クラシック音楽 新譜CD情報


2016年2月18日

★尾高忠明指揮札幌交響楽団によるシベリウス:交響曲第6番/第7番/アンダンテ・フェスティーヴォ


番尾高忠明 シベリウス 6番/7

シベリウス:交響曲第6番/第7番/アンダンテ・フェスティーヴォ

指揮:尾高忠明

管弦楽:札幌交響楽団

CD:フォンテック FOCD6049

 尾高忠明は、1998年から2015年まで、札幌交響楽団の常任指揮者/音楽監督を務めた。交響曲第6番/第7番は札幌コンサートホール「Kitara」で、アンダンテ・フェスティーヴォは東京サントリーホールで、それぞれ2015年にライヴ収録されたもの。 尾高忠明指揮、札幌交響楽団によるシベリウス交響曲全曲録音企画は、シベリウスの生誕150年となる2015年に、3年かけ4枚のCDで完結した。これは、渡邊暁雄&日本フィル以来の日本人によるシベリウス交響曲全集。

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2016年2月15日

★新しい聴衆の熱気により、新しい生命を得たクラシック「イエロー・ラウンジライヴ」にムターが登場


アンネ=ゾフィー・ムター

ヴィヴァルディ:協奏曲 ト短調 作品8の2 RV315「四季」第3楽章「夏」
ガーシュウィン(編曲:ヤッシャ・ハイフェッツ):3つのプレリュード
バッハ:2つのヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲 ニ短調 BWV1043第3楽章
チャイコフスキー(編曲:ヤッシャ・ハイフェッツ):なつかしい土地の思い出 作品42 第3曲
ヴィヴァルディ:協奏曲 ト短調 作品8の2 RV315「四季」第1楽章「冬」
バッハ:2つのヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲 ニ短調 BWV1043第1楽章
ブラームス(編曲: ヨーゼフ・ヨアヒム、改訂: レオポルト・アウアー):ハンガリー舞曲 第1番 ト短調
ドビュッシー(編曲:ヤッシャ・ハイフェッツ):「子供の領分」第6曲 ゴリウォーグのケークウォーク
サン=サーンス(編曲:ビゼー):序奏とロンド・カプリチオーソ 作品28
ドビュッシー(編曲:アレクサンドル・レーレン):《ベルガマスク組曲》 第3曲 月の光
コープランド(編曲:コープランド):バレエ組曲《ロデオ》からホー=ダウン
バッハ/グノー:アヴェ・マリア
ベンジャミン(編曲: ウィリアム・プリムローズ):ジャマイカン・ルンバ
ジョン・ウィリアムズ:「シンドラーのリスト」のテーマ

ヴァイオリン:アンネ=ゾフィー・ムター

       ノア・ヴィルトシュット/ナンシー・ゾウ(バッハ)

ピアノ:ランバート・オーキス

チェンバロ:ムターズ・ヴィルトゥオージ、マハン・エスファハニ

録音年:2015年5月7&8日、ベルリン、ノイエ・ハイマート(ライヴ録音)

CD:ユニバーサルミュージック(ドイツ・グラモフォン) UCCG-1720

 堅苦しいコンサート・ホールからリラックスしたクラブへ。クラシック音楽の新しい聴衆に向けて新しい聴き方を提案するドイツ・グラモフォンの取り組み「イエロー・ラウンジ」にムターが登場。そこに新しいクラシック音楽の世界が広がる。

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2016年2月11日

★フルートの名手カール=ハインツ・シュッツによるJ.S.&C.P.E.バッハ・ソロアルバム


カール=ハインツ・シュッツ バッハ

J.S.バッハ:組曲 第1番 ト長調 BWV1007(原曲:無伴奏チェロ)
       フルート・ソナタ ハ長調 BWV1033
       無伴奏フルートのためのパルティータ イ短調 BWV1013
       組曲第2番 ニ短調 BWV1008(原曲:無伴奏チェロ)
C.P.E.バッハ:無伴奏フルート・ソナタ イ短調 Wq.132/H.562

フルート:カール=ハインツ・シュッツ

録音:2015年5月、聖クローチェ美術館(ウンベルティーデ、イタリア)

CD:カメラータ・トウキョウ  CMCD-28329

 ウィーン・フィルの首席フルート奏者を務める傍ら、ソリストとしての活動を展開する名手カール=ハインツ・シュッツによるバッハ親子の無伴奏作品集。カール=ハインツ・シュッツは、リヨン国立音楽院で学ぶ。1998年カール・ニールセン国際コンクール1位、1999年クラコウ国際コンクール1位。シュトゥットガルト・フィル首席奏者を 2000年から2004年まで務める。現在、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者。

