2021年4月12日
一柳慧:リズム・グラデーション
岸野末利加:モノクロマーガーテン III(世界初録音)
松下功:オプティカル・タイム
エリオット・カーター:4台のティンパニのための8つの小品
I. Saëta to Al Howard
II. Moto Perpetuo to Paul Price
III. Adagio to Jan Williams
IV. Recitative to Morris Lang
V. Improvisation to Paul Price
VI. Canto to Jan Williams
VII. Canaries to Raymond DesRoches
VIII. March to Saul Goodman
ティンパニ:上野信一
CD:ALM RECORD ALCD-7254
ティンパニの上野信一は、国立音楽大学付属音楽高校を経て、同大学を首席で卒業。武岡賞受賞。1976年フランスへ留学。1977年ソロ演奏家としてデビュー。1978年「フランス国立音楽院連合コンクール」最上級過程プルミエ・プリを受賞。1980年「パリ国際現代音楽コンクール」打楽器部門特別賞。1982年「バルセロナ-マリア・カナルス国際音楽コンクール」ソロ打楽器部門第3位。1977~78年、ストラスブール・フィルハーモニーオーケストラの打楽器奏者。1978~85年、フランス国立トゥールーズ・キャピトル管弦楽団の首席打楽器・ティンパニ奏者を歴任。パーカッション・グループ「上野信一&フォニックス・レフレクション」 主宰・代表。「Phonix Marimba Orchestra」指揮者・音楽監督。「アンサンブル・ムジカ・ヴィヴァンテ」音楽監督。
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2021年4月08日
アストル・ピアソラ:リベルタンゴ
ブエノスアイレスの冬
ブエノスアイレス午前零時
ル・グラン・タンゴ
カランブレ
ウンデルタンゴ
ツィガーヌ・タンゴ
現実との3分間
バンドネオンとオーケストラのための3つのタンゴ
アレグロ・トランキーロ
モデラート・ミスティコ
アレグレット・モルト・マルカート
アレグロ・タンガービレ
バンドネオン:三浦一馬
演奏:東京グランド・ソロイスツ
石田泰尚(ソロ・ヴァイオリン)/辻本玲(チェロ)/宮田 大(チェロ)
黒木岩寿(コントラバス)/髙橋洋太(コントラバス)/山田武彦(ピアノ)
石川智(パーカッション)/大坪純平(ギター)ほか
録音:2018年7月16日、2020年8月23日、第一生命ホール(ライヴ録音)
CD:キングレコード KICC-1567
バンドネオンの三浦一馬(1990年生れ)は、2000年バンドネオンに出会い、小松亮太に師事。2008年イタリアで開催された「国際アストル・ピアソラコンクール」で、日本人では初の史上最年少で準優勝を果たす。2009年デビューアルバム「タンゴ・スイート」をリリース。2015年第25回「出光音楽賞」受賞。2017年三浦一馬率いる室内オーケストラ「東京グランドソロイスツ」を立ち上げる。このCDは、毎年満場の客席を大いに沸かせている「東京グランド・ソロイスツ」シリーズ、待望のライブ盤。
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2021年4月05日
フマニノフ: 交響曲第1番
交響的舞曲
指揮:ヤニック・ネゼ=セガン
管弦楽:フィラデルフィア管弦楽団
CD:ユニバーサルミュージック UCCG40129
指揮のヤニック・ネゼ=セガン(1975年生れ)は、カナダ出身。これまで、モントリオール・オペラの音楽アドバイザー、グラン・モントリオール・メトロポリタン管弦楽団首席指揮者並びに芸術監督、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団首席指揮者、ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団首席指揮者を歴任。現在、フィラデルフィア管弦楽団音楽監督とメトロポリタン歌劇場音楽監督を務めている。このCDは、ダニール・トリフォノフ独奏によるラフマニノフ:ピアノ協奏曲全集の録音に続き、フィラデルフィア管弦楽団とその音楽監督ヤニック・ネゼ=セガンによるラフマニノフの交響曲全曲録音の第1弾。この交響曲全集は、第2弾を2022年に、そして2023年のラフマニノフ生誕150周年に合わせた第3弾リリースで完結される予定。
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2021年4月01日
バッハ:15のインヴェンション BWV 772-786
15のシンフォニア BWV 787-801
ピアノ:樋口紀美子
CD:ユニバーサルミュージック MF-25705
ピアノの樋口紀美子は、武蔵野音楽大学卒業後、1974年渡独。エッセン国立音楽大学、ベルリン芸術大学、ザールブリュケン国立音楽大学演奏家コース卒業。1977年、イタリアの「フィナーレ・リグレ国際ピアノコンクール」3位入賞。以来ヨーロッパで多くのリサイタルを行う。1980年スイスの「ルガノ国際ピアノコンクール」でスケルツォ特別賞受賞。1988年よりベルリンで9回のリサイタルを開催し成功を収める。同時にピアノ教育者としても門下生から数多くのコンクール入賞者を輩出し、高い評価を得ている。ピティナ・ピアノコンペティション、ベルリン・スタインウェイ・ピアノコンクール審査員。2005年よりドイツ音楽芸術家連盟ベルリン正会員。
