2025年12月08日

モーツァルト:レクイエム ニ短調 K626
ファジル・サイ:モーツァルトとメヴラーナ Op110
指揮:ミヒャエル・ザンデルリンク
管弦楽:ルツェルン交響楽団
ソプラノ:ファジル・サイード
メゾ・ソプラノ:マリアンヌ・クレバッサ
テノール:ペネ・パティ
バス:アレクサンドロス・スタヴラカキス
合唱:ベルリン放送合唱団
CD:ワーナーミュージック・ジャパン WPCS-13877
このCDは、合唱音楽で最高峰の人気曲モーツァルト:レクイエムと、そのオマージュであるファジル・サイの新作「Mozart ve Mevlana(モーツァルトとメヴラーナ)」の世界初録音を組み合わせたアルバム。ファトマ・サイード(ソプラノ)、マリアンヌ・クレバッサ(メゾ・ソプラノ)、ペネ・パティ(テノール)、アレクサンドロス・スタヴラカキス(バス)の豪華ソロ歌手とベルリン放送合唱団、ルツェルン交響楽団を率いてのミヒャエル・ザンデルリンクの指揮。
指揮のミヒャエル・ザンデルリング(1967年生れ)は、ドイツ(東ベルリン)出身。父親は指揮者のクルト・ザンデルリング(1912年―2011年) 。ハンス・アイスラー音楽大学ベルリンにおいてチェロを学ぶ。1987年バルセロナの「マリア・カナルス国際コンクール」で優勝。チェロ独奏者としてライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団に、客演チェロ奏者としてベルリン放送交響楽団に迎えられた。1994年から1998年までベルリンで、2000年から2004年までベルンで講師としてチェロの指導に携わる。指揮者としてのデビューは、2001年ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団員によるベルリン室内管弦楽団の演奏会。2003年ドイツ弦楽フィルハーモニー首席指揮者、2004年ベルリン室内管弦楽団首席指揮者、2006年ポツダム室内アカデミー首席指揮者兼芸術監督。2011年~2019年ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団首席指揮者。
コメント/トラックバック投稿 »
2025年12月04日

フランシス・プーランク:即興曲第15番:エディット・ピアノへのオマージュ
ディノ・オリヴィエリ:待ちましょう
アルカディ・ブラクリアノフ/シャルル・トレネ:あなたは馬を忘れた
ユベール・ジロー:パリの空の下
ジャン・ヴィエネール:シャルル・トレネの2つのシャンソンー第2曲:詩人の魂
ジェラール・ジュアネスト:マティルド
セルジュ・ゲンスブール:リラ駅の切符切り
レオ・フェレ:オーパス X
ミシェル・エメ:恋は何のために
ジョルジュ・ブラッサンス:通りすがりの女たち
ノルベルト・グランズバーグ:(タロー編)パダン、パダン
ジャック・ブレル:行かないで
ローラン・ブトナ:アンシ・ソワ・ジュ(我、かくあらしめる)
ミシェル・フーガン:美しい物語
クロード・ヌガロ:娘、セシルよ!
