響曲第1番 (ウィーン稿1891)
指揮:クラウディオ・アバド
管弦楽:ルツェルン祝祭管弦楽団
録音:2012年8月、ルツェルン音楽祭(ライヴ録音)
CD:キング・インターナショナル(accentus music) UCCG1632
2012年ルツェルン音楽祭での、アバドによるブルックナー交響曲第1番の演奏のライヴ録音。これまでアバドは、ブルックナーの交響曲は、第1、4、5、9番を録音している。そしてアバドは、ブルックナーの交響曲の中でも演奏される機会の少ない、この第1番を好んで取り上げている。これまでの録音ではリンツ稿を主に使用しているが、今回はウィーン稿によるもの。
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2013年9月27日

ベートーヴェン:ピアノソナタ全集(第1番~第32番)<ライブ録音盤>
①1961年10月10日
②1961年10月10日、12日
③1961年10月12日、14日
④1961年10月14日、16日
⑤1961年10月16日
⑥1961年10月26日
⑦1961年10月26日、27日
⑧1961年10月30日
⑨1961年10月30日
ピアノ:ウィルヘルム・ケンプ
収録:全曲、文京公会堂にてNHKが収録
CD:キング・インターナショナル KKC-2064~72 (9CD) モノラル
ドイツの巨匠ピアニスト、ウィルヘルム・ケンプ(1895―1991)は1961年10月に来日し、ベートーヴェンのピアノソナタ全曲を7夜にわたり連続演奏した。単独のピアニストがベートーヴェンのピアノソナタを全曲集中して演奏することは日本初で、当時、日本音楽界の一大イベントとして非常な話題となった。この録音当時ケンプは66歳。ケンプのベートーヴェンのピアノソナタ全集は、1950~6年のモノラルと1964~5年のステレオの2種のセッション録音が存在するが、丁度その中間期に当る、ケンプ最盛期の全集がもう一つ増えたことになる。これらは、すべてNHKがラジオ放送用に収録したもの。
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2013年9月26日

ヴォーン・ウィリアムズ:イングランド民謡による6つの習作より第3曲
土田英介:前奏曲~クラリネットのための~(1992)
吉松 隆:鳥の形をした4つの小品
ベルク:4つの小品
オネゲル:ソナチネ
デニソフ:ソナタ
三界秀実:デュオ・カプリチオーソ(2004)
ハミルトン:3つの夜想曲
ヴォーン・ウィリアムズ:イングランド民謡による6つの習作より第2曲
クラリネット:三界秀実
ピアノ:土田英介
クラリネット:澤村康恵(三界秀実:デュオ・カプリチオーソ)
三界秀実は、東京都交響楽団の首席クラリネット奏者。演奏家として、また作・編曲家、後進の指導と多方面で活躍し高い人気を獲得している。このCDは、三界秀実による初のソロ・アルバム「スパーン・ポイント」であり、クラリネットの近・現代オリジナル作品に的を絞ったプログラムとなっている。
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2013年9月24日

ベートーヴェン:「プロメテウスの創造物」序曲
「コリオラン」序曲
「フィデリオ」序曲
「レオノーレ」序曲第3番
「エグモント」序曲
「献堂式」序曲
指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
管弦楽:ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン
録音:2010年7月19日~21日、ハンブルク、フリードリヒ=エーベルト=ハレ(エグモント、献堂式、レオノーレ)
2012年12月18日~21日、ベルリン、フンクハウス・ケーペニック(フィデリオ、コリオラン、プロメテウス)
CD:ソニー・ミュージックジャパン SICC-10190
パーヴォ・ヤルヴィ(1962年生まれ)は、エストニア出身の指揮者(現在の国籍は米国)。米カーティス音楽院およびロサンジェルス・フィルハーモニック音楽学校で学ぶ。2001年にシンシナティ交響楽団第首席指揮者に就任。2004年からドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメンの芸術監督を務めており、さらに2010年にはパリ管弦楽団の音楽監督に就任。現在、世界で最も多忙な指揮者の一人と言われている。 2015年からはNHK交響楽団の首席指揮者にも就任の予定。
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