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2021年3月29日
トゥルニエ:ハープのためのソナチネ Op.30
ルニエ:交響的小品(3つのエピソードによる)
カプレ:2つのディヴェルティスマン[嬉遊曲]
カゼッラ:ハープのためのソナタ Op.68
サルツェード:バラード Op.28
フォーレ:即興曲 Op.86
ハープ:吉野直子
CD:キングインターナショナル GRAZIOSO GNY-706
ハープの吉野直子(1967年生まれ)は、ロンドンで生まれる。米国において、6歳からロサンジェルスでハープを学び始める。1985年第9回「イスラエル国際ハープ・コンクール」に参加者中最年少の17歳で優勝し、一躍その名を知られる。1988年「芸術祭賞」、1989年「モービル音楽賞」奨励賞、1991年「芸術選奨」新人賞を受賞。このCDは、吉野直子自主レーベルの第6弾。
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2021年3月25日
<CD1 – CLASSICS + IMPROMPTU>
ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調より第2楽章 / Ravel: Piano Concerto in G Major, M. 83: 2. Adagio assai
ディパーチャー / Departure
モーツァルト:小さなジグ K.574 ト長調 / Mozart: Eine kleine Gigue in G Major, K.574
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ 第7番「戦争ソナタ」 第3楽章 Op.83 / Prokofiev: Piano Sonata No.7 in B-Flat Major, Op. 83: 3. Precipitato
モシュコフスキ:20の小練習曲 第8番 Op.91-8 ロ短調 / Moszkowski: 20 Petit Etudes, Op.91: No. 8 in B Minor: Moderat
カンヴァセーションズ・ウィズ・マイセルフ~パート1 / Conversations With Myself – Part 1
カンヴァセーションズ・ウィズ・マイセルフ~パート2 / Conversations With Myself – Part 2
モシュコフスキ:20の小練習曲 第20番 Op.91-20 変ト長調 / Moszkowski: 20 Petit Etudes, Op.91: No. 20 in G-Flat Major: Allegro Moderato
<CD 2 – SONGS>
ガッタ・ビー・ハッピー / Gotta Be Happy
ニード・トゥ・ウォーク / Need To Walk
ザ・パズル / The Puzzle
リッスン… / Listen…
ストラッティン・イン・キタノ / Struttin’ in Kitano
オールウェイズ・トゥゲザー / Always Together
オベレク / O’berek
フォー・サムワン / For Someone
ピアノ: 小曽根 真
CD:ユニバーサルミュージック UCCJ-2190~1(2枚組)
小曽根 真(1961生まれ)は、神戸市出身のジャズピアニスト。 1980年に渡米し、ボストンのバークリー音楽大学に入学。1983年バークリー音楽大学のジャズ作・編曲科を首席で卒業。同年6月にニューヨークのカーネギー・ホールにおいてソロ・ピアノ・リサイタルを開催。このとき、クインシー・ジョーンズに見出されて米CBSと日本人初のレコード専属契約を結び、アルバム「OZONE」発売し、全世界デビューを果たす。最近では、クラシック音楽との共演も行う。このCDは、国内屈指のクラシック・ホール“水戸芸術館 コンサートホールATM”の極上の響きの中、スタインウェイD型とヤマハCFXという2台のグランドピアノを曲により弾き分け、ジャズとクラシックの両分野で活躍する小曽根の魅力を収めた2枚のCDアルバム。
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2021年3月22日
ショーソン:詩曲 作品25
プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲 第1番
ラウタヴァーラ:2つのセレナード (ヒラリー・ハーンのために)<世界初録音>
ヴァイオリン:ヒラリー・ハーン
指揮:ミッコ・フランク
管弦楽:フランス放送フィルハーモニー管弦楽団
CD:ユニバーサルミュージック UCCG-45003
ヴァイオリンのヒラリー・ハーン(1979年生れ)は、アメリカ、バージニア州レキシントン出身。1991年11歳の時に初リサイタル。その後、クリーヴランド管弦楽団、ピッツバーグ交響楽団、フィラデルフィア管弦楽団、ニューヨーク・フィルハーモニックなどと協演。1997年デビューアルバムである「バッハ:無伴奏ソナタ・パルティータ集」が「ディアパゾン・ドール賞」を受賞。1999年カーティス音楽学校を卒業。2003年ネヴィル・マリナー指揮のアカデミー室内管弦楽団とのブラームスとストラヴィンスキーのヴァイオリン協奏曲の録音により、「グラミー賞」受賞。現在、世界中で演奏活動を続ける。