イヴ・デュティユ:モンソー公園で
ミシェル・ベルジェ:もちろん
アリス・ドナ/セルジュ・ラマ:「恋に病んで」による即興曲
レオ・フェレ:ピアノ・コンチェルトのアンダンテのテーマ
フランシス・プーランク:愛の小径 FP106(『レオカディア』より)
ジャン・ヴィエネール:シャルル・トレネの2つのシャンソンー第1曲:若かりし頃
マルグリット・モノー:『愛の賛歌』による即興曲
ジェラール・ペソン:深い眠り(バルバラの「小さなカンタータ」より)
バルバラ:我が麗しき恋物語
アレクシス・ワイセンベルク:偶然など存在しない、あるのは出会いだけだ
シャルル・アズナブール:ラ・ボエーム
ウィリアム・シェラー:ラ・バヴァロワーズ
レオ・フェレ:フランソワのテーマ
ミシェル・ジョナス:ピアノとピアニスト
ピアノ:アレクサンドル・タロー
指揮:ピエール・デュムソー指揮
管弦楽:ボルドー・アキテーヌ管弦楽団
テオルボ:トーマス・ダンフォード
CD:ワーナーミュージック WPCS-13878
このCDは、アレクサンドル・タローのピアノによるシャンソン作品集。フランスを代表するピアニスト、アレクサンドル・タローが愛奏する、ピアノによるシャンソン作品。「パリの空の下」「パダン、パダン」「愛の小径」「愛の賛歌」「ラ・ボエーム」など名曲の数々がピアノ・ソロ、及びオーケストラとの共演で繰り広げられる。2024年の日本公演でのアンコールとしても喝采を浴びた。
ピアノのアレクサンドル・タロー(1968年生まれ)は、フランス、パリ出身。現代フランスを代表するピアニストの一人。パリ国立高等音楽院卒業。1989年「ARDミュンヘン国際音楽コンクール」第2位となり、以来国際的な演奏活動を展開。CD録音にも力を入れ、特にラモーの「新クラヴサン組曲」は非常に高い評価を得ているほか、ラヴェルのピアノ作品全集は、2003年「アカデミー・シャルル・クロ・グランプリ ディアパソン金賞」を受賞。ラ・ロック・ダンテロン国際ピアノフェスティバル、BBCプロムス、ルフトハンザ・バロック音楽祭など多くの音楽祭に出演。クープラン、バッハ、スカルラッティからモーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、ショパン、ブラームス、さらにラフマニノフや20世紀の著名フランス人作曲家にいたる幅広いレパートリーを録音したソロ・アルバムは25枚を超え、そのほとんどが主要音楽専門誌の賞に輝いている。また、演劇制作者、ダンサーなどクラシック音楽以外のジャンルの音楽家たちとのコラボレーションを通じて、多彩な芸術的試みにも挑んでいる。2021年、フランスの音楽大賞「ヴィクトワール・ド・ラ・ミュジーク・クラシック」より、「インターナショナル・ソリスト・オブ・ザ・イヤー賞」受賞。2022年には映画音楽を特集した「シネマ」と題するCDをリリースし、2023年は4手プロジェクトに挑むなど、視野の広い活動を精力的に展開している。
コメント/トラックバック投稿 »
2025年12月01日

シューマン:子供の情景Op.15
第1曲 見知らぬ国と人々について
第2曲 不思議なお話
第3曲 鬼ごっこ
第4曲 ねだる子供
第5曲 十分に幸せ
第6曲 重大な出来事
第7曲 トロイメライ
第8曲 炉端で
第9曲 木馬の騎士
第10曲むきになって
第11曲 こわがらせ
第12曲 眠りに入る子供
第13曲 詩人は語る
ラフマニノフ:前奏曲変ホ長調Op.23の6
前奏曲変ロ長調Op.23の2
前奏曲ニ長調Op.23の4
前奏曲ト短調Op.23の5
パガニーニの主題による狂詩曲Op.43
(リチャードソン編):ヴォカリーズOp.34の14
(グリャズノフ編):イタリアン・ポルカ
ピアノ:中川優芽花
指揮:高橋直史
管弦楽:大阪交響楽団
録音:2024年9月11日、浜離宮朝日ホール/9月5日、ザ・シンフォニーホール(すべてライヴ録音)
このCDは、現在最も活動が注目され将来を嘱望される若手ピアニスト中川優芽花のデビュー・アルバム。ロマン派の巨匠ラフマニノフとシューマンの作品に挑む。収録曲はいずれも2024年に行ったコンサートのライヴ録音。
