2013年6月10日

ハイドン:「ヴェネツィアの競艇」op.20-4より 第1楽章
モーツァルト:「ミラノセット」第1番 K.155より 第1楽章
プッチーニ:菊の花
レスピーギ:シチリアーノ
ヴォルフ:イタリアン・セレナーデ
ドヴォルジャーク:「アメリカ」より 第4楽章
バーバー:アダージョ
ラヴェル:弦楽四重奏曲
弦楽四重奏:ロータス・カルテット
録音:2012年11月30日、東京・杉並公会堂(ライヴ録音)
CD:ナミ・レコード WWCC-7728
2012年、ジャパン・ツアーにおける気軽なプログラミングでのライヴ録音。ロータス・カルテットは、1992年日本で結成され、1993年大阪国際室内楽コンクール弦楽四重奏部門で第3位入賞。1995年ドイツ・シュトゥットガルト音楽芸術大学に入学。メロス弦楽四重奏団に師事。 1997年4月、難関のロンドン国際弦楽四重奏コンクールでメニューイン特別賞受賞。また、パオロ・ボルチアーニ国際弦楽四重奏コンクールで第3位特別賞受賞。さらに、ドイツBDI音楽コンクール弦楽四重奏部門で第1位。以後、世界的に活躍する日本の弦楽四重奏団として名声を得ている。
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2013年6月07日
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン、弦楽合奏と通奏低音のための協奏曲
ホ短調 RV281/ハ長調 RV187/ニ長調 RV232/ヘ長調 RV283/変ホ長調 RV254/ニ短調 RV243
ヴァイオリン:ジュリアーノ・カルミニョーラ
指揮&チェンバロ:オッターヴィオ・ダントーネ
弦楽合奏:アッカデーミア・ビザンティーナ
録音:2012年6月、バーニャカヴァッロ、聖ジローラモ教会
CD:ユニバーサルミュージック(アルヒーフ) UCCA-1099(SHM-CD)
ジュリアーノ・カルミニョーラ(1951年生まれ)は、イタリアのヴァイオリニスト。モダンとバロック双方のヴァイオリンの演奏を行う。ヴェネツィア音楽院でルイジ・フェロに学ぶ。1973年のパガニーニ国際コンクールで第5位に入賞するなど、多くの国際コンクールでの入賞歴を持つ。1983年にアンドレア・マルコンの主宰する古楽器グループ「ソナトーリ・デ・ラ・ジョイオーサ・マルカ」に参加。1997年にはマルコンとともに「ヴェニス・バロック・オーケストラ」を結成。
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2013年6月06日

ストラヴィンスキー:春の祭典&火の鳥
指揮:イゴール・ストラヴィンスキー
管弦楽:コロムビア交響楽団
CD:ソニーミュージックジャパン SICC10178~9(2枚組、DISC1のみSACDハイブリッド)
ストラヴィンスキー「春の祭典」の世界初演100年記念アルバムによる自作自演盤。作曲家ストラヴィンスキーは、1920年代後半から自作を指揮しての録音を開始した。DISC1(SACDハイブリッド)は、最晩年のステレオ録音による自作自演集から、1959年と1967年にコロンビア交響楽団を指揮して録音した「春の祭典」と「火の鳥」の1945年版組曲を収録。DISC2は、1940年代に、ニューヨーク・フィルを指揮したDISC1と同じ曲目2曲を収録。
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2013年6月04日

