2025年12月22日

バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番ホ長調BWV1006
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第4番ホ短調作品27-4
エネスク:幼きころの印象作品28より第1曲「吟遊詩人」(田舎まわりのヴァイオリン弾き)
バルトーク:無伴奏ヴァイオリン・ソナタSz.117
ストラヴィンスキー:エレジー(悲歌)
ヴァイオリン:金川真弓
CD:オクタヴィア・レコード OVCL-00888
金川真弓の「RECITAL」に続く第2作で、無伴奏CDアルバム「VOYAGE」。金川真弓は、2018年「ロン=ティボー国際コンクール」第2位、2019年「チャイコフスキー国際コンクール」第4位、そして2024年「ジョルジュ・エネスク国際コンクール」の覇者。
ヴァイオリンの金川真弓は、ドイツ生まれ。4歳から日本でヴァイオリンを始め、その後ニューヨークを経て12歳でロサンゼルスに移る。ハンス・アイスラー音楽大学で学ぶ。2018年「ロン=ティボー国際音楽コンクール」第2位および最優秀協奏曲賞を受賞、2019年「チャイコフスキー国際コンクール」第4位入賞で、一躍注目を集める。これまでプラハ放送交響楽団、マリインスキー劇場管弦楽団、ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団、ベルギー国立管弦楽団、NHK交響楽団、読売日本交響楽団、東京都交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団などと共演。2024年「ジョルジュ・エネスク国際コンクール」ヴァイオリン部門で優勝。現在、ベルリンを拠点に演奏活動を展開。
コメント/トラックバック投稿 »
2025年12月18日

ショパン:「24の前奏曲」 作品28(全曲)
ブラームス:「3つの間奏曲」より第1番 変ホ長調 作品117-1
シューマン:「主題と変奏」<幽霊変奏曲> 変ホ長調 WoO 24
CD:ワーナーミュージック WPCS-28508
ピアノ:エリック・ルー
このCDは、「ショパン国際ピアノコンクール」への再挑戦で優勝した若手実力派ピアニスト、エリック・ルーのショパン 、ブラームス 、シューマンの作品集。
ピアノのエリック・ルー(1997年生まれ)は、アメリカ、マサチューセッツ州出身。父親は台湾・高雄出身、母親は中国・上海出身。マサチューセッツ州ベッドフォードで育ち、6歳のときにボストン近郊でドロシー・シー(杨镜钏)にピアノを師事。その後、ニューイングランド音楽院プレパラトリースクールでアレクサンダー・コルサンティアとA・ラモン・リベラに師事。2013年カーティス音楽院に入学、ジョナサン・ビスおよびロバート・マクドナルドに師事。「ショパン国際ピアノコンクール」のダン・タイ・ソンにも師事。2015年、17歳で第17回「ショパン国際ピアノ・コンクール」(ワルシャワ)に出場し、第4位入賞。 2017年にはフランクフルトで開催された「国際ドイツ・ピアノ賞」を受賞。2018年、20歳で「リーズ国際ピアノ・コンクール」優勝。同年以降、ワーナー・クラシックスと専属契約を結び、数々の録音を発表。2025年第19回「ショパン国際ピアノコンクール」優勝。これまでに、ロンドン交響楽団、シカゴ交響楽団、ボストン交響楽団、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、ロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団、ストックホルム王立フィルハーモニー管弦楽団、オスロ・フィルハーモニー管弦楽団など世界各地の主要オーケストラと共演している。
コメント/トラックバック投稿 »
2025年12月15日

藤倉 大:ピアノ協奏曲第3番「インパルス」
ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調
藤倉 大:WHIM
ピアノ:小菅 優
