2019年8月15日
<DISC 1>
ムソルグスキー:組曲《展覧会の絵》より プロムナード
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第10番 ハ長調 K.330:第1楽章
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調 作品27-2《月光》:第1楽章
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番 ハ短調 作品13《悲愴》:第2楽章
ショパン:ノクターン第1番 変ロ短調 作品9-1
ショパン:子守歌 変ニ長調 作品57
ショパン:アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調 作品22
リスト:ハンガリー狂詩曲第2番 嬰ハ短調 [カデンツァ:辻井伸行]
<DISC 2>
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 作品23:第1楽章
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 作品18:第2楽章
グリーグ:ピアノ協奏曲 イ短調 作品16:第1楽章
ショパン:ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 作品21:第2楽章
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 作品73《皇帝》:第3楽章
ピアノ:辻井伸行
管弦楽:佐渡裕指揮 BBCフィルハーモニック
佐渡裕指揮 ベルリン・ドイツ交響楽団
ヴァシリー・ペトレンコ指揮 ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団
ウラディーミル・アシュケナージ指揮 ベルリン・ドイツ交響楽団
オルフェウス室内管弦楽団
収録:2007年4月 岐阜、サラマンカホール(DISC 1 – 6,8)
2008年5月(DISC 2 – 2)、2010年1月(DISC 1 – 7)
2010年5月(DISC 1 – 1)、2012年3月(DISC 1 – 2)
2015年11月(DISC 1 – 5)、2017年2月(DISC 1 – 3)
2017年9月(DISC 1 – 4)ベルリン、テルデックス・スタジオ
2010年12月 マンチェスター新放送センター・スタジオ7(DISC 2 – 1)
2014年2月 ミューザ川崎シンフォニーホール〈ライヴ&セッション〉(DISC 2 – 5)
2017年5月 ベルリン、フィルハーモニー〈ライヴ〉(DISC 2 – 4)
2018年1月、2月 リヴァプール、フィルハーモニック・ホール(DISC 2 – 3)
CD:エイベックス・クラシックス AVCL‐25989~90(2枚組)
現在、世界的ピアニストにまで上り詰めた辻井伸行が「ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール」で優勝したのが2009年。このCDは、これまでの10年間の辻井伸行軌跡を追った録音集。2枚に独奏曲と協奏曲とが収められ、進化の過程を追うことができる。
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2019年8月12日
<DISCー1>
ブクステフーデ:プレルーディウム ト短調 BuxWV 149
我らが神は堅き砦 BuxWV 184
パッサカリア ニ短調 BuxWV 161
われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ BuxWV 196
ああ、主よ、哀れなる罪人われを BuxWV 178
プレルーディウム ホ短調 BuxWV 142
平安と歓喜もてわれはいま BuxWV 76
1. 平安と歓喜もてわれはいま
2. 悲歌
テ・デウム(神なる御身を我らは讃え) BuxWV 218
プレルーディウム
神なる御身を我らは讃え
天も地も、御身の栄えと
潔き殉教者の一軍
死のとげに打ち勝ち
<DISCー2>
ブクステフーデ:プレルーディウム ハ長調 BuxWV 137
いざ来ませ、異邦人の救い主よ BuxWV 211
第一旋法のマニフィカト BuxWV 203
暁の星のいと美しきかな BuxWV 223
プレルーディウム ト短調 BuxWV 148
甘き喜びに包まれ BuxWV 197
トッカータ ヘ長調 BuxWV 156
いまぞ喜べ、汝らキリストの徒よ BuxWV 210
オルガン:松居直美
ソプラノ:エルゼ・トルプ
録音:2018年5月、デンマーク、ロスキレ、ロスキレ大聖堂
CD:カメラータトウキョウ CMCD-15151〜2(2枚組)
オルガンの松居直美は、1981年国立音楽大学音楽学部オルガン専攻修士課程修了。在学中の1979年に日本オルガンコンクール第1位。1982年西ドイツ国立フライブルク音楽大学に入学。1983年第21回「リスト記念国際音楽コンクール」のオルガン部門で優勝。1985年「ニュルンベルク国際音楽コンクール」のオルガン部門で優勝。現在、世界各地の由緒あるオルガンで録音を続けている松居直美が、今回選んだ作曲家は、北ドイツ楽派を代表する音楽家ブクステフーデ。その作品演奏にふさわしいオルガンを求めデンマークを訪れ、世界遺産のロスキレ大聖堂に設置の歴史的オルガンで、ブクステフーデの代表的な曲種を網羅した作品集を収録。
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2019年8月08日