ベートーヴェン : プロメテウスの創造物序曲
ブラームス : ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲
ドヴォルザーク : 交響曲第9番「新世界より」
ヴェルディ : 「運命の力」 序曲
指揮:リッカルド・ムーティ
管弦楽団:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ヴァイオリン:ライナー・キュッヒル
チェロ:ロベルト・シャイヴァイン
録音 : 1975年4月3日、NHKホール (ライヴ録音)
CD:アルトゥス ALT-255~6(2CD)
このCDは、1975年、34歳のムーティと、それに応えるウィーンフィルが大熱演した、来日初顔見せのライヴ録音。ムーティ(1941年生まれ)は、イタリア出身の指揮者。1967年グィード・カンテッリ賞受賞。1972年からフィルハーモニア管弦楽団を定期的に指揮し、首席指揮者に就任。1980年から1992年までは、フィラデルフィア管弦楽団の音楽監督。1986年から2005年までは、ミラノ・スカラ座の芸術監督、1987年にミラノ・スカラ座管弦楽団の首席指揮者を務める。2010年シカゴ交響楽団音楽監督に就任。現在、ウィーン・フィル名誉団員であり、現代を代表する巨匠の一人。
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2013年6月03日

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲全集(第1番~第4番)
パガニーニの主題による狂詩曲
録音:2009年9月12&13日(第1番・第2番)、2009年12月5-7日(第3番・第4番)、2010年3月8日(狂詩曲)、ロンドン、アビー・ロード・スタジオ、スタジオ1
CD:ユニバーサルミュージック(デッカ) UCCD-1375(2枚組、国内盤のみSHM-CD仕様)
ピアノ:ヴァレンティーナ・リシッツァ
指揮:マイケル・フランシス
楽団:ロンドン交響楽団
ピアノのヴァレンティーナ・リシッツァは、ウクライナ出身で、現在アメリカを中心に活動を展開している。ユーチューブを使い、世界の檜舞台に登場したピアニストとして、現在大きな注目を集めている。最初に飛び込んできた録音で、ラフマニノフ:ピアノ協奏曲全集(第1番~第4番)を選んだことは、彼女の並々ならぬ意欲が感じられよう。
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2013年5月31日

マーラー:カンタータ「嘆きの歌」
ベルク:「ルル」組曲
指揮:ピエール・ブーレーズ
管弦楽:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
CD:ユニバーサルミュージック(ドイツ・グラモフォン) UCCG-1620 (国内盤のみSHM-CD仕様)
録音:2011年7月、ザルツブルク、祝祭大劇場(ライヴ録音)
このCDは、マーラーのアニヴァーサリー・イヤーであった2011年のザルツブルク音楽祭オープニング・コンサートでのライヴ録音盤。マーラー:カンタータ「嘆きの歌」は、マーラー初期の作品で、1878年から1880年にかけて書かれた。ベルク:「ルル」組曲は、ベルクの台本・作曲(原作はフランク・ヴェーデキントの戯曲)によるオペラ「ルル」に基づく組曲。独唱陣は、「嘆きの歌」ではレッシュマン、ラーション、ボータ、「ルル」組曲ではプロハスカなど。
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2013年5月30日

ラヴェル:マ・メール・ロワ(バレエ版)
亡き王女のためのパヴァーヌ
組曲「クープランの墓」
指揮:沼尻竜典
管弦楽:トウキョウ・モーツァルトプレイヤーズ(TMP)
録音:2008年~09年、三鷹市芸術文化センター
CD:オクタヴィア・レコード OVCL‐00494
指揮の沼尻竜典(1964年生まれ)は、東京都出身。桐朋学園大学を卒業後、ベルリン芸術大学に留学。 1990年ブザンソン国際指揮者コンクールで優勝し、一躍脚光を浴びる。 1995年トウキョウ・モーツァルトプレーヤーズを自ら結成し、音楽監督に就任。1999年-2003年東京フィルハーモニー交響楽団正指揮者、2003年-2008年日本フィルハーモニー交響楽団正指揮者。2011年芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。そして2013年ドイツ・リューベック歌劇場音楽総監督に就任。沼尻竜典の呼びかけで結成された「トウキョウ・モーツァルトプレーヤーズ(TMP)」は、三鷹市芸術文化センターを拠点とする室内オーケストラ。メンバーは、NHK交響楽団をはじめ国内外オーケストラからの演奏家や、次世代を担う若手音楽家が多く参加している。
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2013年5月28日