指揮:ライアン・ウィグルスワース
管弦楽:BBC交響楽団
このCDは、ソニー・ミュージックからはひさしぶりのソロ・リリースとなる小菅 優の協奏曲アルバム。小菅の協奏曲録音は、小澤征爾指揮する水戸室内管弦楽団とのメンデルスゾーンの協奏曲第1番(2009年)、シェレンベルガー指揮するカメラータ・ザルツブルクとのモーツァルトのピアノ協奏曲第20番&22番(2012年)以来。藤倉大のピアノ協奏曲第3番「インパルス」は、モンテカルロ・フィル、読売日本交響楽団とスイス・ロマンド管弦楽団の共同委嘱作品で、小菅優に献呈された。
ピアノの小菅 優(1983年生まれ)は、東京音楽大学付属音楽教室を経たのち、1993年よりヨーロッパに在住。9歳よりリサイタルを開きく。2006年「ザルツブルク音楽祭」で日本人ピアニストとして2人目となるリサイタル・デビューを果たした。コンクール歴はなく、演奏活動のみで国際的な舞台まで登りつめた実力派ピアニスト。2000年ドイツ最大の音楽評論誌「フォノ・フォルム」より、ショパンの練習曲全曲録音に5つ星が与えられた。 第13回「新日鉄音楽賞」、2004年「アメリカ・ワシントン賞」、第8回「ホテルオークラ音楽賞」、第17回「出光音楽賞」、2014年「ベートーヴェン ピアノ・ソナタ全曲演奏会シリーズ」により芸術選奨新人賞音楽部門、2017年第48回「サントリー音楽賞」をそれぞれ受賞。
指揮のライアン・ウィグルスワースは、BBCスコティッシュ響首席指揮者。同世代の中で最も才能豊かな作曲家・指揮者として認められている。2015~18年にハレ管弦楽団の首席客演指揮者を務め、またイングリッシュ・ナショナル・オペラ(ENO)とグラーフェネック音楽祭のコンポーザー・イン・レジデンスを務めた。2019年夏にナッセン室内管を創設し、オールドバラ音楽祭とBBCプロムスで公演を行っている。作曲家としては、2017年にENOで新作オペラ「冬物語」を初演。ロイヤル・コンセルトヘボウ管では委嘱された新作を自身の指揮で初演。また新作ピアノ協奏曲を2019年のプロムスで初演した。2019年から英国王立音楽院の教授を務めている。
コメント/トラックバック投稿 »
2025年12月11日

アルノルト・シェーンベルク:作品集
<disc 1>
シェーンベルク:浄められた夜 Op.4
室内交響曲第1番 Op.9
<disc 2>
シェーンベルク:オラトリオ「ヤコブの梯子」
ヴォルフガング・コッホ(バリトン/ガブリエル)
ダニエル・ベーレ(テノール/指名された者)
ヴォルフガング・アプリンガー=シュペルハッケ(テノール/扇動的な男)
ヨハネス・マルティン・クレンツレ(バリトン/奮闘する男)
ギュラ・オレント(バリトン/選ばれし者)
シュテファン・リューガマー(テノール/修道士)
ニコラ・ベラー・カルボーネ(ソプラノ/瀕死の男)
ジャスミン・デルフス(ソプラノ/魂・上方1)
リヴ・レッドパス(ソプラノ/魂・遠方1)
合唱:ベルリン放送合唱団
<disc 3>
シェーンベルク:管弦楽のための変奏曲 Op.31
ヴァイオリン協奏曲 Op.36
ヴァイオリン:パトリシア・コパチンスカヤ
<disc 4>Blu-ray[映像]
CD収録曲全曲のコンサート映像(すべてHD映像)
指揮:キリル・ペトレンコ
管弦楽:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
CD:BPHR250511(Berliner Philharmoniker Recordings)4枚組(3CD+Blu-ray Disc)
ベルリン・フィルと首席指揮者キリル・ペトレンコによる待望の新譜”Arnold Schoenberg Edition”がリリースされた。3枚組CDとBlu-rayを収めたハードカバー仕様で、シェーンベルク生誕150周年を記念する特別企画として制作さた。シェーンベルクの創作の全時代を網羅する作品が収録されている。Blu-rayには全作品のコンサート映像を収録。