<ディスク:1>
ワーグナー:ジークフリート牧歌
ブルックナー:交響曲 第6番
<ディスク:2>
ワーグナー:舞台神聖祝典劇「パルジファル」第1幕への前奏曲
ブルックナー:交響曲 第9番
指揮:アンドリス・ネルソンス
管弦楽:ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
CD:ユニバーサル ミュージック UCCG1843~4(2枚組)
指揮のアンドリス・ネルソンス(1978年生れ)は、ラトビア、リガ出身。ラトビア国立歌劇場管弦楽団の首席トランペット奏者を務め、マリス・ヤンソンスなどより指揮を学ぶ。2003年ラトビア国立歌劇場首席指揮者、2006年北西ドイツ・フィルハーモニー管弦楽団首席指揮者、2008年バーミンガム市交響楽団にそれぞれ就任。そして2014年ボストン交響楽団音楽監督に就任し一躍世界の注目を集める。2018年ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団楽長(カペルマイスター)にも就任した。このCDは、アンドリス・ネルソンスとゲヴァントハウスのコンビによるブルックナー交響曲全曲録音シリーズ第4弾。
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2019年8月05日
ショスタコーヴィチ:交響曲 第12番「1917年」/第15番
指揮:アレクサンドル・ラザレフ
管弦楽:日本フィルハーモニー交響楽団
CD:オクタヴィア・レコード OVCL-00694
録音:2018年11月9、10日(第12番)、2016年7月8、9日(第15番)、サントリーホール(ライヴ収録)
指揮のアレクサンドル・ラザレフ(1945年生れ)は、ロシア、モスクワ出身。 サンクトペテルブルク音楽院、モスクワ音楽院で学ぶ。1971年「全ソ連指揮者コンクール」優勝。1972年「カラヤン国際指揮者コンクール」優勝。1973年ボリショイ劇場指揮者に就任。1987年~1995年ボリショイ劇場の音楽監督・首席指揮者に昇格し、芸術総監督の任にもあった。2008年~2016年日本フィルハーモニー交響楽団首席指揮者、2016年より同交響楽団桂冠指揮者兼芸術顧問に就任。人気の高いラザレフと日本フィルのショスタコーヴィチ・シリーズ。今回のCDでは、2018年録音の「第12番」と2016年録音の「第15番」をカップリング。
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2019年8月01日
フランク:ヴァイオリン・ソナタ
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番「雨の歌」
ヴァイオリン:三浦文彰
ピアノ:辻井伸行
録音:2017年9月5、6日(フランク)、2018年8月2、3日(ブラームス) 、ベルリン、テルデックス・スタジオ
このフランクとブラームスは、数多くのリハーサルとコンサートでの共演を重ね、満を持してレコーディングされた、記念すべき三浦文彰(ヴァイオリン)と辻井伸行(ピアノ)のデュオ・デビュー盤。
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2019年7月29日
シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番 変ロ長調 D 960
4つの即興曲 D 899
セレナード S.560/7 (歌曲集「白鳥の歌」より、リスト編)
ピアノ:カティア・ブニアティシヴィリ
CD:ソニー・ミュージックジャパン SICC30509
ピアノのカティア・ブニアティシヴィリ(1987年生れ)は、ジョージア(旧グルジア)出身。現在、フランス・パリ在住。トビリシ州立音楽院、ウィーン国立音楽大学で学ぶ。2008年、カーネギー・ホールでデビュー。2008年第12回「アーサー・ルービンシュタイン国際ピアノマスターコンクール」第3位、2010年「ボレッティ・ブイトーニ財団賞」受賞。BBCシリーズの新世代アーティストに加わる。 2012年「エコー・クラシック賞」最優秀新人賞を受賞。初来日は2010年。
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2019年7月25日
ヴァインベルク:交響曲第2番/第21番「カディッシュ」
指揮:ミルガ・グラジニーテ=ティーラ
管弦楽:バーミンガム市交響楽団
室内オーケストラ:クレメラータ・バルティカ
ヴァイオリン:ギドン・クレーメル
ソプラノ:マリア・バーンズ
クラリネット:オリヴァー・ジェーンズ
ピアノ:ゲオルギス・オソーキンス
CD:ユニバーサル ミュージック UCCG‐1852~3(2枚組)
女性指揮者のミルガ・グラジニーテ=ティーラ(1986年生れ)は、リトアニアのヴィリニュス出身。ビリニュスの国立チョルリョーニス芸術学校、グラーツ芸術大学、チューリヒ音楽院、ライプツィヒ音楽院、ボローニャ音楽院で学ぶ。 ハイデルベルク市立劇場の第2楽長(2011年~2012年)、ベルン歌劇場の第1楽長(2013年~2014年)を歴任し、2015年からザルツブルク州立劇場の音楽監督およびロサンジェルス・フィルハーモニックのアシスタント指揮者を務める。同年7月からバーミンガム市交響楽団の首席客演指揮者も務め、2016年9月からは同楽団第12代音楽監督に就任した。このCDはデビュー・アルバム。
