2019年12月12日

チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
幻想序曲「ロメオとジュリエット」
指揮:セミヨン・ビシュコフ
管弦楽:チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
CD:ユニバーサル ミュージック UCCD1475
指揮のセミヨン・ビシュコフ(1952年生まれ)は、ロシア出身。1970年レニングラード音楽院に入学し、19歳で同音楽院を首席で卒業する。1973年「ラフマニノフ指揮者コンクール」第1位。1983年に米国市民権を取得。 1989年~1998年パリ管弦楽団音楽監督、1997年~2010年ケルンWDR交響楽団音楽監督を務める。2018年チェコ・フィルハーモニー管弦楽団音楽監督・首席指揮者に就任。
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2019年12月09日

シューベルト:劇付随音楽「魔法の竪琴(ロザムンデ)」序曲
交響曲第8番「ザ・グレイト」
指揮:ハインツ・ホリガー
管弦楽:バーゼル室内管弦楽団
CD:ソニーミュージックジャパン SICC30542
ハインツ・ホリガー(1939年生まれ)は、スイス出身のオーボエ奏者、指揮者、作曲家。ベルン音楽院とバーゼル音楽院で学ぶ。作曲は、ヴェレシュ・シャーンドルとピエール・ブーレーズに師事。オーボエは、スイスでエミール・カッサノウ、パリ音楽院でピエール・ピエルロ、ピアノはイヴォンヌ・ルフェビュールに師事。オーボエのソリストとしては、1959年「ジュネーヴ国際音楽コンクール」、1961年「ミュンヘン国際音楽コンクール」でそれぞれ優勝した国際的に名声ある演奏家。献呈されたオーボエ作品も数多い。オーボエ奏者としてのレパートリーは、バロック音楽から現代音楽にまで広範囲にわたり、ホリガー木管アンサンブルも主宰。また、指揮者としてはヨーロッパ室内管弦楽団のほか、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、クリーヴランド管弦楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、バイエルン放送交響楽団などを指揮している。このCDは、シューベルト:交響曲・管弦楽曲全集の第1弾。
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2019年12月05日

ショパン:ピアノ・ソナタ第3番
マズルカ第36番
マズルカ第38番
舟歌
子守歌
幻想ポロネーズ
ピアノ: 鮫島明子
CD:ナミ・レコード WWCC‐7910
ピアノの鮫島明子は、桐朋学園大学卒業。パリ・エコールノルマル音楽院コンサーティスト資格取得。1989年「サン・ノン・ラ・ブルテッシュ国際コンクール」第2位、同時に課題曲最優秀演奏賞受賞。横浜みなとみらいホールにてテーマ性を持ったリサイタルを定期的に開催。また、後進の指導にも力を入れており、そのモットーは、“むつかしいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを面白く!″ このCDは第3弾で、オール・ショパン・プログラム。
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2019年12月02日

バッハ : 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全曲
ヴァイオリン:佐藤俊介
録音: 2017年5月1~4日、31日、6月2日、オランダ、 ハールレム・ドープスゲジンデ教会
CD:アコースティック・リバイブ KKC6062~3
ヴァイオリンの佐藤 俊介(1984年生れ)は千葉県出身。 4歳から家族で米国ペンシルベニア州フィラデルフィアへ移住。ジュリアード音楽院プレカレッジ部門で学ぶ。 2000年ニューヨーク・リサイタルデビューを果たす。2002年フィラデルフィアのカーティス音楽学校のハイメ・ラレードのクラスに入学。翌2004年、パリに渡り、4年間研鑽を積む。2004年第15回「出光音楽賞」受賞、2007年第9回「ホテルオークラ音楽賞」受賞、2007年第62回「文化庁芸術祭」レコード部門大賞受賞、2010年第17回「ヨハン・ゼバスティアン・バッハ国際コンクール」銀賞・聴衆賞受賞。2013年オランダのバッハ協会所属オーケストラのコンサートマスターに抜擢される。同年ドイツの古楽器アンサンブル「コンチェルト・ケルン」のコンサートマスター就任。同年オランダのアムステルダム音楽大学古楽器科客員教授に就任。2018年オランダバッハ協会第6代芸術監督に就任。
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2019年11月28日

シューマン(ロバート・パターソン編):ピアノ五重奏曲 op.44(ピアノと木管五重奏のための六重奏版)
ブラームス(サミュエル・バロン編):ピアノ四重奏曲 第1番 op.25(ピアノと木管五重奏のための六重奏版)
演奏:東京六人組
上野由恵(フルート)
荒絵理子(オーボエ)
金子平(クラリネット)
福士マリ子(ファゴット)
福川伸陽(ホルン)
三浦友理枝(ピアノ)
CD:オクタヴィア・レコード OVCC‐00154
「東京六人組」は、主要オーケストラの首席奏者、ソリストとしても精力的に活躍する豪華顔触れで結成された気鋭のアンサンブル。これは、2年ぶりとなる3枚目のCD。原曲はピアノと弦楽器で奏でられる室内楽の名作であるシューマンのピアノ五重奏曲とブラームスのピアノ四重奏曲を、共に六重奏曲編曲版で演奏する意欲作。
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2019年11月25日