指揮のキリル・ペトレンコ(1972年生まれ)は、ロシア出身。11歳でピアニストとしてオムスクの交響楽団と演奏してデビューし、18歳の時にオーストリアに転居。フォアアールベルク州立音楽学校で音楽を学び、ピアノを優秀な成績で終えてウィーン国立音楽大学に入学。1995年オペラ指揮者としてデビュー。1997年から1999年まではウィーン・フォルクスオーパーの指揮者。1999年から2002年までマイニンゲン宮廷楽団の音楽監督を務める。2002年からはベルリン・コーミッシェ・オーパーの音楽監督に就任し2007年まで務めた。オペラ指揮者としてのキャリアと並行して、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、クリーヴランド管弦楽団などのオーケストラと共演。2013年よりバイエルン国立歌劇場の音楽監督に就任し、同年からバイロイト音楽祭の新演出による「ニーベルングの指環」の指揮も担当。2019年からサイモン・ラトルの後任としてベルリン・フィルの首席指揮者・芸術監督に就任。ロシア出身者がベルリン・フィルの首席指揮者を務めるのはレオ・ボルヒャルト以来、約70年ぶり。
コメント/トラックバック投稿 »
2025年12月08日

モーツァルト:レクイエム ニ短調 K626
ファジル・サイ:モーツァルトとメヴラーナ Op110
指揮:ミヒャエル・ザンデルリンク
管弦楽:ルツェルン交響楽団
ソプラノ:ファジル・サイード
メゾ・ソプラノ:マリアンヌ・クレバッサ
テノール:ペネ・パティ
バス:アレクサンドロス・スタヴラカキス
合唱:ベルリン放送合唱団
CD:ワーナーミュージック・ジャパン WPCS-13877
このCDは、合唱音楽で最高峰の人気曲モーツァルト:レクイエムと、そのオマージュであるファジル・サイの新作「Mozart ve Mevlana(モーツァルトとメヴラーナ)」の世界初録音を組み合わせたアルバム。ファトマ・サイード(ソプラノ)、マリアンヌ・クレバッサ(メゾ・ソプラノ)、ペネ・パティ(テノール)、アレクサンドロス・スタヴラカキス(バス)の豪華ソロ歌手とベルリン放送合唱団、ルツェルン交響楽団を率いてのミヒャエル・ザンデルリンクの指揮。
指揮のミヒャエル・ザンデルリング(1967年生れ)は、ドイツ(東ベルリン)出身。父親は指揮者のクルト・ザンデルリング(1912年―2011年) 。ハンス・アイスラー音楽大学ベルリンにおいてチェロを学ぶ。1987年バルセロナの「マリア・カナルス国際コンクール」で優勝。チェロ独奏者としてライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団に、客演チェロ奏者としてベルリン放送交響楽団に迎えられた。1994年から1998年までベルリンで、2000年から2004年までベルンで講師としてチェロの指導に携わる。指揮者としてのデビューは、2001年ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団員によるベルリン室内管弦楽団の演奏会。2003年ドイツ弦楽フィルハーモニー首席指揮者、2004年ベルリン室内管弦楽団首席指揮者、2006年ポツダム室内アカデミー首席指揮者兼芸術監督。2011年~2019年ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団首席指揮者。
コメント/トラックバック投稿 »
2025年12月04日

フランシス・プーランク:即興曲第15番:エディット・ピアノへのオマージュ
ディノ・オリヴィエリ:待ちましょう
アルカディ・ブラクリアノフ/シャルル・トレネ:あなたは馬を忘れた
ユベール・ジロー:パリの空の下
ジャン・ヴィエネール:シャルル・トレネの2つのシャンソンー第2曲:詩人の魂
ジェラール・ジュアネスト:マティルド
セルジュ・ゲンスブール:リラ駅の切符切り
レオ・フェレ:オーパス X
ミシェル・エメ:恋は何のために
ジョルジュ・ブラッサンス:通りすがりの女たち
ノルベルト・グランズバーグ:(タロー編)パダン、パダン
ジャック・ブレル:行かないで
ローラン・ブトナ:アンシ・ソワ・ジュ(我、かくあらしめる)
ミシェル・フーガン:美しい物語
クロード・ヌガロ:娘、セシルよ!