ピアノの中川優芽花(2001年生まれ)は、ドイツ、デュッセルドルフ出身。デュッセルドルフのロベルト・シューマン音楽大学、ロンドンのパーセル音楽院、ワイマールのフランツ・リスト音楽大学で学ぶ。2019年以降、ロンドンのウィグモア・ホール、デュッセルドルフのトーンハレ(ゾイ・ツォカヌー指揮デュッセルドルフ交響楽団と共演)、ワイマールハレ(マルクス・L・フランク指揮のイエナ・フィルハーモニー管弦楽団と共演)などで演奏。サンクトペテルブルクで開催された第16回「マリインスキー国際ピアノ・フェスティバル」に招待された。2021年、スイスで開催された権威ある「クララ・ハスキル国際ピアノ・コンクール」で優勝、および聴衆賞ほかもあわせて受賞した(日本人の優勝は、坂上博子、河村尚子、藤田真央に次ぎ4人目)。またデュッセルドルフで開催されたロベルト・シューマン国際コンクール」(2019年)、および「イェネー・タカーチ国際コンクール」(2018年)で優勝。2014年にワイマールで開催された「若いピアニストのためのフランツ・リスト国際コンクール」第2位。2022年3月、「クララ・ハスキル国際ピアノ・コンクール」優勝後、初の来日リサイタルで大絶賛を浴びる。以後大阪フィル、名古屋フィル、神奈川フィル、東フィル、読響、兵庫芸術文化センター管、大阪交響楽団、富士山静岡交響楽団、東京都交響楽団、アンサンブル金沢といった国内の主要なオケと共演を重ねる。
コメント/トラックバック投稿 »
2025年11月27日

モーツァルト:静けさは微笑み K.152(210a)
喜びの鼓動 K.579
すみれ K.476
ルイーゼが不実な恋人の手紙を焼く時 K.520
夕べの想い K.523
マーラー:さすらう若人の歌
第1曲 恋人の婚礼の時
第2曲 朝の野を行けば
第3曲 胸の中には燃える剣が
第4曲 恋人の二つの青い眼
ツェムリンスキー:6 つの歌 作品13
1. 三人姉妹
2. 目隠しされた乙女たち
3. 乙女の歌
4. 彼女の恋人が去った時
5. いつか彼が帰ってきたら
6. 城に歩み寄る女
細川俊夫:2 つの子守唄(日本民謡集より/編曲作品)
1. 江戸の子守唄
2. 五木の子守唄
メゾ・ソプラノ:藤村実穂子
ピアノ:ヴォルフラム・リーガー
このCDは、”現代最高のメゾ”と称される藤村実穂子の2023年におこなった日本ツアーから最高の名唱を聴かせた浜松公演のライヴ録音盤。今回初となる日本語作品を収録。細川俊夫による声とピアノのための編曲作品「2つの日本の子守唄」は、藤村実穂子の委嘱により作曲され、ツアー初日となる2023年4月16日、水戸で初演された。公演終了後の2024年10月25日、藤村は令和6年度文化功労者に選出された。
メゾ・ソプラノの藤村実穂子は、東京芸術大学音楽学部声楽科卒業、同大学院修了後、ミュンヘン音楽大学大学院に留学。在院中に「ワーグナー・コンクール」(バイロイト)で事実上の優勝、「マリア・カナルス・コンクール」優勝など数々の国際コンクールに入賞後、オーストリア第二のオペラハウス、グラーツ歌劇場の専属歌手として、幅広いメゾのレパートリーを歌う。2002年「バイロイト音楽祭」にデビュー(主役級としては日本人初)を果たす。この直前にもミュンヘン国立歌劇場の「ミュンヘンオペラフェスティバル」のオープニングとなる新演出 「ワルキューレ」の初日にもフリッカ役で出演したことで国際的な注目を集める。以来ミラノスカラ座、バイロイト音楽祭、ウィーン国立歌劇場などに出演。2002年「出光音楽賞」、2003年第54回「芸術選奨」文部科学大臣新人賞、2007年第37回「エクソンモービル」音楽賞洋楽部門奨励賞、2012年度「サントリー音楽賞」を受賞。2014年「紫綬褒章」、2024年「文化功労者」。
ピアノのヴォルフラム・リーガーは、両親からピアノを学び始め、後にレーゲンスブルクにてコンラート・ファイファーに師事。間もなく歌曲の研究に傾倒し、ミュンヘン音楽大学にてエリック・ウェルバ、ヘルムート・ドイチュの両教授に師事。シュワルツコップ、ホッター、フィッシャー=ディースカウのマスタークラスにも参加。1998年、ベルリン ハンス・アイスラー音楽大学の教授に就任。ヨーロッパと日本で定期的にマスタークラスを開催している。世界中の主要なコンサートホールや音楽祭に定期的に招かれている。レコーディングにも活発に取り組み、受賞作品も多い。バルセロナのフランツ・シューベルト協会の栄誉賞等、数々の賞や栄誉を授与されている。