このCDは、ミッコ・フランクが首席指揮者を務めるフランス放送フィルハーモニー管弦楽団のアーティスト・イン・レジデンスを2018-19年に務めたヒラリー・ハーンが熱望した録音。ミッコ・フランクとヒラリー・ハーンの二人は、2016年に亡くなったフィンランドの作曲家ラウタヴァーラに、パリで初演するための新作協奏曲を委嘱したが、ラウタヴァーラの健康状態が良くなく、その作品はセレナードに変更された。作曲家の死後、2曲目の途中までオーケストレーションがなされ、残りはピアノのスケッチがのこされた「2つのセレナード」が発見され、ラウタヴァーラの弟子である著名な作曲家カレヴィ・アホがオーケストレーションを完成させて、2019年2月に世界初演し、この世界初録音が行われた。
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2021年3月18日
バッハ:2声のインヴェンション BWV772-786
3声のシンフォニア BWV787-801
ピアノ:イリーナ・メジューエワ
CD:若林工房 WAKA4219
ピアノのイリーナ・メジューエワ(1975年生れ)は、ロシア、ゴーリキー(現在のニジニ・ノヴゴロド)出身。グネーシン音楽学校でヴラディミール・トロップに師事。1992年ロッテルダムで開催された第4回「エドゥアルト・フリプセ国際ピアノ・コンクール」で優勝。 以後、ヨーロッパ諸国で演奏活動を行う。1997年から日本の京都を本拠とし、全国各地で演奏活動を展開。2006年度「青山音楽賞」受賞。2015年第27回「ミュージック・ペンクラブ音楽賞」受賞。2017年初の著書「ピアノの名曲 聴きどころ 弾きどころ」が講談社現代新書より刊行された。京都市立芸術大学音楽学部専任講師。このCDは、メジューエワの2020年の録音(2020年6月、新川文化ホール<富山県魚津市>)で、初録音となるバッハの:インヴェンションとシンフォニア。
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2021年3月15日
イサーク・アルベニス :セビーリャ~「スペイン組曲」第1集 Op.47より
ナポレオン・コスト:旅立ち -劇的幻想曲- Op.31
フェルナンド・ソル:12の練習曲 Op. 6 – 第11番 ホ短調
アルベニス:コルドバ(夜想曲)~「スペインの歌」 Op.232より第4曲
エンリケ・グラナドス(P.ペゴラロ編) :詩的なワルツ集
ヴィラ=ロボス:ショーロNo.1
フランシスコ・タレガ:前奏曲No.5 ホ長調
イサーク・アルベニス : カタルーニャ奇想曲~組曲「スペイン」Op.165より第5曲
グスタフ・マーラー(佐藤弘和編):アダージェット~交響曲第5番より第4楽章
ギター:朴葵姫
CD:日本コロムビア COCQ-85521
ギターの朴葵姫(パク・キュヒ)は、1985年韓国仁川生まれ。3歳の時、横浜にてギターを始める。2004年東京音楽大学に入学。2005年「韓国ギター音楽コンクール」優勝。2007年「ドイツ・ハインツベルグ国際ギターコンクール」第1位及び聴衆賞を受賞。ベルギー「ギターの春 2008コンクール」第1位(コンクール史上アジア人そして女性として初めて)、「リヒテンシュタイン国際ギター・コンクール」第1位。2009年「スペイン・ルイス・ミラン 国際ギターコンクール」第1位など、主要ギター・コンクールでの優勝・受賞が続く。このCDは、デビュー10周年を迎え、自身初となるセルフプロデュース作品を韓国にてリリースし、同時に日本のファンに向けて、国内盤としてリリース。
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2021年3月11日
<Disc1>
第1番 ト長調 BWV1007
第4番 変ホ長調 BWV1010
第5番 ハ短調 BWV1011
<Disc2>
第2番 ニ短調 BWV1008
第3番 ハ長調 BWV1009
第6番 ニ長調 BWV1012
チェロ:ミクローシュ・ペレーニ
CD:キングインターナショナル KKC-6298~9
チェロのミクローシュ・ペレーニ(1948年生まれ)は、ハンガリー、ブダペスト出身。7歳でフランツ・リスト音楽院に入学、9歳で演奏会を開く。1960年からローマに留学し、エンリコ・マイナルディに師事。1963年にブダペストで開催された「カザルス国際チェロコンクール」に入賞したことでパブロ・カザルスに認められ、1965年、翌1966年にカザルスのマスタークラスに招待され、マールボロ音楽祭にも参加する。1974年からリスト音楽院で教え、1980年には教授となる。1978年に初来日を果たして以来、度々来日。これまで各地でのリサイタルのほか、NHK交響楽団、札幌交響楽団等と共演。バッハの無伴奏全曲の1度目のセッション録音は当時33歳だった1981年に実現。ディスクのリリースを目的として全6曲を揃えてのセッションは約40年ぶり(71歳)の再録音。
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