イヴ・デュティユ:モンソー公園で
ミシェル・ベルジェ:もちろん
アリス・ドナ/セルジュ・ラマ:「恋に病んで」による即興曲
レオ・フェレ:ピアノ・コンチェルトのアンダンテのテーマ
フランシス・プーランク:愛の小径 FP106(『レオカディア』より)
ジャン・ヴィエネール:シャルル・トレネの2つのシャンソンー第1曲:若かりし頃
マルグリット・モノー:『愛の賛歌』による即興曲
ジェラール・ペソン:深い眠り(バルバラの「小さなカンタータ」より)
バルバラ:我が麗しき恋物語
アレクシス・ワイセンベルク:偶然など存在しない、あるのは出会いだけだ
シャルル・アズナブール:ラ・ボエーム
ウィリアム・シェラー:ラ・バヴァロワーズ
レオ・フェレ:フランソワのテーマ
ミシェル・ジョナス:ピアノとピアニスト
ピアノ:アレクサンドル・タロー
指揮:ピエール・デュムソー指揮
管弦楽:ボルドー・アキテーヌ管弦楽団
テオルボ:トーマス・ダンフォード
CD:ワーナーミュージック WPCS-13878
このCDは、アレクサンドル・タローのピアノによるシャンソン作品集。フランスを代表するピアニスト、アレクサンドル・タローが愛奏する、ピアノによるシャンソン作品。「パリの空の下」「パダン、パダン」「愛の小径」「愛の賛歌」「ラ・ボエーム」など名曲の数々がピアノ・ソロ、及びオーケストラとの共演で繰り広げられる。2024年の日本公演でのアンコールとしても喝采を浴びた。
ピアノのアレクサンドル・タロー(1968年生まれ)は、フランス、パリ出身。現代フランスを代表するピアニストの一人。パリ国立高等音楽院卒業。1989年「ARDミュンヘン国際音楽コンクール」第2位となり、以来国際的な演奏活動を展開。CD録音にも力を入れ、特にラモーの「新クラヴサン組曲」は非常に高い評価を得ているほか、ラヴェルのピアノ作品全集は、2003年「アカデミー・シャルル・クロ・グランプリ ディアパソン金賞」を受賞。ラ・ロック・ダンテロン国際ピアノフェスティバル、BBCプロムス、ルフトハンザ・バロック音楽祭など多くの音楽祭に出演。クープラン、バッハ、スカルラッティからモーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、ショパン、ブラームス、さらにラフマニノフや20世紀の著名フランス人作曲家にいたる幅広いレパートリーを録音したソロ・アルバムは25枚を超え、そのほとんどが主要音楽専門誌の賞に輝いている。また、演劇制作者、ダンサーなどクラシック音楽以外のジャンルの音楽家たちとのコラボレーションを通じて、多彩な芸術的試みにも挑んでいる。2021年、フランスの音楽大賞「ヴィクトワール・ド・ラ・ミュジーク・クラシック」より、「インターナショナル・ソリスト・オブ・ザ・イヤー賞」受賞。2022年には映画音楽を特集した「シネマ」と題するCDをリリースし、2023年は4手プロジェクトに挑むなど、視野の広い活動を精力的に展開している。
コメント/トラックバック投稿 »
2025年12月01日

シューマン:子供の情景Op.15
第1曲 見知らぬ国と人々について
第2曲 不思議なお話
第3曲 鬼ごっこ
第4曲 ねだる子供
第5曲 十分に幸せ
第6曲 重大な出来事
第7曲 トロイメライ
第8曲 炉端で
第9曲 木馬の騎士
第10曲むきになって
第11曲 こわがらせ
第12曲 眠りに入る子供
第13曲 詩人は語る
ラフマニノフ:前奏曲変ホ長調Op.23の6
前奏曲変ロ長調Op.23の2
前奏曲ニ長調Op.23の4
前奏曲ト短調Op.23の5
パガニーニの主題による狂詩曲Op.43
(リチャードソン編):ヴォカリーズOp.34の14
(グリャズノフ編):イタリアン・ポルカ
ピアノ:中川優芽花
指揮:高橋直史
管弦楽:大阪交響楽団
録音:2024年9月11日、浜離宮朝日ホール/9月5日、ザ・シンフォニーホール(すべてライヴ録音)
このCDは、現在最も活動が注目され将来を嘱望される若手ピアニスト中川優芽花のデビュー・アルバム。ロマン派の巨匠ラフマニノフとシューマンの作品に挑む。収録曲はいずれも2024年に行ったコンサートのライヴ録音。