コメント/トラックバック投稿 »
2025年11月24日

<CD1>
バッハ:無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV 1007
無伴奏チェロ組曲 第2番 ニ短調 BWV 1008
無伴奏チェロ組曲 第3番 ハ長調 BWV 1009
<CD2>
バッハ:無伴奏チェロ組曲 第4番 変ホ長調 BWV 1010
無伴奏チェロ組曲 第5番 ハ短調 BWV 1011
無伴奏チェロ組曲 第6番 ニ長調 BWV 1012
チェロ:アナスタシア・コベキナ
CD:ソニーミュージック SICC 30927~8(2枚組)
2025年来日記念盤。
このCDは、2024年に「レナード・バーンスタイン賞」と「オーパス・クラシック賞」の両方を受賞したアナスタシア・コベキナによる、ピリオド楽器とその伝統的な奏法を用いたバッハ: 無伴奏チェロ組曲(全曲)盤。
チェロのアナスタシア・コベキナ(1994年生まれ)は、ロシア、エカテリンブルク出身。父親は、作曲家のウラディミール・コベキン)。4歳でチェロを始める。モスクワ音楽院、パリ音楽院で学び、フランス・ヘルメルソン、イェンス=ペーター・マインツ、ジェローム・ペルノーに師事。2019年第16回「チャイコフスキー国際コンクール」第3位。その後、フランクフルト音楽院でクリスティン・フォン・デア・ゴルツにバロック・チェロを学ぶ。カリスマ性、エスプリ、そして人当たりの良いコミュニケーション能力だけでなく、恐れを知らぬ音楽性と完璧なテクニックでも知られる。バロック楽器と現代楽器の両方を完璧に操る天性のアーティストであり、定期的に楽器を切り替え、初期バロックから偉大なロマン派を経て現代音楽に至るまで、幅広いレパートリーにわたって本能的な才能を発揮している。2024年「レナード・バーンスタイン賞」受賞。同年「オーパス・クラシック賞」受賞。
コメント/トラックバック投稿 »
2025年11月20日

シューベルト:幻想曲 ヘ短調 D.940
アレグロ イ短調 D.947「人生の嵐」
フーガ ホ短調 D.952
ロンド イ長調 D.951
ピアノ:ベルトラン・シャマユ
レイフ・オヴェ・アンスネス
CD:ワーナーミュージック WPCS-13881
このCDは、ピアニストのベルトラン・シャマユとレイフ・オヴェ・アンスネスが共演し、シューベルトの「幻想曲 ヘ短調」をはじめ、シューベルトが亡くなった年である1828年に作曲された4手連弾作品を収録。
ピアノのベルトラン・シャマユ(1981年生まれ)は、フランス、トゥールーズ出身。ロマン派音楽を中心に、ラヴェルや現代音楽の演奏でも知られる。トゥールーズ音楽院のクロディーヌ・ウィロースに、さらにパリ音楽院のジャン=フランソワ・エッセールに師事し、15歳でパリ音楽院に入学。その後、ロンドンにてマリア・クルチオから個人的な指導を受けたほか、レオン・フライシャー、ドミトリー・バシキーロフからも薫陶を受け、マレイ・ペライアからは最大の影響を受けた。2001年「ロン=ティボー国際コンクール」第4位。その後世界各国の主要な管弦楽団との共演、音楽祭への出演、室内楽の演奏などを行う。ロマン派音楽を中心的なレパートリーとするほか、アンリ・デュティユー、ピエール・ブーレーズ、エサ=ペッカ・サロネンといった現代の作曲家の新作の演奏においても存在感を発揮。2015年には芸術文化勲章「シュヴァリエ」を授与されたほか、クラシック音楽「ヴィクトワール賞」を唯一3度受賞している。