今年生誕100年を迎えた作曲のミェチスワフ・ヴァインベルク(1919年―1996年)は、ポーランド出身で、主にロシアで活動した。ワルシャワでユダヤ人の家族に生まれ、12歳の時、ワルシャワ音楽院でピアノを学び、1939年に卒業する。第二次世界大戦が勃発するとソビエトに亡命。ミンスクで過ごし、初めて作曲を学ぶ。1943年、ショスタコーヴィチに請われてモスクワに移る。ショスタコーヴィチはヴァインベルクの才能に感心し、親交を深めた。主な作品には、20曲の交響曲、管弦楽曲、17の弦楽四重奏曲、8つのヴァイオリンソナタなどがある。近年、再評価が進む。
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2019年7月22日
チャイコフスキー : 交響曲第6番「悲愴」
指揮:キリル・ペトレンコ
管弦楽:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音: 2017年3月22~23日、ベルリン、フィルハーモニー (ライヴ録音)
CD:キングインターナショナル KKC-6029
指揮のキリル・ペトレンコ(1972年生れ)は、ロシア出身。 11歳でピアニストとしてオムスクの交響楽団と演奏してデビュー。オーストリアのフォアアールベルク州立音楽学校でピアノを学び、その後ウィーン国立音楽大学に移り指揮を学ぶ。1995年にフォアアールベルクにてオペラ指揮者としてデビューし、1997年から1999年まではウィーン・フォルクスオーパーの指揮者。1999年から2002年までマイニンゲン宮廷楽団の音楽監督を務め、ウィーン国立歌劇場などでも指揮を行う。2002年から2007年までベルリン・コーミッシェ・オーパーの音楽監督を務めた。2013年よりバイエルン国立歌劇場の音楽監督に就任。また、同年からバイロイト音楽祭の「ニーベルングの指環」の指揮も担当。 2015年にベルリン・フィルの次期首席指揮者・芸術監督に選出され、2019年8月に就任する。このCDは、2017年3月、次期首席指揮者に選出後に初めて共演した際のライヴ録音。
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2019年7月18日
バリオス=マンゴレ:大聖堂(1914, 1938)
バッハ:シャコンヌ BWV1004
バッハ/グノー:アヴェ・マリア
タンスマン:インヴェンションズ(バッハへのオマージュ)
(I:パスピエ~II:サラバンド~III:シシリエンヌ~IV:2声のトッカータ~V:アリア)
パッサカイユ形式の小品(パッサカイユ)
ヴィラ・ロボス:アリア~ブラジル風のバッハ第5番
前奏曲第3番イ短調(バッハへのオマージュ)~5つの前奏曲集
ボグダノビッチ:小組曲(ソロ・ギターのための)
バッハ:コラール「目覚めよと呼ぶ声あり」~カンタータ BWV140
コラール「主よ、人の望みの喜びよ」~カンタータ BWV147
ギター:ティボー・ガルシア
ソプラノ:エルザ・ドライジグ
CD:ワーナーミュージック・ジャパン WPCS‐13795
ギタ-のティボー・ガルシア(1994年生れ)は、フランス、トゥールーズ出身。16歳でパリ国立高等音楽院に入学。16歳でドイツ・ワイマールの「アナ・アマリア・国際ギターコンクール」で優勝。2015年合衆国オクラホマ市の「GFA国際コンコール」、2014年スペインの「ホセ・トーマス国際コンクール」、2013年スペインの「セヴィリャ国際コンクール」で優勝し、以後これらのコンクールの審査員とマスタークラスを受け持つようになる。2017年、ロンドンのBBCニュージェネレーション・アーティストに指名され、2018年には、ロンドンのウィグモアホールにデビューを果たす。
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2019年7月15日
シューマン:6つの歌 作品107
(1)心痛 (2)窓ガラス (3)庭師 (4)糸をつむぐ女 (5)森の中で (6)夕べの歌
ロマンスとバラード 第2集 作品49
(1)二人の擲弾兵 (2)敵対する兄弟 (3)尼僧
3つの詩 作品119より 第2曲 警告
3つの歌 作品83
(1)あきらめ (2)献身の花 (3)隠者
12の詩 作品35
(1)うれしき嵐の夜 (2)愛も喜びも絶えるがよい (3)さすらいの歌 (4)新緑
(5)森の方を焦がれて(6)亡き友に捧ぐ杯に寄せて (7)さすらい (8)秘めたる恋
(9)問い (10)人知れぬ涙 (11)おまえを傷つけたのは誰か (12)懐かしい響き
4つの歌 作品142
(1)歌のなぐさめ (2)きみの頬を寄せて (3)少女の憂い (4)ゆるやかに走る僕の馬車
バリトン:クリスティアン・ゲルハーヘル
ピアノ:ゲロルト・フーバー
録音:2017年1月31日~2月2日、2月16~18日、ドイツ、ミュンヘン、バイエルン放送第2スタジオ
CD:ソニーミュージックジャパン SICC30504
バリトンのクリスティアン・ゲルハーヘル(1969年生れ)は、ドイツ、バイエルン州出身。ミュンヘン国立音楽大学オペラ科で学ぶ。2000年、シュヴァルツェンベルクのシューベルティアーデで、「白鳥の歌」を歌い、高い評価を得る。 以後、主にドイツ・リートの歌唱で知られる。オペラでもモンテヴェルディからワーグナーまでレパートリーは広い。2011年、「ローレンス・オリヴィエ賞」を受賞。1人の歌手によるシューマンの歌曲全集はF=ディースカウ以来ほとんど無く、ゲルハーヘル本人も「私の生涯で最も重要なプロジェクト」と言明するほどの意気込みという。第2巻「ミルテ」は、2019年後半発売。
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