ピアノの中川優芽花(2001年生まれ)は、ドイツ、デュッセルドルフ出身。デュッセルドルフのロベルト・シューマン音楽大学、ロンドンのパーセル音楽院、ワイマールのフランツ・リスト音楽大学で学ぶ。2019年以降、ロンドンのウィグモア・ホール、デュッセルドルフのトーンハレ(ゾイ・ツォカヌー指揮デュッセルドルフ交響楽団と共演)、ワイマールハレ(マルクス・L・フランク指揮のイエナ・フィルハーモニー管弦楽団と共演)などで演奏。サンクトペテルブルクで開催された第16回「マリインスキー国際ピアノ・フェスティバル」に招待された。2021年、スイスで開催された権威ある「クララ・ハスキル国際ピアノ・コンクール」で優勝、および聴衆賞ほかもあわせて受賞した(日本人の優勝は、坂上博子、河村尚子、藤田真央に次ぎ4人目)。またデュッセルドルフで開催されたロベルト・シューマン国際コンクール」(2019年)、および「イェネー・タカーチ国際コンクール」(2018年)で優勝。2014年にワイマールで開催された「若いピアニストのためのフランツ・リスト国際コンクール」第2位。2022年3月、「クララ・ハスキル国際ピアノ・コンクール」優勝後、初の来日リサイタルで大絶賛を浴びる。以後大阪フィル、名古屋フィル、神奈川フィル、東フィル、読響、兵庫芸術文化センター管、大阪交響楽団、富士山静岡交響楽団、東京都交響楽団、アンサンブル金沢といった国内の主要なオケと共演を重ねる。
コメント/トラックバック投稿 »
2025年11月27日

モーツァルト:静けさは微笑み K.152(210a)
喜びの鼓動 K.579
すみれ K.476
ルイーゼが不実な恋人の手紙を焼く時 K.520
夕べの想い K.523
マーラー:さすらう若人の歌
第1曲 恋人の婚礼の時
第2曲 朝の野を行けば
第3曲 胸の中には燃える剣が
第4曲 恋人の二つの青い眼
ツェムリンスキー:6 つの歌 作品13
1. 三人姉妹
2. 目隠しされた乙女たち
3. 乙女の歌
4. 彼女の恋人が去った時
5. いつか彼が帰ってきたら
6. 城に歩み寄る女
細川俊夫:2 つの子守唄(日本民謡集より/編曲作品)
1. 江戸の子守唄
2. 五木の子守唄
メゾ・ソプラノ:藤村実穂子
ピアノ:ヴォルフラム・リーガー
このCDは、”現代最高のメゾ”と称される藤村実穂子の2023年におこなった日本ツアーから最高の名唱を聴かせた浜松公演のライヴ録音盤。今回初となる日本語作品を収録。細川俊夫による声とピアノのための編曲作品「2つの日本の子守唄」は、藤村実穂子の委嘱により作曲され、ツアー初日となる2023年4月16日、水戸で初演された。公演終了後の2024年10月25日、藤村は令和6年度文化功労者に選出された。
メゾ・ソプラノの藤村実穂子は、東京芸術大学音楽学部声楽科卒業、同大学院修了後、ミュンヘン音楽大学大学院に留学。在院中に「ワーグナー・コンクール」(バイロイト)で事実上の優勝、「マリア・カナルス・コンクール」優勝など数々の国際コンクールに入賞後、オーストリア第二のオペラハウス、グラーツ歌劇場の専属歌手として、幅広いメゾのレパートリーを歌う。2002年「バイロイト音楽祭」にデビュー(主役級としては日本人初)を果たす。この直前にもミュンヘン国立歌劇場の「ミュンヘンオペラフェスティバル」のオープニングとなる新演出 「ワルキューレ」の初日にもフリッカ役で出演したことで国際的な注目を集める。以来ミラノスカラ座、バイロイト音楽祭、ウィーン国立歌劇場などに出演。2002年「出光音楽賞」、2003年第54回「芸術選奨」文部科学大臣新人賞、2007年第37回「エクソンモービル」音楽賞洋楽部門奨励賞、2012年度「サントリー音楽賞」を受賞。2014年「紫綬褒章」、2024年「文化功労者」。
ピアノのヴォルフラム・リーガーは、両親からピアノを学び始め、後にレーゲンスブルクにてコンラート・ファイファーに師事。間もなく歌曲の研究に傾倒し、ミュンヘン音楽大学にてエリック・ウェルバ、ヘルムート・ドイチュの両教授に師事。シュワルツコップ、ホッター、フィッシャー=ディースカウのマスタークラスにも参加。1998年、ベルリン ハンス・アイスラー音楽大学の教授に就任。ヨーロッパと日本で定期的にマスタークラスを開催している。世界中の主要なコンサートホールや音楽祭に定期的に招かれている。レコーディングにも活発に取り組み、受賞作品も多い。バルセロナのフランツ・シューベルト協会の栄誉賞等、数々の賞や栄誉を授与されている。