ピアノのレイフ・オヴェ・アンスネス(1970年生まれ)は、ノルウェー出身。ベルゲン・グリーグ音楽院で学び、1987年にオスロにてデビュー。その後はアムステルダムやボローニャ、ロンドン、ミュンヘンなどでリサイタルを行う。1987年「フランクフルト・ヒンデミット・コンクール」優勝。これまでに、ノルウェー批評家賞、ロサンジェルス・ドロシー・チャンドラー賞、ドイツ・レコード批評家賞(1997年)、ロイヤル・フィルハーモニー協会賞(2000年)、グラモフォン・アワード最優秀器楽曲賞(2002年)などを受賞。室内楽奏者としても名高く、リソル室内楽フェスティバルの芸術監督に就任している。現在、北欧を代表する実力派ピアニストの一人として高い評価を得ている。
コメント/トラックバック投稿 »
2025年11月17日

武満 徹:ノヴェンバー・ステップス
アステリズム~ピアノと管弦楽のための
弦楽のためのレクイエム
グリーン
地平線のドーリア
琵琶:鶴田錦史
尺八:横山勝也
ピアノ:高橋悠治
指揮:小澤征爾
管弦楽:トロント交響楽団
録音:1967年12月8日、1969年1月16日、1969年1月17日、トロント、マッシー・ホール
CD:ソニーミュージック SICC-10481(2025年最新DSDマスタリング盤)
世界初演のわずか1ヵ月後に録音された「ノヴェンバー・ステップス」をはじめ、武満を語るときに欠かせない小澤の名演奏を収める。ベルリンのb-sharpスタジオのマーティン・キストナーによる2025年最新DSDマスタリング。
コメント/トラックバック投稿 »
2025年11月13日

藤倉 大:ルミナス~ティンパニのための
ジョゼフ・ペレイラ(ティンパニ)
ジャック~ハープシコードのための
染田真実子(ハープシコード)
ウェイファインダー…ヴィオラ協奏曲~管弦楽版
レイレフア・ランツィロッティ(ヴィオラ)
松井慶太(指揮)名古屋フィルハーモニー交響楽団
トロンボーン協奏曲(ヴァスト・オーシャンII)
中川英二郎(トロンボーン)秋山和慶(指揮)広島交響楽団
シークレット・リーヴス~ファゴットのための
中ガワヒデ鷹(ファゴット)
もみじ~尺八と箏のための
藤原道山(尺八)LEO(筝)
ビーイング・アズ・ワン~ソプラノ、バスクラリネット、チェロのための
アンバー・エヴァンス(ソプラノ)
タイラー・ニーダーマイヤー(バスクラリネット)
ジョーダン・バートウ(チェロ)
ドランクン・マスター~ベックメッサー・ハープのための
松村衣里(ベックメッサー・ハープ)
世界に向けた私の手紙~ソプラノとアンサンブルのための
小林沙羅(ソプラノ)佐藤紀夫(指揮)アンサンブル・ノマド
リビングルームのメタモルフォーシス~7人の演奏者による音楽劇
(チェルフィッチュと藤倉大によるコラボレーション)
アンサンブル・ノマド 川崎麻里子、矢澤誠(ヴォイス)
岡田利規(テキスト)
作曲: 藤倉 大
演奏者: ジョセフ・ペレイラ(ティンパニ)
チェンバロ: 染田真実子
ヴィオラ: レイレフア・ランツィロッティ
指揮: 松井慶太 、 秋山和慶
管弦楽: 名古屋フィルハーモニー交響楽団 、 広島交響楽団
トロンボーン: 中川英二郎
CD:ソニー・ミュージック SICX-10025~6(2枚組)
このCDは、『マナヤチャナ』(2014)、『世界にあてた私の手紙』(2016)、『チャンス・モンスーン』(2017)、『ダイヤモンド・ダスト』(2018)、『ざわざわ』(2019/2019年度レコード・アカデミー賞現代曲部門賞受賞作品)、『タートル・トーテム』(2020)、『グローリアス・クラウズ』(2021)、『アクエリアス』(2022)、『ウェイファインダー』(2023)、『ウェイヴァリング・ワールド』(2024)と、毎年1作の快調ペースでリリースを続けてきたロンドン在住の作曲家・藤倉 大の2025年作品集「ルミナス」。