ブレーメル:アレグレット・オブスティナート
ディープ・バーガンディ
モーツァルト:12の二重奏曲K. 487
エルトマン:対話
オッフェンバック:二重奏曲集 第1番ト長調作品50
ヒンデミット:4つの小品
クニェジェク:二重奏曲 第1番/第2番
ハートレー:インヴェンション・フォー・トゥー 作品234
モンターノ:組曲
アイザックソン:アニ-ユン-ウィヤ
ファゴット:岡崎耕治
コントラファゴット:山田知史
CD:マイスター・ミュージック MM‐4065
岡崎耕治と山田知史のファゴットとコントラファゴットによるデュオCD第2弾。“兄弟楽器による師弟共演”盤として興味の尽きない内容を秘めている。ファゴットの岡崎耕治(1949年生れ)は、広島県出身。1972年武蔵野音楽大学音楽学部器楽科卒業後、東京交響楽団首席ファゴット奏者。1974年北西ドイツのデトモルト音楽大学に留学し、1978年ドイツ演奏家資格試験合格、首席で修了後、NHK交響楽団首席ファゴット奏者を務める。コントラファゴットの山田知史は、武蔵野音楽大学を卒業後、ハノーファー音楽芸術大学にて学ぶ。第21回「日本管打楽器コンクール」第3位入賞。京都市交響楽団を経て東京都交響楽団ファゴット奏者。
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2019年11月21日

ショスタコーヴィチ:交響曲第5番
指揮:ジョナサン・ノット
管弦楽:東京交響楽団
録音:2019年5月、サントリーホール(ライヴ録音)
CD:オクタヴィア・レコード OVCL‐00702
指揮のジョナサン・ノット(1962年生れ)は、イギリス、ウェスト・ミッドランズ州出身。 ケンブリッジ大学で音楽学を専攻したのち、ロイヤル・ノーザン音楽大学で声楽とフルートを学ぶ。後に指揮に転向。フランクフルト歌劇場などでカペルマイスターを務めた後、2000年バンベルク交響楽団の首席指揮者に就任。ベルリン・フィルなど欧州の主要オーケストラに客演。2014年東京交響楽団第3代音楽監督に就任。2017年スイス・ロマンド管弦楽団音楽監督に就任。
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2019年11月18日

ショスタコーヴィチ : 交響曲第10番
指揮:大野和士
管弦楽:バルセロナ交響楽団
録音: 2018年12月14~16日、バルセロナ、ラウディトリ (ライヴ録音)
CD:トーメイ電子 ALT-410
指揮の大野和士(1960年生れ)は、東京都出身。東京芸術大学指揮科に入学。大学卒業後、25歳の時欧州に渡る。1987年「アルトゥーロ・トスカニーニ国際指揮者コンクール」で優勝。1988年ザグレブ・フィルハーモニー管弦楽団の常任指揮者・音楽監督に就任。その後、カールスルーエ・バーデン州立歌劇場の音楽総監督、ベルギー王立歌劇場(モネ劇場)の音楽監督を務めた。2008年フランス国立リヨン歌劇場首席指揮者、2012年アルトゥーロ・トスカニーニ・フィルハーモニー管弦楽団首席客演指揮者に就任。2015年東京都交響楽団の音楽監督、また同年バルセロナ交響楽団の音楽監督就任。2018年より新国立劇場のオペラ部門の芸術監督に就任。2010年日本芸術院賞・恩賜賞受賞、サントリー音楽賞受賞、文化功労者に選ばれる。2017年フランス共和国より芸術文化勲章「オフィシエ」を受勲。同時にリヨン市からリヨン市特別メダル授与。
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2019年11月14日

マデルナ:甘い夢(1961)
ベリオ:セクエンツァ(1958)
福島和夫:伽陀迦盧那(1959/1961)
冥(1961)
メシアン:黒つぐみ(1951)
武満徹:声(ヴォイス)(1971)
雨の呪文〜フルート、クラリネット、ハープ、ピアノ、ヴァイブラフォンのための(1982)
フルート:カール=ハインツ・シュッツ
ピアノ:ブルーノ・カニーノ、高橋アキ
クラリネット:四戸世紀
ハープ:篠﨑史子
ヴァイブラフォン:山口恭範
録音:2017年5月、イタリア、ウンベルティーデ、聖クローチェ美術館
2017年8月、群馬県草津町、草津音楽の森国際コンサートホール
CD:カメラータ・トウキョウ CMCD‐28366
フルートのカール=ハインツ・シュッツは、「カール・ニールセン国際フルート・コンクール」(1998)および「クラクフ国際フルート・コンクール」(1999)で優勝。現在、ウイーン国立歌劇場管弦楽団およびウイーンフィルハーモニー管弦楽団の首席フルート奏者を務めている。また、室内楽にも熱心に取り組んでおり、アンサンブル・ウィーン=ベルリンとウィーン・リング・アンサンブルなどで活躍している。 このCDは、1951年~82年に書かれた20世紀の代表作を7曲収録。
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2019年11月11日

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第18番「狩り」
ピアノ・ソナタ 第21番「ワルトシュタイン」
ピアノ・ソナタ 第24番 「テレーゼ」
ピアノ・ソナタ 第23番 「熱情」
ピアノ:河村尚子
CD:ソニーミュージックジャパン SICC-19044
このCDは、河村尚子が2年がかりで日本全国4か所でピアノ・ソナタ14曲の連続演奏に取り組む「ベートーヴェン・プロジェクト」の2枚目の成果。ピアノの河村尚子は、兵庫県西宮市出身。5歳で渡独。ハノーファー音楽演劇大学で学ぶ。同大学在学中の2006年「ミュンヘン国際コンクール」第2位、2007年「クララ・ハスキル国際コンクール」で優勝し一躍世界の脚光を浴びる。2009年度「出光音楽賞」、「新日鉄音楽賞フレッシュアーティスト賞」、「日本ショパン協会賞」、2012年「芸術選奨新人賞」、2013年「ホテルオークラ音楽賞」を受賞。
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