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2016年2月08日

★今話題の2人 パトリシア・コパチンスカヤとテオドール・クルレンツィスの共演


テオドール・クルレンツィス チャイコフスキー

 

チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
ストラヴィンスキー:バレエ・カンタータ「結婚」

ヴァイオリン:パトリシア・コパチンスカヤ

指揮:テオドール・クルレンツィス

管弦楽:ムジカ・エテルナ

 パトリシア・コパチンスカヤは、1977年、モルドヴァ生まれの女性ヴァイオリニスト。ウィーンおよびベルンで作曲とヴァイオリンを学ぶ。2004年にヨーロッパ放送連盟のニュー・タレントSPP賞、2006年にはドイツ放送局賞を受賞。2008年にファジル・サイとのデュオ作で日本デビュー。2013年5月、バルトークなどの難曲に挑んだコンチェルト・アルバムを発表。

 テオドール・クルレンツィスは、1972年アテネ生まれの指揮者。クルレンツィスと彼が率いるムジカ・エテルナは、ロシアのウラル山脈のふもとに位置するペルミにあるペルミ国立歌劇場の音楽監督および座付きオーケストラ。モスクワから1400キロも離れた僻地にもかかわらず、その音楽的な充実度はヨーロッパの一流歌劇場にも劣らないほどの名声を獲得している。

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2016年2月04日

★ラトル、2度目のシベリウス:交響曲全集


ラトル 

シベリウス:交響曲全集(第1番~第7番)

指揮: サー・サイモン・ラトル

管弦楽:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

CD:キングインターナショナル KKC9137(Berliner Philharmoniker Recordings)<4CD+2Blu-ray>

CD1~4(交響曲第1~7番)

Blu-ray Disc 1 交響曲第1~7番、<ボーナス・ビデオ>サー・サイモン・ラトル、シベリウスを語る (ドイツ語字幕のみ)
Blu-ray Disc 2 交響曲 第1-7番 (HD Video)、<ボーナス・ビデオ>ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のデジタル・コンサート・ホールについて

 ラトルは、1981年~1987年にかけてバーミンガム市交響楽団とシベリウスの全集をレコーディングしており、今回が2度目の全集録音。CD4枚に交響曲全曲を収録、2枚のブルーレイ・ディスクには、1枚目に96kHz/24bitのステレオ音声とサラウンド音声で交響曲全曲とボーナス映像を収録、2枚目はHDビデオで交響曲全曲が収録されている。また、192kHz/24bitハイレゾ音源をダウンロードできるコード、さらに、デジタル・コンサート・ホールの7日間チケットも封入されている。

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2016年2月01日

☆小倉貴久子のフォルテピアノによるロベルト&クララ・シューマン


小倉貴久子

クララ・シューマン:前奏曲とフーガ 変ロ長調 作品16-2
ロベルト・シューマン:クライスレリアーナ 作品16
クララ・シューマン:ロベルト・シューマンの主題による変奏曲 作品20
ロベルト・シューマン:幻想曲 ハ長調 作品17

フォルテピアノ:小倉貴久子

録音:プラザウエスト さくらホール 2014年11月26~28日

 ピアノの小倉貴久子は、東京藝術大学を経て同大学大学院ピアノ科修了。アムステルダム音楽院を特別栄誉賞“CumLaude”を得て首席卒業。1988年第3回日本モーツァルト音楽コンクール、ピアノ部門第1位。1993年ブルージュ国際古楽コンクール、アンサンブル部門第1位。1995年には同コンクール、フォルテピアノ部門で9年ぶり史上3人目の第1位と聴衆賞を受賞。東京藝術大学古楽科非常勤講師。

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2016年1月28日

☆バッティストーニ&東京フィルのプッチーニ:歌劇「トゥーランドット」(演奏会形式)


バッティストーニ

プッチーニ:歌劇「トゥーランドット」(演奏会形式)

指揮:アンドレア・バッティストーニ

管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

ソプラノ:ティツィアーナ・カルーソー
テノール:カルロ・ヴェントレ
ソプラノ:浜田理恵

合唱:新国立劇場合唱団

収録:2015年5月18日、サントリーホール(ライヴ録音)