作曲の藤倉 大(1977年生まれ)は、大阪府出身。小学2年生だった7、8歳の頃から作曲を開始。中学1年生の夏休みに、単身でイギリスへ語学留学。13歳で「僕は作曲家になる」と宣言。15歳になった中学3年生の夏休みに、ロンドン北西部ハーロウ区とオックスフォードの語学サマースクールに行き、イギリスの高校を受験し、2つの高校に奨学金付きで合格。後に進学する、イギリスの寄宿学校であるドーバー・カレッジでは、自作の曲とベートーヴェンのソナタを弾いての合格であった。1993年摂津市立第三中学校を卒業し、15歳で単身イギリスに渡る。イギリスでも成績が良かったため、ドーバー・カレッジでは校長に直談判して、1年飛び級させてもらった。ドーバー・カレッジ卒業後、トリニティ・カレッジ・オブ・ミュージックでダリル・ランズウィックに師事。大学3年生くらいの頃には、藤倉の名前をBBCなどのオーケストラがよく目にするようになった影響で、演奏された藤倉の曲がラジオで放送されるようになった。イギリスのハダースフィールド国際現代音楽祭でオランダのオルケスト・デル・ヴォルハーディングによって作品が初演され、後にロンドン・シンフォニエッタによりロンドン初演される。2000年9月、ロイヤル・カレッジ・オブ・ミュージック大学院の修士課程にピー・アール・エス奨学生として入学し、エドウィン・ロックスバラに師事。活動の場は、イギリスからヨーロッパ大陸や世界へと広がる。2005年28歳のときルツェルン音楽祭でピエール・ブーレーズ指揮により「ストリーム・ステート」が演奏された。2009年3月以降は、イギリスのロンドンに在住し活動している。1998年「カジミェシュ・セロツキ国際作曲コンクール」史上最年少第1位および最年少出場者特別賞(ポーランド)、「ハダースフィールド国際作曲コンクール」優勝(イギリス)、2017年「ヴェネツィア・ビエンナーレ 音楽部門銀獅子賞」(イタリア)、2019年「芸術選奨文部科学大臣新人賞」音楽部門、「レコード・アカデミー賞 現代曲部門、2020年第43回「日本アカデミー賞音楽賞」優秀賞、「ミュージック・ペンクラブ音楽賞」、2023年「尾高賞」など受賞多数。
コメント/トラックバック投稿 »
2025年11月10日

ブルックナー:交響曲 第4番「ロマンティック」(1878/80 第2稿 ノーヴァク版)
指揮:尾高忠明
管弦楽:大阪フィルハーモニー交響楽団
録音:2025年2月18日、サントリーホール(ライヴ録音)
このCDは、025年2月18日にサントリーホールで開催された第57回東京公演の記念碑的ライヴ録音盤。2018年「第8番」による音楽監督就任公演以来、ブルックナー演奏を象徴する大阪フィルとともに歩んできた尾高忠明。作曲者生誕200年となる2024年には、初期作品を含む4曲を演奏。そして翌年2月の「第4番」をもって、交響曲全10作品の演奏を成し遂げた。
指揮の尾高忠明(1947年生まれ)は、神奈川県鎌倉市出身。桐朋学園大学で斎藤秀雄に指揮を師事。NHK交響楽団指揮研究員を経て、ウィーン国立音楽大学に留学し、ハンス・スワロフスキーに師事。指揮だけではなく柔和なトークでお茶の間に親しまれ、クラシック音楽啓蒙にも尽力した。1987年にBBCウェールズ交響楽団首席指揮者(現桂冠指揮者)に就任。1974年から長年にわたり東京フィルハーモニー交響楽団常任指揮者を務め、現在は桂冠指揮者。1992年からは、読売日本交響楽団常任指揮者を6年間務め、現在は名誉客演指揮者。ウェールズ大学より名誉博士号を、1997年英国エリザベス女王より大英勲章CBEを授与された。さらに1999年には英国エルガー協会より日本人初のエルガー・メダルを授与された。2018年大阪フィルハーモニー交響楽団第3代音楽監督に就任。東京芸術大学音楽学部指揮科名誉教授。
コメント/トラックバック投稿 »
2025年11月06日

黄金の日日(1978/池辺晋一郎)
どうする家康(2023/稲本 響)
春の坂道(1971/三善 晃)
国盗り物語(1973/林 光)
花神(1977/林 光)
山河燃ゆ(1984/林光)
おんな太閤記(1981/坂田晃一)
いのち(1986/坂田晃一)
光る君へ(2024/冬野ユミ)
青天を衝け(2021/佐藤直紀)
軍師官兵衛(2014/菅野祐悟)
麒麟がくる(2020/ジョン・グラム)
翔ぶが如く(1990/一柳 慧)
篤姫(2008/吉俣 良)
元禄太平記(1975/湯浅譲二)
草燃える(1979/湯浅譲二)
徳川慶喜(1998/湯浅譲二)
べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~(2025/ジョン・グラム)