コメント/トラックバック投稿 »
2025年11月24日

<CD1>
バッハ:無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV 1007
無伴奏チェロ組曲 第2番 ニ短調 BWV 1008
無伴奏チェロ組曲 第3番 ハ長調 BWV 1009
<CD2>
バッハ:無伴奏チェロ組曲 第4番 変ホ長調 BWV 1010
無伴奏チェロ組曲 第5番 ハ短調 BWV 1011
無伴奏チェロ組曲 第6番 ニ長調 BWV 1012
チェロ:アナスタシア・コベキナ
CD:ソニーミュージック SICC 30927~8(2枚組)
2025年来日記念盤。
このCDは、2024年に「レナード・バーンスタイン賞」と「オーパス・クラシック賞」の両方を受賞したアナスタシア・コベキナによる、ピリオド楽器とその伝統的な奏法を用いたバッハ: 無伴奏チェロ組曲(全曲)盤。
チェロのアナスタシア・コベキナ(1994年生まれ)は、ロシア、エカテリンブルク出身。父親は、作曲家のウラディミール・コベキン)。4歳でチェロを始める。モスクワ音楽院、パリ音楽院で学び、フランス・ヘルメルソン、イェンス=ペーター・マインツ、ジェローム・ペルノーに師事。2019年第16回「チャイコフスキー国際コンクール」第3位。その後、フランクフルト音楽院でクリスティン・フォン・デア・ゴルツにバロック・チェロを学ぶ。カリスマ性、エスプリ、そして人当たりの良いコミュニケーション能力だけでなく、恐れを知らぬ音楽性と完璧なテクニックでも知られる。バロック楽器と現代楽器の両方を完璧に操る天性のアーティストであり、定期的に楽器を切り替え、初期バロックから偉大なロマン派を経て現代音楽に至るまで、幅広いレパートリーにわたって本能的な才能を発揮している。2024年「レナード・バーンスタイン賞」受賞。同年「オーパス・クラシック賞」受賞。
コメント/トラックバック投稿 »
2025年11月20日

シューベルト:幻想曲 ヘ短調 D.940
アレグロ イ短調 D.947「人生の嵐」
フーガ ホ短調 D.952
ロンド イ長調 D.951
ピアノ:ベルトラン・シャマユ
レイフ・オヴェ・アンスネス
CD:ワーナーミュージック WPCS-13881
このCDは、ピアニストのベルトラン・シャマユとレイフ・オヴェ・アンスネスが共演し、シューベルトの「幻想曲 ヘ短調」をはじめ、シューベルトが亡くなった年である1828年に作曲された4手連弾作品を収録。
ピアノのベルトラン・シャマユ(1981年生まれ)は、フランス、トゥールーズ出身。ロマン派音楽を中心に、ラヴェルや現代音楽の演奏でも知られる。トゥールーズ音楽院のクロディーヌ・ウィロースに、さらにパリ音楽院のジャン=フランソワ・エッセールに師事し、15歳でパリ音楽院に入学。その後、ロンドンにてマリア・クルチオから個人的な指導を受けたほか、レオン・フライシャー、ドミトリー・バシキーロフからも薫陶を受け、マレイ・ペライアからは最大の影響を受けた。2001年「ロン=ティボー国際コンクール」第4位。その後世界各国の主要な管弦楽団との共演、音楽祭への出演、室内楽の演奏などを行う。ロマン派音楽を中心的なレパートリーとするほか、アンリ・デュティユー、ピエール・ブーレーズ、エサ=ペッカ・サロネンといった現代の作曲家の新作の演奏においても存在感を発揮。2015年には芸術文化勲章「シュヴァリエ」を授与されたほか、クラシック音楽「ヴィクトワール賞」を唯一3度受賞している。
ピアノのレイフ・オヴェ・アンスネス(1970年生まれ)は、ノルウェー出身。ベルゲン・グリーグ音楽院で学び、1987年にオスロにてデビュー。その後はアムステルダムやボローニャ、ロンドン、ミュンヘンなどでリサイタルを行う。1987年「フランクフルト・ヒンデミット・コンクール」優勝。これまでに、ノルウェー批評家賞、ロサンジェルス・ドロシー・チャンドラー賞、ドイツ・レコード批評家賞(1997年)、ロイヤル・フィルハーモニー協会賞(2000年)、グラモフォン・アワード最優秀器楽曲賞(2002年)などを受賞。室内楽奏者としても名高く、リソル室内楽フェスティバルの芸術監督に就任している。現在、北欧を代表する実力派ピアニストの一人として高い評価を得ている。
コメント/トラックバック投稿 »