CD:日本コロムビア COGQ‐85~86

 指揮者のアンドレア・バッティストーニは、1987年イタリア・ヴェローナ生まれ。2013年1月よりジェノヴァ・カルロ・フェリーチェ歌劇場の首席客演指揮者に就任。 2015年、東京フィルハーモニー交響楽団首席客演指揮者に指名された。東京フィルの能力を最大限引き出す指揮者として現在注目されている。

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2016年1月25日

★アヴォス・ピアノ・カルテットのシューマン:ピアノ四重奏曲/ブラームス:ピアノ四重奏曲第1番


アヴォス・ピアノ・カルテット

シューマン:ピアノ四重奏曲
ブラームス:ピアノ四重奏曲第1番

ピアノ四重奏:アヴォス・ピアノ・カルテット

             ピアノ:マリオ・モントーレ
             ヴァイオリン:山田美怜
             ヴィオラ:マルコ・ニルタ
             チェロ:アレッシオ・ピアネッリ

CD:ナミ・レコード WWCC‐7798

 アヴォス・ピアノ・カルテットは、2007年ローマ・サンタ・チェーチェーリア音楽院卒業生により結成。 現在イタリアで最も期待されている若手音楽家達。 ヴィットリオ・グイ国際音楽コンクール(フィレンツェ)、トリオ・ディ・トリエステ国際室内楽コンクール(トリエステ)において最高位、合わせてブラームス作品最優秀演奏賞も受賞。2010年シエナのキジアーナ音楽アカデミーよりDiploma d’Onore(名誉学位)とPremio Banca Monte Dei Paschi di Sienaを授与された。

 ヴァイオリンの山田美怜は、鳥取県倉吉市出身。桐朋女子高等学校音楽科、同学園大学演奏学科卒業後イタリアへ。ローマのサンタ・チェチーリア国立音楽院アカデミー室内楽科、ヴァイオリン科共に最高点で卒業。シエナのキジアーナ音楽院では5年続けて優良卒業証書と奨学金を得る。また2010年、同音楽院より名誉学位(Diploma d’Onore)及びモンテ・デイ・パスキ銀行賞を受賞。現在、サンタ・チェチーリア国立アカデミー主催「アンサンブル900」コンサートマスター、ベルギーのフレンコート・ソロイスツ・チェンバー・オーケストラ第2ヴァイオリン首席奏者を務める。

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2016年1月21日

★ゴーティエ・カプソンのショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第1番/第2番


カピュソン

ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第1番/第2番

チェロ:ゴーティエ・カプソン

指揮:ワレリー・ゲルギエフ

管弦楽:マリインスキー劇場管弦楽団

CD:ワーナーミュージック・ジャパン WPCS13241

 チェロのゴーティエ・カプソンは、1981年生まれ。パリ音楽院で学ぶ。99年モーリス・ラヴェル・アカデミー1位、アンドレ・ナヴァラ・コンクール優勝。2004年ドイツのエコー賞とボルレッティ・ブイトーニ・トラスト賞受賞。“チェロの貴公子”とも呼ばれる。ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲の第1番は1959年に作曲、第2番は作曲中に心臓発作を起こした1966年に作曲した。

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2016年1月18日

★パッパーノ指揮ローマ・サンタ・チェチーリア管のヴェルディ:歌劇「アイーダ」全曲


パッパーノ アイーダ

ヴェルディ:歌劇「アイーダ」全曲

指揮:アントニオ・パッパーノ

管弦楽:ローマ・サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団

アイーダ:アニャ・ハルテロス(ソプラノ)
ラダメス:ヨナス・カウフマン(テノール)
アムネリス:エカテリーナ・セメンチュク(メゾ・ソプラノ)
アモナズロ:リュドヴィク・テジェ(バリトン)
ラムフィス:アーウィン・シュロット(バス・バリトン)
エジプト国王:マルコ・スポッティ(バス)
使者:パオロ・ファナーレ(テノール)
巫女の長:エレオノーレ・ブラット(ソプラノ)

合唱:ローマ・サンタ・チェチーリア国立アカデミー合唱団

録音:2015年2月、Sala Santa Cecilia、Auditorium Parco della Musica,、Roma

CD:ワーナーミュージック・ジャパン WPCS-13257~9

 パッパーノ指揮ローマ・サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団によるヴェルディ:歌劇「アイーダ」の全曲スタジオ録音。主役は、ソプラノのハルテロスとテノールのカウフマン。この20年で音楽業界で大規模オペラのスタジオ録音が姿を消す中、久々の大がかりな録音。

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