指揮:キンボー・イシイ 、 広上淳一
管弦楽:NHK交響楽団
CD:ソニーミュージック SICL-30071(Blu-spec CD2)
このCDは、放送開始以来、ほぼ全てのテーマ音楽を演奏してきた本家本元、NHK交響楽団が2024年と2025年に行った「大河ドラマ コンサート」のライヴ盤。1963年に放送が始まったNHK大河ドラマ。歴代のテーマ音楽の作曲家たちは、登場人物たちの激動の生涯や、彼らが生きた時代のエネルギーを、わずか2分半という限られた時間に封じ込めた。
指揮のキンボー・イシイは、幼少期を日本で過ごし、ヴァイオリンを風岡裕氏に学ぶ。12歳で渡欧し、ウィーン市立音楽院でヴァイオリンをワルター・バリリ、ピアノをゲトルッド・クーバセック各氏に師事。1986年には渡米し、ジュリアード音楽院でドロシー・ディレイ、ヒョー・カン各氏に師事するが、左手の故障(局所性ジストニア)によりヴァイオリンを断念し、指揮に転向。小松長生、マイケル・チャーリー、小澤征爾の各氏に指揮法を学び、またマネス音楽院では楽曲分析と作曲法を学び、「ジョージ&エリザベス・グレゴリー賞」を受賞。1993年と1995年のタングルウッド音楽祭に奨学生として参加。音楽院在学中、ボストン交響楽団とニューヨーク・フィルの同時契約副指揮者として起用され、小澤征爾氏をはじめ、サイモン・ラトル、ベルナルド・ハイティンク、アンドレ・プレヴィン等各氏のアシスタントを務めた。ベルリン・コミッシェ・オーパー首席カペルマイスターを経て、マクデブルク劇場音楽総監督、ドイツ・シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州立劇場音楽総監督などを歴任し、主にドイツを中心に活躍してきた。1995年にはデンマークで開催された「ニコライ・マルコ国際指揮者コンクール」で入賞。2010年には「第9回斎藤秀雄メモリアル基金賞」指揮者部門を受賞。
指揮の広上淳一は、東京都出身。1977年湘南学園高校音楽コース卒業。1979年東京音楽大学入学。1982年、第17回民音指揮コンクール(現・東京国際指揮者コンクール)入選、日本指揮者協会奨励賞を受賞。1983年、東京音楽大学卒業と同時に名古屋フィルハーモニー交響楽団アシスタント・コンダクター就任。1984年、第1回「キリル・コンドラシン国際青年指揮者コンクール」で審査員全員一致により優勝。1986年以降、ヨーロッパのオーケストラへの客演が始まる。1988年、日本フィルハーモニー交響楽団東京定期演奏会で、日本フィルへの正式デビューを飾る。1991年7月7日、朝比奈隆の代役で、ウィーン・コンツェルトハウス大ホールで行われたウィーン交響楽団特別公演を指揮しウィーン・デビューを果たす。1991年―2000年日本フィルハーモニー交響楽団正指揮者。1994年度「渡邉暁雄音楽基金音楽賞」受賞。1997年―2001年ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団首席客演指揮者。1998年―2001年マーストリヒト・リンブルフ交響楽団首席指揮者。2006年コロンバス交響楽団第7代音楽監督に就任。2008年京都市交響楽団の常任指揮者に就任し、2020年より常任指揮者兼芸術顧問。2011年群馬交響楽団の友情客演指揮者に就任。2015年京都市交響楽団とともに「第46回(2014年度)サントリー音楽賞」受賞。2016年第36回「有馬賞」を受賞。2017年4月、札幌交響楽団の友情客演指揮者に就任し、2022年から友情指揮者。2020年京都コンサートホール館長に就任(2024年4月からミュージックアドバイザー)。2021年日本フィルハーモニー交響楽団のフレンド・オブ・JPO(芸術顧問)に就任。2022年オーケストラ・アンサンブル金沢のアーティスティック・リーダーに就任。2025年マレーシア・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督に就任。2025年第75回「芸術選奨文部科学大臣賞」受賞。東京音楽大学教授。京都市立芸術大学客員教授。
コメント/トラックバック投稿 »