ブルックナー:交響曲第3番
指揮:ロリン・マゼール
管弦楽:ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:2012年9月、ミュンヘン、ガスタイク、フィルハーモニー(ライヴ録音)
CD:ソニー・ミュージック・ジャパン SICC‐1628
ロリン・マゼールは、2012年9月(82歳)に名門ミュンヘン・フィルの首席指揮者に就任した。このCDは、2012年9月、シーズン冒頭の演奏会での最新録音(ライヴ録音)で、このコンビによる初の交響曲録音。2013年4月のミュンヘン・フィルを率いての来日公演の記念盤。
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2013年5月27日

<DISC1>
新日本紀行 オープニング・テーマ ~日本の素顔(作曲:冨田 勲/編曲:轟 千尋)
ホルンとピアノのためのラプソディ ~<管弦楽のためのラプソディ>による(作曲/編曲:外山雄三)
思い出の夏 <轟千尋編>(編曲:轟 千尋)
さくらさくら(作曲:日本古謡/編曲:山本昭一)
浜辺の歌(作曲:成田為三/編曲:外山雄三)
出船(作曲:杉山長谷夫・編曲:外山雄三)
宵待草(作曲:多 忠亮/編曲:外山雄三)
母の歌(作曲:橋本 国彦/編曲:外山雄三)
ちんちん千鳥(作曲:近衛秀麿/編曲:外山雄三)
夕焼け小焼け(作曲:草川 信/編曲:外山雄三)
赤とんぼ(作曲:山田耕筰/編曲:外山雄三)
ずいずいずっころばし(作曲:日本古謡/編曲:柏原 賢)
荒城の月(作曲:山田耕筰/編曲:外山雄三)
ふるさとの四季 <源田俊一郎編>(作曲:日本古謡/編曲:源田俊一郎)
春の海(作曲:宮城道雄 編曲:轟 千尋)
<DISC2>
ホルンは怒り、しかし歌う(作曲:池辺晋一郎)
ぽよぽよ(作曲:藤倉 大)
小さな花 -ミヒャエル・ヘフリガーの50歳の誕生日に-(作曲:細川俊夫)
スパイラルバード組曲<渦巻き鳥組曲>作品111(作曲:吉松 隆)
ホルン:福川伸陽
ピアノ:三浦友理枝
ホルン:日高 剛、勝俣 泰、石川直城
録音:2013年1月16日~18日、稲城市立iプラザ ホール
CD:キングレコード KICC-1065~6
ホルンの福川伸陽は、2008年日本音楽コンクールホルン部門第1位。20歳で日本フィルハーモニー交響楽団に入団し、首席奏者として活躍する。2013年からNHK交響楽団ホルン奏者に就任。今回のアルバムは、2010年の「ラプソディ・イン・ホルン」に続き2作目で、「にっぽん」をテーマにした2枚組。福川が所属するNHK交響楽団のホルン奏者たちの友情出演によるホルン四重奏も含まれる。宮大工製作の木製ベル仕様のホルンによる録音も含む天才ホルニスト、福川伸陽が雄弁にうたう、にっぽん音楽の温故知新。
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2013年5月24日

詩:金子みすゞ/曲:浜圭介/編曲:服部隆之
おかし
ゆびきり
行商隊キャラバン
港の夜
仔牛
月と泥棒
捕鯨
失くなったもの
寒のあめ
像
夕顔
空の鯉
空いろの花
魚の嫁入り
不思議な港
ソプラノ:佐藤しのぶ
メゾソプラノ:波多野睦美
テノール:佐野成宏
テノール:福井敬
バリトン:福島明也
指揮:佐渡 裕
CD:avex CLASSICS AVCL‐25773
金子みすゞ生誕110周年記念アルバム。作曲家・浜圭介が、詩人・金子みすゞの詩に深い感銘を受け作曲し、それを服部隆之がオーケストラ編曲し、指揮を佐渡裕が担当。ソプラノ:佐藤しのぶ、メゾソプラノ:波多野睦美、テノール:佐野成宏、テノール:福井敬、バリトン:福島明也らの日本を代表する声楽家が歌い上げた歌曲集。
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